■Armadillo girdled lizard■

~ フープ・スネーク ~
UMA好きな人ならご存じかと思いますが、アメリカには「フープ・スネーク (Hoop snake)」というUMAがいます。
UMAと言っても基本的に実在するとは考えられておらず、都市伝説系UMAといえます。
フープ・スネークとはその名の通り、フープ (輪) 状になることから命名されたものですが、ユニークなのはその方法で、自らの尾にかみついて輪になります。
輪になったフープ・スネークは傾斜を利用し、タイヤが転がり落ちるのと同様、ぐるぐる回転しながら坂を下り獲物を追いかけるといいます。
さて、今回はそのフープ・スネークの記事の時にも少し触れた、実在するフープ・スネークといえる、アルマジロトカゲです。
~ アルマジロトカゲ ~

フープ・スネークはアメリカ、そしてオーストラリアのUMAですが、アルマジロトカゲが生息するのは南アフリカの岩の多い砂漠地帯です。
体長はせいぜい20センチ程度、尖った鎧状の大きなウロコで全身が覆われており、その姿はとてもユニークです。
岩などの隙間を拠点に群れをなして暮らしており、危険を察知すると一斉に身を隠します。
岩に戻るのが間に合わないときなどは体を丸めて防御姿勢を取ります。
丸くなって防御をする生物はたくさんいます。

(センザンコウ)

(センザンコウ防御姿勢)
身近なところではダンゴムシ、そのダンゴムシを大きくしたようなタマヤスデ (メガボール)、それからアルマジロ (ミツオビアルマジロ) やセンザンコウなど柔らかなお腹を狙われないように鎧状の背面のみが露出されるようにまあるくなります。
ではアルマジロトカゲの防御姿勢を見てみましょう。上記の生物たちとは異なり、自分の尻尾をくわえて輪になるという斬新かつ独創的な方法をあみだしました。
つまり伝説のUMA、フープ・スネークと同じドーナツ状に変身です。ちなみにがっちりくわえすぎており、輪を解くのに前肢で尻尾を引っ張って外すほどです。

(がっちりと尾をくわえます)
さて、尻尾をくわえて輪をつくったその結果、お腹の部分ががら空きです。一見致命的ともいえる姿勢に見えます。
ところが、その点もぬかりなく四肢もトゲトゲの鎧で覆われているので、そのがら空きのお腹のあたりに四肢を突っ込むことでほぼ完璧な防御態勢を取ることに成功しています。
近年の先進国のペットブームの影響で、このトカゲも急激に数を減らしているそうです。
<この記事のURL>
http://umafan.blog72.fc2.com/blog-entry-789.html
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