■Hamamatsu monster■

~ ハママツ・モンスター ~

(お腹側)
これもかなり前の動画のようで、ブログ休止中のためではなく、単に気付いていなかったものです。情報まったくないので適当です。
動画タイトルは「5/8 浜松の海岸にて発見した謎の生物の死骸」で、世間ではなんと呼ばれているのか皆目見当も付かないので、海外の例にならい「地名+モンスター」、「浜松の怪物」と呼ぶことにします。昔の 野球選手のあだ名みたいになってしまいました。
コメント欄を見ると、この生物の正体として「コブダイ」「ウバザメ」「スナメリ」の3種が人気を集めているようです。さて?
ではいつも通り、シンプルに見ていきたいと思います。
この生物のすぐそばに比較できるものがないので大きさがよく分かりませんが、ちょっと離れて写っている人たちと比較した感じでは結構大きく見えますね。1.5メートル?もしかして2メートルぐらいあるでしょうか?
太陽の熱で焼けたのと腐敗が進行しているせいでしょうか、皮膚は焼け焦げたようになっており、生前の体色を想像するのは困難そうです。

(コブダイ)
頭部を見ると、人間でいうおでこのあたりが出っ張っているように見えます。そのため「コブダイ」のような印象です。コブダイ説が一番人気なのも納得ですね。
ですが頭部以外を見てみると、この生物は鎌状の胸びれ、三日月~半月型の尾びれを持っていますし、また背びれも確認できない (目立たない) ことからコブダイではないような気がします。
また、砂に少し埋まっているので確実ではありませんが、尾びれの向きが水面に対して平行についているように見えます。

(尾びれの向きに注目)
ですので、尾びれの向きから考えると魚類ではなく海生哺乳類と思われます。
砂浜打ち上げ死骸の正体としてナンバー1の実績を誇る「ウバザメ」ですが、残念ながら上記の尾びれの向きにより魚類であるサメは候補から脱落となってしまいます。

(背中側。背びれが確認できず)
尾びれの件に目をつぶるにしてもウバザメにしては歯が大きく鋭すぎますし、口も控えめで小さく、ほぼ正面に付いているのでサメではなさそうです。さらにサメの特徴であるスリット状に並んだエラ (鰓裂 - さいれつ) も確認できません。
ということで海に生息する哺乳類に的を絞りたいと思いますが、頭部・前肢の形状からアザラシなどの鰭脚類やジュゴンなどではないような気がします。ということで、クジラの仲間 (イルカ含む) の確率が高そうです。
口元に鋭利な歯がずらりと並んでいるのでハクジラの仲間、更にコブダイに見えてしまうずんぐりとしたおでこが特徴ですから、あまり口吻 (こうふん) が尖っていないクジラ (&イルカ) がベストです。
小型のハクジラ、つまりイルカか、もしくは大型のハクジラの子供ではないでしょうか?砂に埋まっていますし、かなり損傷しているのでハクジラの種類までは特定できません。
が、しいて候補を挙げるとすれば、、、
頭部の形状からゴンドウクジラの仲間とかスナメリなんかが有力な気がします。また、背びれがない (目立たない) 点に注目すると、こちらはセミイルカもしくはスナメリなどがいい感じです。
その両方の条件を満たしているスナメリが個人的には有力な気がします。が、みなさんは何に見えますか?
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