■Benson the carp■
1ヶ月間ブログお休みしていたので、その間に気になっていた記事をいくつか紹介していきたいと思っています。
まずは巨大鯉ベンソンさん。

~ 殺し屋クノ ~
東南アジアのメコンオオナマズ、南米のピライーバと並ぶ世界三大巨大ナマズ (←勝手に命名) のひとつ、ウェルズ・キャットフィッシュ (ヨーロッパオオナマズ)。
ファンタジー好きのヨーロッパらしく、このウェルズの伝説的になっているある個体には「クノ」という名前が付けられています。
クノはドイツの湖に生息しており、体長は3メートルとも5メートルともいわれ、水を飲みに来た子犬を丸飲みしたとか、遊泳中の人間の子供を食べてしまったとか、それはそれは恐ろしい逸話に彩られています。
そのため、クノは通常「殺し屋クノ (kuno the killer)」と呼ばれています。
何年か前に、湖が干しあがってクノが死んだとの情報が流れましたが、ウェルズとしてはとりわけ大きな個体とは言えず、また、クノは大きさ以外に識別できる特徴がなく、取り敢えず大きな個体ならみんな「クノ」になってしまっているのが現状です。

(干上がって死んだ殺し屋クノ)
人間の子供を食べた、体長5メートルなどといった情報は、著しく信憑性に欠け、明らかに誇張されたものですが、ある意味、クノはホラー版アイドルといえる存在であるともいえます。
しかし、イギリスには誰からも愛される本当の意味でのアイドル的な存在、「鯉のベンソン (Benson the carp)」がいます。
~ コイのベンソン ~
ベンソン (Benson) は、トニー・ブリッジフット (Tony Bridgefoot) さんの所有するブルーベル湖 (Lake Bluebell) に住んでいる巨大なメスの鯉です。
日本では「セレブ (celebrity, 「著名人」)」という言葉が間違って使われているのでピンと来ない人もいるかもしれませんが、海外でベンソンは「セレブ鯉」「もっともセレブな魚」などと形容されています。
ベンソンはそのまるまると太った巨体が人気を博し、知られているだけでも63回は釣られているということです。
釣った人はベンソンを抱きかかえて記念撮影をするとすぐにリリースするというわけです。
さて、そんな人気者のベンソンさんでしたが、残念なことに湖に浮かんでいるのが発見されました。享年25歳 (推定)。
ギネス記録にもなっている日本の緋鯉 (ひごい)、「花子」は鑑定の結果226歳まで生きたといわれていますが、ふつうの鯉でも問題なければ50~70歳ぐらいまで生きるといわれており、ベンソンのその早すぎる死に全英は悲しみに暮れたといいます。
とはいいながら、前述の通り、大事にされている割には最低でも63回は釣り上げられており、蓄積されたストレスや身体的ダメージの影響がなかったとは言い切れません。
毒入りナッツを何者かが食べさせた、紹介されているサイトもあるようですが、これはちょっとばかり違うようです。
生のナッツ (種類不明) を撒き餌のように使って釣りをしている輩がおり (この湖ではナッツを使った釣りは禁止されています)、生のナッツは鯉にとって有毒であるため、ベンソンはそれを食べて死んだ可能性がある、というのが真相です。
いずれの理由にしてもベンソンが亡くなってしまった事実に変わりはなく、彼女が死ぬまで存在を知らなかった管理人にしても、残念でなりません。
<この記事のURL>
http://umafan.blog72.fc2.com/blog-entry-745.html
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久々に更新(しかも大量)すごく嬉しいです!ありがとうございます♪
ベンソンさんの話、悲しい…私と同じ歳で逝ってしまわれたのですね…
いくら人間が好いてても、生き物のペースは崩しちゃダメですね(釣り過ぎ)
マイミも植物に水あげすきたり、猫触りすぎたりするので教訓になりました!(あと、セレブの本当の意味も!)
お体に気をつけて、これからも楽しみにしています!
まだお休み虫のネタがたくさんあるのですが、少しずつ追いついていこうかと思います。
そうそう、観葉植物に水あげすぎて、根を腐らせちゃうことありますよねー、ってないか。なんか水をいっぱいあげると元気になるとついつい思っちゃうんですよね。あと、たいていの猫はさわられるの大好きなので、さわりすぎても大丈夫かと(笑)
さて、今日から続く10日間の殺人的日程をなんとか乗り越えねば。会社でずっとパソコンの前に張り付いているので、帰ってきてパソコンをみる気力がなくなってしまうのですが。
私も今日までベンソンを知らなかったので特に残念です。それにしてもベンソンさん、よく釣られますね!(笑)まるで人間たちにパフォーマンスしてたかのように。
丸々と太って、かわいいですね^^ベンソンさん安らかに・・・
そんだけ釣り上げられればベンソンさんにも負担になるわ(笑)
画像を見てみたいですね。
まだまだお仕事が忙しいようで、
体調に気をつけてください。
この63回って、湖の所有者、トニーさんに報告された回数だと思うんで、ベンソンさんが有名になる前も実際釣り上げられていたと思うんですね。で、沼でも湖でも主と呼ばれるやつは滅多に釣られないからこそ伝説的に「主」と語られるわけですが、ベンソンさんの場合、しょっちゅー釣られて露出がめちゃくちゃ多いので、「主」ってかんじがあんまりしませんよね。ちなみに一番上の画像がベンソンさん健在時のものです。