■Denmark's Green Kitten■
ブログの書き方忘れるぐらい久しぶりです。 仕事くそ忙しいし、体調悪いし、やっとこ更新です。
〜 緑色のホッキョクグマ 〜
全身に緑入りの毛の生えたホッキョクグマが話題になったので、それに関係するUMAの話でも。
話題になっていたのは、名古屋の東山動植物園にいるホッキョクグマですが、同様のケースは海外のニュースなどでも目にします。ただ、今回の日本のホッキョクグマは緑色に染まった範囲や色の鮮やかさなど、今まで報告された中でもトップクラスの綺麗さです。
さて、そのすべてケースが当てはまるかは分かりませんが、岡山理科大の福田勝洋教授などの研究結果によると、体毛表面に空いた多数の穴から藻が入り込んで増殖したもの、ということが判明しました。
特に際だった害はないということですので、心配はないようです。ただし、自然界だと獲物にそっと近づいても雪や氷の上では目立って仕方なく、あまりいいことではないでしょう。
〜 珍しい体色のUMA 〜
UMAの世界には、体色 (模様など含む) だけが他のものと異なる、といったものも多数報告されています。
黄色と黒の縞の代わりに、青と黒の縞を持つ、ブルータイガー。虹色の体色を持つというレインボー・タイガー。ヒョウのような斑を持つライオン、ブチライオンなどなど、他にもたくさんいます。
もちろん、UMAですから捕獲されておらず、その体色が個体の突然変異なのか、別種なのか、他の動物の見間違いなのか、はたまた捏造なのか、といったことは分かりません。
ほとんどが何の証拠もない目撃証言のみで、よくても動画でとられることはまずなく、写真のみです。ふつうの動物写真をフォトショップなどをつかって体色を変化させるのは造作もないことですから、写真があってもあまり信憑性はありません。
そんな中で、完全に捕獲されて、調べられたまれなケースの一つに「デンマークの緑色の子猫」があります。
〜 緑色の子猫 〜
(デジカメのせいで、灰色っぽく写ってしまいましたが、
これがミス・グリーニー)
1995年、デンマークで奇妙な動物が捕らえられました。
生後2ヶ月ぐらいと考えられる緑色の子猫です。
部分的に濃淡はあるものの、全身緑色の毛で覆われており、風変わりな体色と子猫という取り合わせは、まさにおとぎ話の中から現実世界に抜け出してきたような印象を与えます。
この子は全身の毛が緑色なだけでなく、四肢すべての爪も緑色でした。目をのぞくすべてが緑色なのです。
こんな色の猫がいるわけがありませんから、きっと汚れているのだろうと毛を何度も何度も洗ってみましたが、その緑色が薄くなることは決してありませんでした。
つまり、少なくとも緑色のペンキを頭からかぶって色が付いた、とかそういうものではないということが分かりました。この子の毛自体が緑色なのです。
野良猫だったということもあり、デンマークの自然史博物館で展示されることになりました。
この子は女の子だったため、ミス・グリーニー (Miss Greeny) と呼ばれ、デンマークの人気者になりました。
〜 ふつうの猫に? 〜
(管理人のふつうの体色の猫)
さて、ミス・グリーニーの体毛はどういうことでしょう?猫の体毛はふつう白と黒と茶色の組み合わせで、黒が薄くでると青みがかった灰色になるなど、若干のバリエーションはありますが、緑色になることはありません。
最初に挙げた緑色のホッキョクグマのケースはどうでしょう?ないとは言い切れませんが、ミス・グリーニーの場合、体全体+爪、あますところなく緑色に染まるのはちょっと難しいような気がします。
諸説がありますが、ミス・グリーニーは銅濃度の高い水を飲んだことによる体毛の色素変化ではないかといわれています。多量の銅を摂取するのは体に良くありませんが、ミス・グリーニーはどういうわけか健康を損なうことなく、毛の色だけ変化した可能性があるというのです。
実際のところはどうか分かりません。全く別の見解を主張しているものもあります。
いずれにしてもはっきりしていることがあります。ミス・グリーニーは、もうグリーンではなくなったということです。
新鮮な水を飲み、すくすく育ったミス・グリーニー、毛は生え替わり、ミス・グレイになってしまったいいます。
<参考文献>
・UneXplained (Dr Karl P.N. Shuker)
<この記事のURL>
