■RIP Ale, The World's Alleged Oldest Eel■

~ ウナギ ~
昨今、絶滅を危惧されているウナギ。
毎年、土曜丑の日はウナギ、ウナギと大騒ぎですが、激減したウナギの価格は高騰するばかり、貧乏な管理人などとても手がでませんね。
世界で水揚げされるウナギの8割近くが日本人によって消費されているともいわれており、日本人は本当にウナギが大好きです。
いくら日本の食文化とはいえ絶滅するまで食べ続けるというのは問題ありますから、せめて日本人が食べる分だけでも養殖でまかないたいものです。
しかし、日本人なら誰でも知っているウナギですが、そんな庶民的なイメージとは裏腹にウナギの生態は謎だらけ、現時点でウナギの完全養殖は非常に困難です。
産卵場所が分かったのさえつい最近で、完全養殖に成功したのは本当につい先日のことです。
このミステリアスなウナギのミステリアスな話が舞い込んできました。
~ 巨大ウナギ ~

ヨーロッパ、特にスコットランドや北アイルランドなどで目撃される水棲UMAの中には巨大なウミヘビタイプ (シーサーペント系) のものが比較的多く含まれます。
こういったUMAの正体のひとつとして「巨大ウナギ」の存在が示唆されます。
化け物みたいに巨大に育ったウナギです、そこまで成長するのであればかなり長生きしているはずです。
ウナギの寿命は比較的長く、自然だとそんなに長生きしませんが人工的に飼育すれば50~100年ぐらい生きるなんていわれています。
そんな長命なウナギですが、かれらのポテンシャルはそんなものではない!スウェーデン在住のトマス・キェルマン (Tomas Kjellman) さんによれば、かれらが飼うウナギは先日亡くなってしまいましたが、享年155歳だというのです!
~ エール ~

(エールの死骸)
キェルマンさんの家族が現在の家を購入したのは1962年だそうです。この家の庭には井戸があり、そこには既にヨーロッパウナギのエール (Ale) が住んでいました。
聞くところによると、エールはサミュエル・ニルソン (Samuel Nilsson) という8歳の子が1859年に井戸に放したものだといいます。
それが正しければ今年で155歳です。
このエールはスウェーデンではかなりのセレブリティ (有名) で、古くから国民に知られる伝説のウナギだそうです。
キェルマンさんは先頃、自宅で開いたパーティのゲストたちにこの自慢のエールを見せようと井戸にいったところ死んでいるのが発見されました。
子供の頃からずっと一緒だったエールが亡くなったことにキェルマンさんはかなりショックを受けているようです。
さてこのエール、どれだけの化け物ウナギかと思いきや、平均を大きく下回る貧弱な体格。
これで本当に155歳なのかと疑ってしまいますが、キェルマンさんはストックホルムの淡水研究所 (Freshwater Laboratory) にエールを提出し現在年齢調査中です。
しかし、エールの死体は頭部が取れており、耳石 (じせき) で年齢を推定しようとしていた研究機関は途方くれているようです。
井戸の底に溜まった泥の中に、取れてしまった頭部、もしくは耳石がないか探しているそうです。
<参照サイト>
●Weird News
●YSTADS ALLEHANDA
<この記事のURL>
http://umafan.blog72.fc2.com/blog-entry-992.html
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もしかすると、その辺りにも長寿の秘密があるのかも?(もっとも、それらの個体が本当に触れ込み通りの年数を生きていると仮定すれば、の話ですが)
ヨーロッパウナギに関しては、他にも「水族館で飼われていた『プッテ』という名のメスが、1948年に88歳で死んだという記録が残っている」そうです('82年度版ギネスブックに記載されていました)。
これが本当だったとしても相当なものと思いますが、この記事のエールはそれを遥かに超えていますね。