■ロンドンで妖精が撮影される■
■Fairy Photographed in South London Garden■
~ オーブ現象 ~
ときどき写真に写りこむ、白くまあるい不思議なもの、"オーブ"。皆さんもご存じですね。
墓地なら尚更、人通りの少ない場所や一人だけで写っている写真にオーブが写りこんでいると、その正体がなんであれ、ちょっと怖い気がします。
逆に、たくさんの人が写っている写真にオーブが写っていると、恐怖は薄れ神秘的な写真に見えたります。
世間で、魂 (霊魂) であるとか人や動物から放射されるエネルギーだとか、他にもいろいろな解釈がなされています。
さて、すべてのオーブ現象に当てはまるとはいいませんが、そのほとんどは空気中の塵や埃、小さな昆虫などにフラッシュのライトが反射したものと考えられます。
あくまで、フラッシュ撮影したときに限り写り込むオーブのみを指します。
ですので、フラッシュをたかずに撮影した写真や、また写真ではなく動画に写り込んだ"オーブ"は、「フラッシュが塵や埃、昆虫の反射したもの」では説明できませんので別物と考えてください。それこそ「本物のオーブ」といえるかもしれません。
特に、埃っぽい屋外で撮影した写真には無数にオーブが写り込むことが多々あります。
また、水中で撮影したものにも、プランクトンなどに反射して、おそろしくたくさんの「オーブ」が写り込む場合があります。
が、基本的にそんなにたくさんのオーブが一緒に写り込むことは希で、同じシチュエーションでほとんど連続して撮影したのにオーブが写っているものと写っていないものがあったりします。
やはりそれは塵や埃ではなく、スピリッチュアルな存在だから?
塵や埃はいびつですから、フラッシュが当たっても必ずしもレンズの方に反射した光が戻ってくるわけではなく、むしろ戻ってくる方が希、イレギュラーケースです。
そのため同じシチュエーションで連続して撮影したにも関わらず、1枚の写真だけしかオーブが写り込んでいなかったりするわけです。
とはいえ、オーブが映り込んだ写真だけで「なに」に反射したものかを識別・断定するのはほぼ不可能ですから、霊的な存在、という解釈も人によっては「あり」でしょう。
さて、オーブの話をちょっと挟もうと思ったら長くなってしまいました。今回はオーブの話をしたいわけではありません。
オーブ場合、神秘的に感じる場合と、怖く感じる場合がありますが、写真に「妖精」がうつりこんでいたら、これは多くの人の場合、神秘的に感じること間違いなしです。
~ 妖精写真 ~
オーブの正体が塵であれ、霊的なものであれ、そこそこの確率で写真に写り込むのに比べ、妖精が写真に写り込む、という話はなかなか聞きません。
そんな中、妖精写真の撮影に成功したとてもラッキーな人物は、イギリス在住のフィリス・ベーコン夫人 (Phyllis Bacon)、55歳です。
そのとき、彼女は夕食を終え、キッチンで親戚の人たちとおしゃべりを楽しんでいたといいます。
おしゃべりしながら久々に訪れた親戚の人たちの写真を撮ったりしていたことでしょう。
そして開け放しの勝手口から何気なく裏庭に向けて写真をカシャリ。
そのときは知るよしもなかった何気ないワンショット。
撮影された写真の右上には、人間のように手足を持った翼を持つ生物、つまり妖精らしきものが写り込んでいました。
撮影したときには全く気付かなかったといいます。
まるで自らが光を発しているようなシルバーに輝くフェアリー (妖精)、暗闇とのコントラストがより神秘さを際だたせます。
(こちらマカチン・クリチャー)
南米で撮影されれば「宇宙人」扱いされることが必至のこの写真、ファンタジーの本場、ヨーロッパだったため、めでたく「妖精」として扱われることになりました。
ベーコンさんはプレスを前に、開口一番、「妖精に違いないわ」と言い放ったといいます。
~ 正体は? ~
まず、最初に断っておきますが、これの正体は分かりません。
一般的に思い浮かべる妖精と比較すると手足がぶっとく、翼のついたロボットみたいな体型をしていますが、ふわふわのシルクの洋服をまとった妖精、と考えればどうでしょう。なかなかそんな感じに見えてきませんか?