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コメントとかくださった方々、ありがとうございました & コメント返信できず、すみませんでした。
一応、また一段落ついたので、そろそろ復帰しようかと思っています。が、全然最近のUMA情報など見ていなかったので、ちょこっと調べてから。それでは今後ともよろしくお願いします。
■ロンドンで妖精が撮影される■
■Fairy Photographed in South London Garden■ 
〜 オーブ 〜
ときどき写真に写りこむ、白くまあるい不思議なもの、オーブ。皆さんもご存じですね。
墓地はもちろんのこと、人通りの少ない場所や一人だけで写っている写真にオーブが写っていると何となく怖い気がします。
逆に、たくさんの人が写っている写真にオーブが写っていると、怖さは消えて神秘的な写真に見えたります。
世間で、魂 (霊魂) であるとか人や動物から放射されるエネルギーだとか、他にもいろいろな解釈がなされています。
さて、すべてのオーブ写真とはいいませんが、その多くは空気中の塵や埃、小さな昆虫などにフラッシュの光反射したものと考えられます。
あくまで、フラッシュ撮影したときに限り写り込むオーブのみを指します。
そういうわけで、動画で撮影したものに、球体がゆらゆら動いているものが写り込んでいる場合、これらのオーブとは異なる存在となり、塵や埃、昆虫では説明できませんのであしからず。
特に、埃っぽい屋外で撮影した写真には無数にオーブが写り込むことがあります。
また、水中で撮影したものにも、プランクトンなどに反射して、おそろしくたくさんの「オーブ」が写り込む場合があります。
が、基本的にそんなにたくさんのオーブが一緒に写り込むことは希で、同じシチュエーションでほとんど連続して撮影したのにオーブが写っているものと写っていないものがあったりします。
やはりそれは塵や埃ではなく、スピリッチュアルな存在だから?
塵や埃はいびつですから、フラッシュが当たっても必ずしもレンズの方に反射した光が戻ってくるわけではなく、むしろ戻ってくる方が希、イレギュラーケースです。
そのため同じシチュエーションで連続して撮影したにも関わらず、1枚の写真だけしかオーブが写り込んでいなかったりするわけです。
とはいえ、写真から「なにに」反射したものかを識別・断定するのはほぼ不可能で、霊的・神秘的な存在と主張してもいっこうに差し支えはないでしょう。塵・埃説は夢がないのでここら辺でやめておきます。
さて、オーブの話をちょっと挟もうと思ったら長くなってしまいました。今回はオーブの話をしたいわけではありません。
オーブ場合、神秘的に感じる場合と、怖く感じる場合がありますが、写真に「妖精」がうつりこんでいたら、これは多くの人の場合、神秘的に感じること間違いなしです。
〜 妖精写真 〜 
オーブの正体が塵であれ、霊的なものであれ、そこそこの確率で写真に写り込むのに比べ、妖精が写真に写り込む、という話はなかなか聞きません。
そんな中、妖精写真の撮影に成功したとてもラッキーな人物は、イギリス在住のフィリス・ベーコン夫人 (Phyllis Bacon)、55歳です。
そのとき、彼女は夕食を終え、キッチンで親戚の人たちとおしゃべりを楽しんでいたといいます。
おしゃべりしながら久々に訪れた親戚の人たちの写真を撮ったりしていたことでしょう。
そして開け放しの勝手口から何気なく裏庭に向けて写真をカシャリ。
そのときは知るよしもなかった何気ないワンショット。
撮影された写真の右上には、人間のように手足を持った翼を持つ生物、つまり妖精らしきものが写り込んでいました。
撮影したときには全く気付かなかったといいます。
まるで自らが光を発しているようなシルバーに輝くフェアリー (妖精)、暗闇とのコントラストがより神秘さを際だたせます。
(こちらマカチン・クリチャー)
南米で撮影されれば「宇宙人」扱いされることが必至のこの写真、ファンタジーの本場、ヨーロッパだったため、めでたく「妖精」として扱われることになりました。
ベーコンさんはプレスを前に、開口一番、「妖精に違いないわ」と言い放ったといいます。
〜 正体は? 〜
まず、最初に断っておきますが、これの正体は分かりません。
一般的に思い浮かべる妖精と比較すると手足がぶっとく、翼のついたロボットみたいな体型をしていますが、ふわふわのシルクの洋服をまとった妖精、と考えればどうでしょう。なかなかそんな感じに見えてきませんか?
