■30 ft Mysterious Sea Creature Washed Up On UK Beach■
これはちょっと前のニュース。
~ 砂浜にシーサーペントの死骸 ~

スコットランド、アバディーンにあるブリッジ・オブ・ドンの砂浜、マーガレット&ニック・フリッペンス (Margaret & Nick Flippence) 夫妻は、犬を連れて散歩をしていました。
そんな彼らの前に思いがけないものが横たわっていました。
「二人で呆然としたわ、一体全体これはなんなの?って。今までこんなもの見たことがないんだもの。太古の生き物って感じね」
発見者であるマーガレットさんはこの生物についてこうにコメントを残しています。

頭部や尾部が白骨化しているその死骸の体長は約9メートル (30 feet)、頭部と尾がくっつきそうなほど「フープ (輪) 状」に丸まっています。
ちょうど犬や猫が丸まって寝ているような姿で、白骨化し孤独に佇むその姿に不気味さはなく、むしろ寂しげな雰囲気が漂います。
文字通り「骨と皮」になってしまった状態で頭部のみ異様に大きく見えます。細長くも9メートルという豪快な体躯、ヒレや四肢といったものが確認できないため、伝説のシーサーペント (巨大ウミヘビ) を彷彿させます。
とはいえ、前述の通り、頭部が体に大して異様に大きく感じるため、生前、このままのプロポーションであった可能性は著しく低いと考えられます。脂肪や肉が落ちてしまったのでしょう。
~ 正体は? ~
さてこの生物はなんでしょう?
既知の生物?未知の生物 (UMA)?
体長は9メートル、この体型で既知の海生生物であればクジラかサメしかありません。頭骨がほぼ露出しているため確認することができます、頭骨から判断しておそらくクジラです。
ロンドン動物園の海洋学者、ロブ・デヴィル (Rob Deville) さんはこの生物の正体を体長から判断して「シャチ」と推測します。

(シャチの頭骨)
いっぽう、クジラのエキスパートであるマーク・シモンズ (Mark Simmons) さんはシャチに加え「ゴンドウクジラ (特にヒレナガゴンドウ)」の可能性も付け加えます。
9メートルという体長から判断するとゴンドウクジラの仲間にしてはちょっと大きすぎるため、シャチの可能性が高いと思います。

(ゴンドウクジラの頭骨)
ただし、丸まっているので写真で見ただけでは本当に9メートルあるのかどうか判断できませんので、もう少し小さいようであれば、シモンズさんのいうようにシャチに加えゴンドウクジラの仲間も候補に挙がるといった感じです。
種まで特定はできませんが、いずれにしてもこの寂しげなシーサーペントの正体はクジラと考えて問題なさそうです。
<参照サイト>
● Fallen Scoop
<この記事のURL>
http://umafan.blog72.fc2.com/blog-entry-801.html
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