■サンバス・ストリーム・トード ~ 虹色ヒキガエル■
■Sambas Stream Toad (Ansonia latidisca)■
~ オレンジヒキガエル ~
ゴールデン・トードことオレンジヒキガエル、黄金をまとったその美しい体色で1年のほんのわずかな間だけコスタリカのほの暗い森を黄金に染め上げました。 繁殖期の短い期間のみ、どこからともなく何千匹というオレンジヒキガエルが現れ集結するのです。
詳しいことは分かっていませんが、これほど目立つ体色でありながらほとんど目にすることがないことから、オレンジヒキガエルは地中棲のカエルだったのではないかと考えられています。
(オレンジヒキガエル)
オレンジヒキガエルが発見されたのは、今を遡ることわずかに50年ほど前。人に知られるずっとずっと昔からコスタリカの森の中でひっそりと行われてきた祭典だったのでしょう。
しかし、1990年以降、オレンジヒキガエルは何の兆候もなく消えてしまいました。
~ サンバス・ストリーム・トード ~
1924年にヨーロッパの探検家がボルネオで目撃して以来、まったく人目に触れることのなかったヒキガエル、サンバス・ストリーム・トード、絶滅の恐れ、というよりは絶滅したと考えられていたカエルがいます。
カラー写真もない時代に目撃されていたヒキガエルであり、また名前も地味なものであまり関心を寄せる人もいなかったのではないでしょうか。
どのようなカエルであったかを知るには目撃者の証言に頼るしかありませんが最後の目撃から87年、それも無理な話です。今となっては文献に頼るほかありません。
そんな地味な存在のカエルですが87年ぶりに発見されました。
四肢はとても細長く華奢なつくりですが、シルエット自体、これといって特筆するほどのものではありません。しかし、その小さな体はコバルトブルーを基調に、緑・赤・黄色と様々な宝石をちりばめたような繊細でとても美しいヒキガエルです。
今まで絶滅したかどうかさえ無視されていたのが不思議なほどきれいなカエルです。
和名はあるのでしょうか?ニジイロヒキガエルとかホウセキヒキガエルとか是非とも体色を入れてあげたいものですね。
サンバス・ストリーム・トードが87年ぶりに発見された事実を考えると、コスタリカの森林で毎年行われてきた奇跡の祭典の主役、オレンジヒキガエルもひょっとして、と思わずにはいられません。
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