個人的にはこの「妖精」の正体は「妖精」であって、「妖精」以外のなにものでもない、ということで終わりでも良いと思っています。
しかし、それでは納得できない、なんでもいいから正体説を、という方のために敢えて詮索するとすれば、フラッシュの当たった昆虫の可能性が高いように思われます。
「妖精の翼」が一番はっきりと写っており、蛾 (もしくは蝶) のような印象を受けてしまいますが、あの「妖精の手足」の長さから判断して蛾の可能性は低いような気がします。(「妖精の手足」が昆虫の体に起因していないとすれば「蛾」の可能性があります)
昆虫だと仮定すると、前足 (第一脚) は羽に隠れて見えないとして、真ん中の足 (第二脚) が思いっきり横に飛び出して「妖精の手」となり、後ろ足 (第三脚) がだらんと垂れ下がって「妖精の足」になっているということになります。
一見バッタのような印象も受けますが、飛んでいるときのこの足の形から判断すると、バッタの仲間にしては第二脚が長すぎるので、カブトムシなどの甲虫のような気がします。
昆虫にしては足が太すぎますが、夜景なのでおそらくスローシャッター、細い足がブレてぶっとくなって写っている可能性があります。
体色は全く当てにならないと思います。白く輝いているように見えるのは、動いている被写体に露出が合っていないため白飛びしているだけかもしれません。
羽の形は甲虫っぽくないですが、これもブレているために、実際のものより変形して写っていると解釈することが出来ます。
専門家は、フラッシュライトの反射とカメラの不具合などを挙げており、これに昆虫が組み合わさった複合的な「奇跡の」産物といえるかもしれません。
いずれにしても、管理人にはこの「妖精」の正体は分かりません。
ベーコン夫人によると、この写真を撮影したのは実は2年前 (2007年) とのこと、これを「妖精写真」と公表することによって、世間から「バカの烙印」を押されるのが怖く、発表に躊躇していたといいます。 
(コナン・ドイルも騙されたコティングリー妖精事件)
「誰も納得のいく説明をしてくれないのよ。この写真を見ると1917年にウェスト・ヨークシャーで (エルシーとフランシスによって) 撮影されたコティングリーの妖精事件のことを思い出すわ。
正直言うと、これがなんなのかは分からない。みんなの意見を聞きたいと思ってるの。ただ納得のいく説明を聞くまで「妖精」と思い続けるわ」
この「妖精」の正体を意地悪く詮索するのではなく、妖精と信じて生活しているフィリス・ベーコンさんはとても楽しく幸せそうです。
<参照サイト>
● Mail Online
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■Backyard bigfoot caught on camera■
〜 裏庭ビッグフット 〜
ビッグフット系の話題としては、少なくとも現時点ではクオリティの高い話題です。ジェイコブズのビッグフット と似ていておもしろいです。
アメリカ、ケンタッキー州に住む、ケニー・マホーニー (Kenny Mahoney) さんは家の裏庭の木に監視カメラを設置し、訪れる野生動物の写真を集めています。
(ケニー・マホーニーおじさん)
カメラはフレーム内で動作をキャッチすると自動的にシャッターが切られます。
小鳥たちやアライグマ、野ウサギなどの小動物、多くの動物たちがその監視カメラによって撮影されていますが、とんでもないものが写り込んでいました。
真っ黒い毛で覆われた、非常に大きな動物です。
〜 大きさは? 〜
それはまるでゴリラが座っているような印象を受けます。
写真はあくまで写真、動画ではありませんから、それが本当にゴリラのような姿をした生物なのかどうかは分かりません。
光の加減や撮影された瞬間の角度から、全くゴリラに似ていない他の動物がこのようにゴリラ風に見えているだけの可能性もあります。
大きさなども定かではありませんが、他の撮影された動物や周りの草木の大きさから判断して、ふだん写り込んでいるアライグマやウサギなどの動物を見間違えたものではないようです。
(同じカメラで撮影された小動物。アライグマ?)
