■Mysterious water mammoths inhabit Siberian lakes■
~ ソーミン湖&ボドル湖 ~

(こちらはハイール湖の怪物)
ロシアのレイク・モンスターネタです。ブログ休止中にロシアのチャヌイ湖の怪物が話題になっていたようですが、取り敢えずこちらから。プラウダより。
西ウクライナにあるソーミン湖 (Lake Somin) の湖底には、体がワニ、頭部が大蛇に似た未確認の生物が生息しているといいます。
どう猛なその怪物は湖周辺に生息している野生動物たちを襲っては食べており、むろん野生動物だけでなく、湖畔の原っぱで昼寝をしていた厩務員や湖に入った少年も食べられてしまったという記録もあります。
この湖を始め、いまだに、といっては失礼ですがネッシーブームからずいぶんと経つ近年になっても、多くのロシアの湖では未知の巨大生物 (らしきもの) がメディアに取り上げられているようです。楽しくていいですね。
さて今回のメインはソーミン湖ではなくカレリア地方にあるボドル湖 (Lake Vedlozero) で、"ウォーター・ゴブリン (水のゴブリン)" と呼ばれる怪物が生息しているとの噂がたっています。
~ 空から謎の落下物 ~
この湖が注目を浴びるようになったのは、未確認生物の目撃があったからではありません。
1990年代の半ば、この湖の近くに住む老人 (現在は故人)、エゴロフ氏が、光り輝く大きな物体がこの湖にめがけて降ってきたのを目撃したのが発端となっております。
この物体はなんだったのか?隕石だったのか?UFOの残骸だったのか?この謎の物体を探るべく、湖には何度かにわたって調査隊が送り込まれました。
残念なことに、ダイバーを使って湖底まで調べるという大がかりな捜査を敢行するも徒労に終わり、エゴロフ氏の目撃した「物体」をとうとう見つけることは出来ませんでした。しかし、この調査には思いがけない副産物がついてきました。
~ 水のゴブリン ~

(人類に追われたマンモスたちはやがて水中生活を、、、)
この調査隊に同行していた未確認生物学者、ヴィクトル・サプノフ (Viktor Sapunov) は、未知の落下物について近隣住民達に聞き取り調査をしていた際、ボドル湖には未知の生物が生息している、という情報を得ました。その名も「ウォーター・ゴブリン」。
このウォーター・ゴブリン、誰が言ったか知りませんが、その正体はマンモスであるとの刺激的な説が人気を集めているとか。
ほぼ完璧に冷凍保存されたマンモスが見つかるなど、シベリアの永久凍土といえばマンモスの墓場と形容されることがあります。UMAの世界に限って言えば現在でも時折生きているマンモスを目撃した、などという情報が入ってくるほどです。
このマンモスとレイク・モンスター (湖の怪物) を結びつけ、それを水のゴブリンの正体と定義づけたのだからすばらしいです。ウォーター・ゴブリン改め、その名も「ウォーター・マンモス!」。そのまんまですが。
マンモスがネッシーなどのレイク・モンスターの正体というのはなかなか敷居が高く、どうやって哺乳類であるマンモスが水中に入ったっきり呼吸が出来るのか、そもそもなんで湖に生息場所を変えたのか、いや変えることが出来るのか、など突っ込まれやすいのですが、それについては「一切不明」だとのこと、、、
~ 実際は、、、 ~
UFO・宇宙人ネタでさえ寛大に肯定的内容でレポートするプラウダですが、今回の記者はちょっと厳しめのようです。
ウォーター・ゴブリンの噂を聞きつけ、再度独自の調査を開始、その結果、ボドル湖の周辺住民に「ウォーター・ゴブリン」の噂を知っている人は皆無、それどころか長く住んでいる老人でさえボドル湖で怪物を見たこともなければ聞いたこともないとのこと。
んじゃ、先の未確認生物学者サプノフはいったい誰からウォーター・ゴブリンの話を聞いて公表したのか?ねつ造?いや、おそらくそうではないと信じます。
おそらく、単にボドル湖に釣りに来ていた人に話を聞き、おもしろい内容だったので公表したのではないでしょうか。というのも、ボドル湖周辺の人は、
「そのウォーター・ゴブリンって、たぶんアザラシっしょ、アザラシ。ラドガ湖にはアザラシ (ワモンアザラシ) 住んでんだけど、ボドル湖ってラドガ湖と近いからたま~に川を伝って入ってくるんよ。
そんな見慣れないのが湖で泳いでいても、ここらの連中はみ~んなアザラシって分かってるんよ。んでも、釣りにきたヨソもんはそんなこと知らんから、『ボドル湖でウォーター・ゴブリン見た!』って吹聴して回ってるんよ、たぶん」
みたいなまともなことを言ってます、、、うーん危うし、ウォーター・ゴブリン。
しかし、ウォーター・ゴブリン (もしくはウォーター・マンモス) などと呼ばれるレイク・モンスターの正体が万一まるまると太ったワモンアザラシだったとしても、それはそれでかわいくていいじゃないですか。
もちろんこれは合理的な解釈であり、ワモンアザラシが正体と決まったわけではありません。静かにプラウダの続報をまとうじゃありませんか。
<この記事のURL>
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