■オーストラリアのゴルフ場にある湖にサメ■
■Killer shark invade golf course in Australia■
珍しくふつうのブログ風に時事ネタを。
「オーストラリアのゴルフ場にある湖にサメ 洪水で川が氾濫した際に取り残される」という、なかなか興味を惹くタイトル。
のどかなゴルフ場と凶暴な人食い鮫 (たぶんオオメジロザメ) という組み合わせがおもしろいですよね。
記事は後で書きます。
- 追記(2011/10/11) -
(うしろ!うしろ!)
オーストラリアはブリスベンにあるカーブルック・ゴルフ・クラブ (Carbrook Golf Club) の14番コース、このコースのウォーター・ハザードは池じゃなくて湖、しかもここには人食い鮫としても有名なオオメジロザメが住んでいます。
確認されている数は6匹、体長は2.4~3メートルと巨大です。
なんでも大雨で近くの川が氾濫したときに、多種の魚とともにオオメジロザメも紛れてゴルフ場内の湖に入ってきてしまったものだということです。
2011年10月10日のニュースだったので、てっきり最近の大雨で洪水が起こりサメがゴルフ場内の湖にやってきたのかと思っていたのですが、どうも違うようです。
最初に洪水が起きたのは1990年代初めとのことで、その後もときおり洪水が起きているようでどのタイミングで紛れ込んだのかははっきりしないようです。
ですので10年以上前からこのサメたちは住んでいる可能性もあります。体が大きい割にはそれほど長寿ではないサメなので代を重ねている可能性もあります。実際、湖内で繁殖も確認されているとのこと。
さてオオメジロザメですが、このサメは最大4メートル近くまで成長する巨大なサメです。英名ブルシャーク (Bull Shark, 「牛鮫」) の通り、大型のマグロのような迫力あるゴロッとした紡錘形をしています。
多くのサメがそのイメージと裏腹に人類にとってほとんど危険はありませんが、このオオメジロザメは数少ない人間を襲うことがあるサメです。
(こちらは絶滅種メガロドン)
しかもサメとしては特殊な能力を持ちあわせており、汽水域どころか淡水の川をどんどん遡上し淡水の湖にまで入り込みそのまま定着することまでできます。
ニカラグア湖に生息しているオオメジロザメはかつてこの淡水湖に適応した固有種と考えられ、オオメジロザメ (Carcharhinus leucas) とは別の学名 (Carcharhinus nicaraguensis) を持っていたほどです。
内陸に住んでいればサメに襲われる危険など「あり得ない」と思いがちですが、上記の通り川や湖でオオメジロザメに襲われ命を落とした人も少なくありません。
さて、ゴルフ場に話を戻すと、かつてはこの湖にはサメが住んでいる、という半ば都市伝説のように噂が流れていたといいます。
しかし、近年では噂どころかふつうにサメが目撃されるようになり、今ではこのゴルフ場の名物マスコットになっているようです。
人食い鮫がコース内に生息するという、とんでもないゴルフ場ですが、経営に影響があるどころか逆にサメたちは人気を博し繁盛しているようです。
敢えて影響があったことを挙げるとすれば、かつて小遣い稼ぎにロストボールを盗みに湖に入り込んでいた子供たちが、今ではいなくなってしまったことぐらいだとか。
<参照サイト>
● Carbrook Golf Club
● Sky News
<この記事のURL>
http://umafan.blog72.fc2.com/blog-entry-799.html
↓気に入って頂いた方はクリックして頂けると嬉しいです
人気 blog ランキング でオカルト・ホラーサイトを探す
>> FC2 ブログランキング (オカルト・ホラー)
>> 面白サイトランキング
(関連)
■ 不思議な生物リスト
■ 巨大生物リスト
■ イリエワニ vs オオメジロザメ、オーストラリアで目撃される
■ 巨大鮫 ~ オンデンザメ
■ 巨大鮫 ~ ゴブリンシャーク
■ 巨大鮫 ~ カグラザメ
■ 誰が巨大ホオジロザメを食べたのか?
■ 足のある鮫が捕獲される
■ 巨大鮫 ~ メガロドン
■ 実在するのか?"超"巨大鮫パラヘリコプリオン
■ 歯がぐるぐる巻きの鮫 ~ ヘリコプリオン
■ 絶滅巨大魚 ~ リードシクティス
■ 絶滅巨大魚 ~ シファクティヌス
■ 絶滅巨大魚 ~ ハイネリア
■ 生きた化石 ~ ラブカ
■ 生きた化石 ~ アフリカハイギョ
■ 生きた化石 ~ ポリプテルス
■ 生きた化石 ~ シーラカンス
■ 巨大魚 ~ ナイルパーチ
■ 巨大魚 ~ アリゲーターガー
■ 巨大魚 ~ ターポン
■ 巨大深海エイ ~ ダクティロバトゥス・クラーキイ
■ 超巨大リュウグウノツカイ
■ 深海の奇妙なギンザメ ~ テングギンザメ
■ 3メートルの巨大カレイ ~ オヒョウ
■ 巨大ナマズ ~ ヨーロッパオオナマズ
■ 巨大ナマズ ~ メコンオオナマズ
■ 巨大ナマズ ~ ピライーバ
■ 水棲UMAの誤認候補 ~ チョウザメ
■ ヘラチョウザメ
■ 新種のサメ ~ゴジラ・シャークの化石発掘
UMA一覧へ
トップページへ
こちらはなんと日本、それも沖縄の繁華街の真ん中だそうです。
日本の川にサメ・・・。信じられないですが事実なんですね。
http://portal.nifty.com/kiji/121008157845_1.htm
オオメジロザメは本気を出せば?かなりの距離を遡上できるらしいので、こういったこともあるでしょうね。ですが話で聞くのと、実際川で目撃するのでは大違いですよね、写真のは小さいですが、これが巨大なオオメジロザメだったら怖いですよ~