また、小動物が複数集まって大きく見えているのでもなさそうです。逆光のシルエットのみの写真ではなく、ある程度細部も確認できますが、複数の動物が重なっているようには見えないからです。
ということで、ある程度大きな動物ということは間違いなさそうです。
マホーニーさんも自分よりも一回り大きい生物だと推測しています。
〜 アメリカにゴリラ 〜
(上野動物園にて。考え込んでいるおじさんみたいです)
アメリカで目撃される霊長類系UMAですから、この写真が自然とビッグフットと関連づけられ、大騒ぎになることは容易に想像がつきます。
ビッグフットの前に、まずゴリラの可能性を考えてみましょう。
ゴリラはアフリカ大陸のみ、アメリカにはゴリラはおろか、オランウータン、チンパンジーなど大型霊長類は一切生息していませんから、既知のゴリラだとすると人為的にアメリカ大陸に運ばれてきたものとなります。
実際、アメリカの動物園にはふつうにゴリラがいますから、動物園から脱走したもの、もしくは密輸業者から脱走したもの、密輸してこっそり飼われていたゴリラが脱走したもの、などが考えられます。
さすがに動物園から抜け出したものなら大騒ぎになっているはずですから、密輸系しか可能性はないでしょう。
可能性はかなり低いですが、本当にゴリラだとすればこれぐらいしか考えられません。
ゴリラがそこら辺をうろついているというのは現実的でない、というのであれば既知の野生動物の誤認ということになります。
そうなるとあれしかいません。
〜 クロクマの誤認? 〜
アメリカに生息する既知の野生動物で、人間大の大柄なものといえば、ビッグフットの誤認として常に最有力候補となるクマしかいません。
マホーニーさん宅にはずいぶんと野生動物が訪れるようですから、近くの山から下りてきたクロクマの可能性があります。実際、奥さんはそう考え、クロクマの専門家に写真を提供していますが、分からなかったようです。
しかし、どうでしょう、解像度が悪いのでクマだったら確認できるはずの耳が見えないのは良いとして、写真を見た限り、前肢が非常に長くクマのそれとは異なる印象です。
これがケンタッキーのとある民家の裏庭、という条件がなければ、ぼぼ10人が10人、ジャングルで撮影したゴリラの写真だと答えることでしょう。
ただし、解像度が悪いので、これが実は正面からの写真ではなく、クマの後ろ姿であったり、横からの姿であったり、また、頭部と思われるてっぺんも全く別な部位の可能性もあります。
残念ながら、この写真1枚だけでは動物の正面写真と断定することは困難ですし、最悪の場合、生物ですらない可能性もあります。
また、正直そうなマホーニー夫妻ですが、それは全部演技で自作自演のフェイクという可能性も十分考えられます。
着ぐるみを着てカメラの前に座り、あぐらをかいて動けば「謎の生物の写真」を簡単にねつ造することが出来るからです。
しかし、そうではないような気がしますし、そうではないものと信じたいところです。
ビッグフットの写真や動画はあまりに直立二足歩行がうますぎて、どうにも信じがたいものが多いですが、このようなゴリラ然とした生物であれば (存在する可能性は別として)、野生動物として不自然ではなくビッグフットの正体として容易に受け入れられます。
ところで、当のマホーニーさん、周りの喧噪をよそに、この写真の中の生物を「ビッグフットだとは思わない」ときわめて冷静なコメントをしています。
「ただ、なんなのかは分からないけど」と。
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■Pseudodiplorchis americanus■

(スキアシガエル)
〜 トキソプラズマ 〜
以前に紹介したトキソプラズマはとてもセンスの良い寄生虫に思えます。
本来はネコとネズミを行ったり来たりするだけで事足りるのに、現在では地球上の人類の半分ぐらいに寄生している可能性が示唆されているからです。
確かに、人間に寄生したところで、トキソプラズマにはなんのメリットもありませんが、それでも今後の展望を見据えて、地球上のどこにでもいる人間に目を付けるというのは「センス」を感じます。
人間はあらゆる乗り物を利用して世界中のどこにでも行けますし、そんじょそこらの野生動物とは行動範囲が違います。
人間からさらに自分たちの子孫をばらまく方法を思いつけば、地球はトキソプラズマの天国になることでしょう。
〜 寄生するのに不都合な相手 〜
(長期間の絶食に耐えるホライモリ (オルム))
今回の主役はもちろんトキソプラズマではありません。
センスの悪そうな人 (寄生虫) にスポットライトを当ててみたいと思います。
寄生虫にとって都合の悪い宿主 (寄生虫の寄生する相手) は、やはり行動範囲が狭く、活動的ではない動物を指すものと思われます。
そういった宿主は、いつまで経っても自分たち (寄生虫) を遠くまで運んでくれませんし、活動的ではないので、他の個体に寄生するチャンスも著しく低くなってしまいます。
自分が寄生虫の立場になって考えると、何が一番寄生したくない動物になるでしょう?
