■fluorescent green glow cat■

「研究チームは、猫の後天性免疫不全症候群(AIDS)を遺伝子レベルで予防する研究の過程で、猫の卵母細胞に、ウイルスを使って緑色蛍光たんぱく質(GFP)の遺伝子を挿入した。3匹の子猫が無事に成長し、暗闇で特定の波長の光を当てると、GFPが発現している全身が緑色に光った。」(「Yomiuri Online」より)
以前にデンマークに存在した毛色が緑色の猫、ミス・グリーニーを紹介しましたが、今回の場合、毛色が緑というのではなく「緑色に光る猫」です。
もちろんUMAではなく遺伝子操作されたもので、これも以前に紹介しましたが遺伝子操作で生まれた「発光豚」と同じです。

(発光豚)
この発光豚を誕生させたのはアメリカ、ミネソタ州のロチェスターにあるメイヨー・クリニック (Mayo Clinic) の研究者たちです。
遺伝子操作で遊んでいるのか?というとそうではありません。
現代科学を持ってもなかなか押さえることが困難なエイズ。この緑色に光る猫たちの誕生は人間のエイズ治療へ大きく貢献するものと期待されています。

最近ではエイズの原因となるHIVが変異し、HIV発症の早期化が見られるといいますから、尚更その期待は高まろうかというものです。
エイズといえば人間の病気というイメージですが、猫たち、特に野良猫たちの猫エイズ (FIV) もかなり深刻です。
この3匹の光る猫たちが人間のエイズ治療に貢献すると期待されているのは前述の通りですが、自らの仲間である猫たちの救世主になれれば緑色にされた意味もあろうかというものではないでしょうか。実際、その可能性はあるようです。
(この動画ではあまりはっきりしませんが、生物発光の中でも2色の色を発光する鉄道虫は特に神秘的)
<参照サイト>
● YOMIURI ONLINE
<この記事のURL>
http://umafan.blog72.fc2.com/blog-entry-791.html
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