個人的にはこの「妖精」の正体は「妖精」であって、「妖精」以外のなにものでもない、ということで終わりでも良いと思っています。
しかし、それでは納得できない、なんでもいいから正体説を、という方のために敢えて詮索するとすれば、フラッシュの当たった昆虫の可能性が高いように思われます。
「妖精の翼」が一番はっきりと写っており、蛾 (もしくは蝶) のような印象を受けてしまいますが、あの「妖精の手足」の長さから判断して蛾の可能性は低いような気がします。(「妖精の手足」が昆虫の体に起因していないとすれば「蛾」の可能性があります)
昆虫だと仮定すると、前足 (第一脚) は羽に隠れて見えないとして、真ん中の足 (第二脚) が思いっきり横に飛び出して「妖精の手」となり、後ろ足 (第三脚) がだらんと垂れ下がって「妖精の足」になっているということになります。
一見バッタのような印象も受けますが、飛んでいるときのこの足の形から判断すると、バッタの仲間にしては第二脚が長すぎるので、カブトムシなどの甲虫のような気がします。
昆虫にしては足が太すぎますが、夜景なのでおそらくスローシャッター、細い足がブレてぶっとくなって写っている可能性があります。
体色は全く当てにならないと思います。白く輝いているように見えるのは、動いている被写体に露出が合っていないため白飛びしているだけかもしれません。
羽の形は甲虫っぽくないですが、これもブレているために、実際のものより変形して写っていると解釈することが出来ます。
専門家は、フラッシュライトの反射とカメラの不具合などを挙げており、これに昆虫が組み合わさった複合的な「奇跡の」産物といえるかもしれません。
いずれにしても、管理人にはこの「妖精」の正体は分かりません。
ベーコン夫人によると、この写真を撮影したのは実は2年前 (2007年) とのこと、これを「妖精写真」と公表することによって、世間から「バカの烙印」を押されるのが怖く、発表に躊躇していたといいます。
(コナン・ドイルも騙されたコティングリー妖精事件)
「誰も納得のいく説明をしてくれないのよ。この写真を見ると1917年にウェスト・ヨークシャーで (エルシーとフランシスによって) 撮影されたコティングリーの妖精事件のことを思い出すわ。
正直言うと、これがなんなのかは分からない。みんなの意見を聞きたいと思ってるの。ただ納得のいく説明を聞くまで「妖精」と思い続けるわ」
この「妖精」の正体を意地悪く詮索するのではなく、妖精と信じて生活しているフィリス・ベーコンさんはとても楽しく幸せそうです。
<参照サイト>
● Mail Online
<この記事のURL>
http://umafan.blog72.fc2.com/blog-entry-754.html
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これまたロマンチックな話題に朝から和んでおります。
最初の拡大していない写真を見ると、まるで元気のいい子供の妖精が、「遊ぼうよ」と言って近づいてきているように見えますよね。微笑ましいですね・・・^^
頭部もしっかりあるし、こんなに爬虫類のように体の横に前肢がはえている昆虫っていませんよね?いや、いるのかな?よくわからないですが…。とにかく可愛い!(笑)
いつも、興味深い記事で、「こんな生物がいるのか」と、とても毎回楽しみにしています。
妖精の写真、すごいですね・・・
たとえ、妖精やUMAではなくても、ベーコンさんたちがこの写真に対して楽しそうに接している気持ちが、分かる気がします。
ティンカーベル的な物が写ってますね!
昔少年ジャンプで連載していた、「アウターゾーン」という漫画の妖精の話を思い出しました。
全巻買って読みたいなぁ
本題ですが、お忙しい中相互リンク&RSSの設置ありがとうございます。
急に怖い!怖い!!怖い!!!のアクセスが増えたのでびっくりしましたw
さすが1日の訪問者が3万越えなだけありますね(汗)
というより、妖精で良いです。これは妖精です(笑)
酔っぱらっているとき、妖精とか見えないものかと思うときがあります。ただし、見えたとしたら現実的にヤバイとは思っております。そしたら病院行こうかと思います。
これからもよろしくお願いします。
不思議な写真ですねぇ~
と、つまらない事は終わりにしますぅ
不思議写真は探せば意外と出てきますよ~
探して見たらモット凄いのが出るかもしれませんよ~^P^
ラーテルはかわいいですからね、見ていて飽きませんよね、あの動き。あのツートンカラーも帽子かぶってるみたいでかわいいし。ミツオシエとのコラボもほんとお見事。

本当に妖精みたいで驚きました

まさに自然の織りなす奇跡の瞬間ですね。
やはり、いるんですよね。
美しいです。妖しいですね。
はじめまして
もう2年以上読ませていただいてました。
とてもおもしろく、更新をとても楽しみにしています。
いきなりですが、この妖精、ぼくには巣の材料の木の枝をくわえた鳥のシルエットに見えます。
鳥などの大きな生物はこのように白く輝いたりしないのでしょうか。
ネットサーフィン中に偶然たどり着きました。 実は昨日は矢追純一さんのUFO特集を検索で見ていました。
最初の要請の画像、とっても不思議ですね! フォルムが要請そのものです。それに科学的な解説を加えていらっしゃるところが良いですね。
次の写真は、昆虫に見えますね。
とっても興味のあるサイトですね。
またお邪魔させてくださいね。
お体に気をつけて…更新楽しみに待ってますね!
私がイメージする妖精はどうしても、シルクの服をまとった女の子の妖精って感じが・・
あまりいかついものであったほしくないですね。
少女の前に置いて撮影しただけの
ものだとテレビで見た覚えがあります^^
鮮明すぎますよね