ナマケモノ?
冷静に考えると、あり得ないほどひどい名前を付けられているナマケモノですが、実際、一日の睡眠時間が20時間を超えるといわれており、あまりに動かないため体に苔が生えてしまって保護色になるほど怠惰に見える生き物です。
が、そうはいっても毎日数時間であれ、のんびりと木の葉を食べているわけで、哺乳類としてはビックリレベルのだらけようですが、それほど怠惰というわけでもありません。
やはりもっとだらしないのは哺乳類のように代謝が激しくない、変温動物に限ります。
数日はおろか、数ヶ月、下手すると年単位で絶食に耐えうるのは変温動物の得意技です。
イモリやカエルなどには恐ろしく長い期間、絶食に耐えることが出来るものが知られています。今回はカエルを見ていきます。
〜 コーチスキアシガエル 〜
カエルというと田んぼなどにいるカエルを連想しますが、通常の生活ではほとんど水と無縁のカエルも珍しくありません。
以前に紹介したオーストラリアのカメガエル (タートル・フロッグ)、インドのインドハナガエルなどをはじめ、土中生活に適応したカエルもたくさんいます。
(パープルフロッグことインドハナガエル)
そういったカエルのひとつとして、アメリカ、アリゾナ州の砂漠地帯に棲むスキアシガエルの一種、コーチスキアシガエル (Couch's Spadefoot Toad, Scaphiopus couchii) がいます。
かれらの引き籠もりぶりは驚くほどで、1年のうち10〜11ヶ月は地面深くですやすやと眠っています。
雨期の1ヶ月かそこらだけ、深い土中からもぞもぞとはい出てきて、パートナー探し・食事をします。
いくらなんでも、こんなカエルに寄生する寄生虫がいるわけありません。こんなカエルに寄生して生計を立てていくとしたら絶滅まっしぐらです。
と、いいたいところですが、いるのです。
プセウドディプロルキス・アメリカヌスです。
〜 乗り換えのチャンス 〜
こんなセンスの悪い寄生虫がいるのでしょうか。
プセウドディプロルキスの仲間は魚に寄生してもやっていける寄生虫ですが、なぜカエル、しかもよりによってこんなカエルを選んだのでしょう。
自分が吸虫だとして、友達の吸虫からこんな相談をされたらどうしましょう?
「おれ、魚の血やめて、これからはコーチスキアシガエルの血でやっていこうと思う」
などと真顔で宣言されたら、絶対「やめとけ」といわずにはいられなくなります。気でもふれたのかと思ってしまいます。
寄生するのは勝手ですが、こんな怠惰なカエルに寄生して、子孫を残していけるものなのでしょうか?
