■Anthracosuchus balrogus■

~ ティタノボア ~
少なくとも現時点では史上最強・最凶と謳われる超巨大なヘビ、ティタノボア。
恐竜たちが絶滅してしばし、約6000万年前に地球に現れたまさに「大蛇」と呼ばれるにふさわしい生物。最大体長は15メートル前後、体重も1.2トンほどと見積もられています。
現世では体長4、5メートルもあれば無類の強さを誇るヘビですが、それの3倍あるのですから食物連鎖の頂点に君臨したであろうことは疑いの余地がありません。
時代は違えどティラノサウルスともしティタノボアが同時代に存在したとして、両者が戦った場合どうなるか?という動画をスミソニアン博物館が作成しましたが、戦況によってどちらに転ぶか分からないといったものでした。
ティラノサウルスですら勝てるかどうか分からない上、実際にはティラノサウルスは滅び去っている時代、ティタノボアは我が世の春を謳歌していたのは間違いなし、、、
ちょっと待った!
~ 巨大ワニ ~

(ティタノボア原寸モデル)
このほどティタノボアが発見された地層で新種のワニの化石が発見されました。
ワニの名前はアンスラコスクス・バルログス (Anthracosuchus balrogus) と名付けられましたが、種小名のバルログス (balrogus) の部分は指輪物語に登場する怪物、バルログ (Balrog) にちなんだものです。
架空の生物、しかも怪物の名を学名に持つ (意外と存在しますが) という時点で、この生物の「強さ」が期待できます。
このワニ、頭部が非常に個性的なフォルムをしているとのことで、現世のワニに多く見られるような先細り気味の尖った口ではなく、体に対して相対的に短く箱のよう角張った口をしていたとのことです。
フロリダ美術館の副館長ジョナサン・ブロッホ (Jonathan Bloch) さんはいいます。
「今日よりこの時代は気温が高かったと思われるので、この時代の (アンスラコスクスを含む) ワニたちは巨大なサイズに成長したのでしょう。
アンスラコスクス・バルログスはティタノボアと地理的に近いところに生息していたと思われるので両者はまれに鉢合わせになることもあったでしょうね 」
気になる巨大ワニ、アンスラコスクス・バルログスの体長は約5メートル。現世にワニであれば捕獲されればニュースになること間違いなしの巨大さです。
しかし生きる時代が悪かった。ティタノボアと体長的にも引けをとらない巨大ワニ、ディノスクスやサルコスクスぐらいあればまだしも、アンスラコスクスの大きさでは、、、
ティタノボアの1/3の体長では到底かなうはずもなく、ティタノボアと遭遇したら尻尾を巻いて逃げ出すか、さもなければ瞬殺されてしまった可能性大です。
<参照サイト>
●Science, Space & Robots
<この記事のURL>
http://umafan.blog72.fc2.com/blog-entry-932.html
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