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UMAファン ~ 未確認動物
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インドネシアで、謎の生物が人を襲う!
■インドネシアで、謎の生物が人を襲う!■
■Villagers mystified by strange animal■



~ 2本足で立ち上がる怪物 ~

2012年11月初め、インドネシアで農園労働者と75歳の農夫が、相次いで「未確認生物」に襲われた、とのことです。いったいどんな生物だったのでしょう?

襲われたインドネシア人のひとりが当時の様子をこう語っています。

「ヤツは襲ってくる前に、奇妙な "ノイズ" を出したんだ。イノシシのような鳴き声に続いてメンドリがみたいな声を出したんだ」

その生物は彼を襲う直前、後肢二本で立ち上がったといいます。身の危険を感じたインドネシア人はすぐさま持っていた鎌を振り下ろしその生物を殺しました。

殺された未確認生物の体長は約60センチ、長いたてがみを持っていて、かぎ爪はクズリのようであったといいます。

そしてその見慣れない風貌と同じぐらい不思議だったのが、この生物から放たれる「異臭」だったといいます。その強烈な臭いは10メートル以上離れていても分かるほどだったそうです。

死んでからわずか1時間ぐらいで腐敗臭がし始めたというのです。いくら暑い地域といえど、腐敗臭が立ちこめるにはあまりに早すぎます。それに実際そこまで暑くないと思います。

殺されたこの謎の生物はいったいなんなのか?

地元住民をはじめ、ハンターなどに聴いても、誰ひとりこの生物を特定できるものはいませんでした。ネットを使って検索しても分かりませんでした。

~ 怖くないし、、、 ~


(クズリ、英名はウルヴァリン(wolverine))

野生の熊やイノシシに襲われたレベル、かつミステリアスな生物のニュースになっていますが、殺された生物を見れば分かるとおりミステリアス感は薄く、怖くもなくむしろかわいく見えます。

体長60センチというのも人を襲うには小さすぎる感じですが、野犬などは60センチもあれば結構怖いですから、まぁこれはよしとしましょう。

ただし、野犬が怖いのは足が長く体高があり、さらに裂けた大きな口を持っているからで、このモグラの大将みたいなシルエットの生物は野犬ほどの重圧を人間に与えそうもありません。しかも60センチすらないように見えます。

ただし、襲う直前、二本足で立ち上がるパフォーマンスを見せたといいます。このパフォーマンスはどうでしょう。

せめてクズリぐらいの体格、体長があれば怖いですが、いかんせん、こっちのモグラの大将は60センチ (すら怪しいし)。

どう転んでもかわいい姿しか想像できません。

~ UMAの正体は? ~

さてこのUMAの正体は?

地元住民、ハンター、誰も見たことがないとのことで、新種もしくは既知の生物だとしても希少種ではないかとの噂が立ちました。

この動物の毛の模様までバッチリ合致する種類までは分かりませんが、見た感じアナグマです。アナグマのなんかだと思います。

という感じで調べると、生息地と特徴から判断して、パラワンスカンクアナグマ (Palawan Stink Badger, Mydaus marchei)ジャワスカンクアナグマ (Sunda Stink Badger, Mydaus javanensis) のどちらかと思います。



で、写真では判断しづらいですが、証言にある「たてがみ」から判断してジャワスカンクアナグマのほうが有力ではないかと。

ちなみに、スカンクアナグマはアナグマの仲間ではなくスカンクの仲間だそうです。絶滅寸前どころか生息数も現時点では比較的安定しており希少動物というほどではないようです。

スカンクアナグマ自体よく分からないので推測ですが、死後の異臭騒ぎは、スカンクの仲間ですし、死んで肛門嚢の筋肉が弛緩して臭い成分が漏れた、とかそんな感じじゃないでしょうか。

さて、インドネシア土着の生物ですが地元住民、ハンター共々、誰も見たことがない、というのはどういうことでしょう?

地元住民みんなで口裏を合わせ、UMA騒ぎに仕立てようと知らない振りをした?そんなわけありませんね。

野生生物の中でも夜行性かつ特に警戒心が強い種なんかはほとんど人目に触れることはありません。そしてそれが比較的地元に近い地域に生息していても両者が接することはありません。

そういった生物がなんかの拍子に人前に現れたとしたら?

自然がまだ比較的多く残されているインドネシアでさえこうです。

東京でも奥多摩の方にはテンが生息しているようです。

でもたいていの人はそのことを知りませんし、近くに住んでいても目にしたことのある人はほんの一握りと思われます。

人前に現れたら、きっとこのニュース同様、UMA騒ぎになるでしょう。

<この記事のURL>
http://umafan.blog72.fc2.com/blog-entry-811.html

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