子孫を残すには、最低でもこのカエルの寿命が尽きる前に、このカエル以外の個体に子供が移動しなければいけません。
しかし、前述の通り、このカエルは非常にのんびりとしており、自然下では1年のうち1ヶ月ぐらいしか外界と接することはありません。
といか、乗り移るチャンスだけをいうと1ヶ月どころか2〜3日しかありません。
このカエルが他の仲間たちと接するのは、限られた雨期の繁殖シーズン、この数日間の夜の間だけです。
長い眠りから覚めたコーチスキアシガエルが仲間の集まる束の間のプールに到着すると、1年分の老廃物を膀胱内からプールへと解き放ちます。
カエルの膀胱内でこのときを待ちわびていた吸虫、プセウドディプロルキスの母親は、ここぞとばかりカエルの老廃物 (尿) に自分たちの卵を紛れ込ませます。
卵は水にさらされるとあっという間に孵ります。プセウドディプロルキスの赤ちゃんたちはカエルを探すだけ。
一時の簡易プールとはいえ、砂漠に住む他のカエルや動物たちも水浴びを楽しみに来ていることでしょう。
いい加減な動物にたどり着いたところで生きていくことは出来ません。必ずコーチスキアシガエルに上陸しなければいけません。さもなければ死亡確定です。
理由は分かりませんが、さすがコーチスキアシガエル専門に特化したプセウドディプロルキス、コーチスキアシガエルの体から分泌される何らかの化学物質を手がかりにしてでしょうか、間違いなく目的のカエルに上陸します。
〜 センスが良い? 〜
多くの住血吸虫は運任せの壮大な旅に子供たちをゆだねますから、一生の間、卵を無数に生み続ける必要がありますが、プセウドディプロルキスはそれほどの卵を産み落としません。
一時的なプールには、他の動物たちも集まってくる可能性はありますが、なにせこのプールの中のコーチスキアシガエルの人口密度は非常に高く、他の動物との判別さえ出来れば、探すのに大して苦労はしないからです。
寄生虫は多くの場合、宿主と運命を共にしますが、コーチスキアシガエルは無闇にうろつくことは皆無ですから敵に襲われることも少ないですし、プセウドディプロルキスにとって非常に安全な住まいともなります。
そう、かれらはセンスが悪いどころか、もっとも楽々と次の世代を残すことが出来る、非常にセンスの良い吸虫なのです。
吸虫に取り付かれてしまったコーチスキアシガエルですが、この時期に、次の雨期がくるまでおなかが空かないよう、大好物のシロアリなどを1年分食いだめします。
そして名前の由来 (スペードフット・トード 「鋤 (すき) の足のヒキガエル」) となっている、鋤のような穴を掘るのに便利な後ろ足で約1メートルの深さまで穴を掘ると、またも長い長いお休みに入ります。
コーチスキアシガエルにしても全然だらしないどころか、体温を一定に保ち続けるため、毎日毎日あくせく食べてばかりいる人間たちの存在を知ったら、きっと気の毒に思うことでしょう。
人間から見ると、センスの悪い吸虫、怠惰なカエルにしか見えないこの2つの生き物、それはあくまで人間視点からの印象であり、彼らは何不自由なくずいぶんうまくやっているようです。
<参考サイト・文献>
● パラサイト・レックス (カール・ジンマー著)
● CAT.INIST
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ブログお休み中にあった気になる記事第4弾
また仕事が忙しくなってしまって記事を書くのが困難になってきてしまいましたが、取り敢えず、簡単に更新だけは続けていこうと思っています。
〜 アラスカに漂着、謎の死骸 〜
アメリカ最北端の州、アラスカで謎の死骸が見つかりました。
発見されてからずいぶん時間が経っているので、すでになんの動物か特定されているのでしょうか?調べる時間がないので分かりませんが。
(以前にモントークに打ち上げられた、モントークの怪物)
大きさがちょっと分かりませんが、めちゃくちゃ小さいということはなさそうです。右側が頭部と見ていいのでしょうか。そう見ると、首がちょっびり長めのようです。首の付け根の辺りにヒレのようなものが確認できます。後肢らしきものは見あたらず、肛門もしくは性器のような突起物があるように見えます。
肌が焼けてしまってピンク色に染まっていますが、元の肌の色はこんな色ではないと思います。 毛が抜け落ちてしまったのか、もともとなかったのかも判断できません。まったく確認できないことから、もともとなかった可能性が高いかもしれません。
お肌がつるつる、首の付け根のあたりに前肢?砂に埋まっているので尾が長いように見えてしまいますが、どうなのでしょう。アザラシ (ヒョウアザラシとか)?クジラ (イルカ)?宇宙人?
知っている人がいたら教えてください。
以下、加筆 (2009/09/09)
さて、ふつうに見ると、写真右側が頭部、左側が尾となりますが、これがまったくの逆、つまり右側が尾で、左側が頭部であったとしたら?
