■Mysterious jelly-like creatures washed upon■

(石川県の砂浜にこんな届け物が大量に)
大好きな謎の海岸漂着物体+大好きなゼリー状生物が合体したとても素敵なネタです。
この生物を撮影し情報を教えてくれたのは、ブログ「DOKODEMO野鳥」の管理人さん、しんやさんです。 どうもありがとうございます。
撮影場所は石川県のとある砂浜。発見された個体は5つ。
半ば砂に埋まりかけた半透明の物体。
円錐状の突起で体全体が覆われており、ところどころに赤や黄色の突起が混じります。この色つき突起は半透明の乳白色のボディにとても綺麗に映えます。

形は不定形のようですが、全体的にゴロッとした楕円のシルエットです。ブツブツの表面にこのシルエット、ナマコ風です。
これは生物なのか、それともなにか物質なのか?撮影当時は動いており、確実に生物です。
と、ここまで無理矢理話を引っ張ってきましたが、とても特徴的な容姿なので分かっている人は瞬殺、すぐに分かったでしょう。ハナデンシャです。
ハナデンシャはウミウシの仲間で、10センチを超えるかなり大きくなるウミウシです。
捕獲・観察されることは少ないため、ほとんど生態が分かっていないのですが、かなり深いところに生息できることだけは分かっています。

(ヒトデを食べているハナデンシャ)
ダイバーが潜って直接触れることができる深さから、最大で182メートルで観察された記録があります。
また、蛍のように生物発光することでも有名です。派手な体色そのままに、赤や黄色の電球を灯したお祭り屋台のように発光することはもちろんできず、ぼーっと青白く光ります。
さて、そんな珍しいハナデンシャが5匹も砂浜に打ち上げられるとは、いったいこのハナデンシャ一家 (一家じゃないでしょうが) の身にいったい何が!?
ハナデンシャはナマコのように海底にへばりついていそうに見えますが、その容姿に反してぷかぷか水中に浮いている写真もよく見かけるので、そういったときに波にさらわれ砂浜に打ち上げられてしまったのでしょうか。
しんやさんのブログ、「DOKODEMO野鳥」では他にもリュウグウノツカイやタイマイなど、レア生物が砂浜に打ち上げられたものも撮影・掲載していますので興味のある方は是非どうぞ!!(野鳥や昆虫など生物写真満載です)
(クモヒトデを食べるハナデンシャの動画)
<参照サイト>
● DOKODEMO野鳥 さん
● Wikipedia Kalinga ornata
<この記事のURL>
http://umafan.blog72.fc2.com/blog-entry-798.html
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