この逆に見た場合、見慣れた動物と比較するとずいぶん不自然な体型になってしまいますが、本文のコメント欄のみなさん & YouTubeのコメント欄も書かれているとおり、あるUMAに非常に似かよった体型になります。
トランコです。
トランコとは南アフリカの海岸近くで、シャチ2頭と戦っている姿を目撃された海棲UMAで、ゾウのような鼻を持っているのが特徴です。戦いに敗れたのでしょうか、その後トランコの死骸と思われるものが海岸に漂着しているのが発見されました。
アラスカと南アフリカではずいぶんと地理的に離れていますが、左右逆のプロポーション説ではトランコの赤ちゃん説もいいでしょう。
<この記事のURL>
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時間がないので動画だけ。
記事はそのうち書きます。
イエティの登場は一番最後の方です。 川で遊ぶビキニ姿の若い女性を、木陰からこっそり覗いている、かわいらしくもちょっとエッチなイエティ。バカバカしいですが暇つぶし用にどうぞ。
加筆 (2009/09/09)
あとで文章を付け加えると書いていたので、仕方なく、もとい、約束通り、このエッチなイエティの動画を何度かスローで再生してみました。
しかし、何度見ても、まったく分かりません。やや赤みがかった体毛のイエティ (といわれる生物) がうつっている、としかいえません。コマ送りして、さらに画像を抜いて拡大してみても、まったく検証を寄せ付けないおそるべき画質で、お手上げです。
今後なにか分かったら、付け足します。
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ブログお休み中にあった気になる記事第3弾。
〜 巨大なムシの巣?ワームの巣? 〜
スペイン中央に位置する、カバネロス国立公園 (Cabaneros National Park) で4億7500万年前の地層から、幅が5メートルもある巨大な「巣」の化石が発見されました。
巣とはいえ、このバカでかさは尋常ではありませんが、ご主人さまの姿が見あたりません。
こういう生物の這った跡 (足跡) とか糞などが化石になったものを生痕化石 (せいこんかせき) といいます。
ムシの巣だとかワームの巣だとかいわれていますが、ご主人さまの姿は、この巣から想像するしかありませんが、研究者によれば、これは腕足動物 (わんそくどうぶつ) の巣の可能性が高いということです。
日本で腕足動物といえばミドリシャミセンガイが有名ですが、貝殻の大きさは4センチ程度と小柄で、貝殻から長い尾 (肉茎) が出ています。 (ミドリシャミセンガイの画像は市場魚貝類図鑑さんでどうぞ)
他にも真っ赤なホタテのような姿をしたタテスジホオズキガイなど、その姿は二枚貝そっくりなものが多いですが、貝の仲間ではありません。
さて、現世の腕足動物はあまり大きくありませんが、今回見つかったものはどうでしょう。
化石の巣の穴の跡が幅15〜20センチもあることで、やはりご主人さまの体の幅もそれぐらい (15センチ) はあったものと考えられており、尾を含めた長さに至っては1メートル近かったのでは?と推測されています。
遠い昔は腕足動物がかなり栄えていたにもかかわらず、現在ではかなり少なく、衰退の一途をたどっていると考えられていましたが、深海の調査が進むにつれ腕足動物が大量に見つかっており、現在でも実は健在であることが分かってきています。
さて、腕足動物に興味を抱く人はあまりいなそうなので、他の生痕化石もついでにみていきましょう。
国立科学博物館に行ったことのある人なら絶対目にしていると思われる、これはクリマクティクニテスの生痕化石です。しょぼいデジカメで撮影したため、かなり暗めの画像となっております。
(クリマクティクニテスの生痕化石)
クリマクティクニテス自体化石が見つかっておらず、どのような姿をした生物なのかは分かりません。
但し、こちらのサイトさんに寄れば、クリマクティクニテスはナメクジのように殻を持たない巻き貝の仲間だということで、クリマクティクニテスはずいぶんと大きなナメクジのような姿をした生物だったようです。
そして、もっとも興味を惹く生痕化石のひとつとして、やはり2メートルと超す巨大ヤスデ、アースロプレウラは外せません。
レールのように等間隔につけられた幅広の足跡は、アースロプレウラの驚異的な大きさを容易に想像させます。
(アースロプレウラの生痕化石)
(人間との対比図 アースロプレウラは右側)
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