■シャンプレーン湖で謎の生物が撮影される、チャンプか?■
■Champ (Lake Champlain monster)■
(チャンプか?
※画像をクリックするとYouTubeに飛びます)
~ シャンプレーン湖のチャンプ ~
アメリカのバーモント州、ニューヨーク州、そしてカナダのケベック州にまたがる巨大な淡水湖、シャンプレーン湖で未確認生物が動画撮影されました。
この湖には巨大な水棲獣、チャンプが生息しているといわれています。チャンプでしょうか?
その姿はスコットランドのネス湖で目撃されるUMA界のスーパーヒーロー、ネッシー風 (首長竜タイプ) だといわれていますが、巨大魚を彷彿させる目撃も少なくありません。
いずれにしても捕獲されていないため、その詳細は分かりませんから、「シャンプレーン湖に生息する巨大な未確認生物」とチャンプを定義してもいいかと思います。
それでは動画を見てみましょう。
~ オルセンさんの撮影 ~
(哺乳類の頭部っぽく見えますが、、、?)
撮影された日時は2009年5月31日、明け方の5:30頃だといい、朝日がとても綺麗です。
撮影したのはエリック・オルセン (Eric Olsen) さんという一般人の方で、手持ちの携帯電話で撮影したということです。
さて、まずこれがチャンプであるには、この撮影された場所がシャンプレーン湖であることが大前提です。
周りの景色も写っていますが、広い湖ですから本当にシャンプレーン湖かどうかは撮影された場所の近くに住む住民でもなければとても特定できそうにもありません。
ということで、取り敢えずシャンプレーン湖であると信じることにしましょう。
次にこの生物の大きさですが、体の一部分を除いて水中に没していますし、被写体までの距離も分かりませんから、もちろん正確な大きさは分かりません。
ただし、湖岸からそれほど遠くもないところで、この程度の大きさにしか見えないということを考えると、間違っても5メートル、10メートルといった伝えられるような巨大な生物ではありません。
が、大きさはあまり気にしなくて良いでしょう。どんな生物でも子供時代がありますから、巨大生物の子供と考えれば1メートルぐらいでも何ら不思議はありません。
それではこれが未知の水棲獣であるか考えてみましょう。
~ 流木、シカ、ヘラジカ? ~
(流木マジック、ラサ・リバーサーペント)
まず、レイク・モンスターの正体として常に気をつけないといけないのが流木などの漂流物の誤認、航跡を残し画面右側に向かって泳いでいると信じたいですが、残念ながら絶対に生物であるとは断言出来ません。
流木などは、浮き沈み、回転、またちょっと見る角度が変わっただけで、「まるで生物が動いているように錯覚」するためとても判断が難しく、撮影地点から離れていると尚更です。
正直なところ、動きがあまりにないため見れば見るほど流木っぽく見えてしまいます。
が、流木だとつまらないので、取り敢えず生物と考えていきましょう。
さて、クビは若干長いですが首長竜のような長さをしているわけではありません。首と胴体がつながって写っている部分がありますから、これは確実に判断できます。
あまり詳しくは分かりませんが、見た感じ、頭部が体に対してとても小さく感じます。また、解像度のせいかもしれませんが、頭部に目立った突起物、耳とか角も確認できません。
最初にこの動画を見たとき、生物であればシカやヘラジカの子供が泳いでいるだけだろう、というのが第一印象でしたが、どうでしょう?
陸生の哺乳類が水中に入ったとき、カワウソなどのように体全体を波打たせて泳ぐことは出来ないので、基本的に犬かき、頭部は水面に出しっぱなしになります。
この動画に写っている動物も頭部を出して犬かき泳法、かなりノロノロ泳いでいる印象です。
実際、シカやヘラジカが川や湖を泳いでいるのを撮影されることが多々あります。しかし、体に対する頭部の大きさ、耳や角が目立たない、ということを考慮すると、シカやヘラジカの可能性は低いように感じます。
~ 巨大スッポン? ~
それでは巨大なスッポンはどうでしょう?首を伸ばし甲羅を見せながらプカプカ泳いでいるとは考えられないでしょうか?
北米には生息していませんが、マルスッポンなどのように甲長1メートル超のスッポンは存在しますし、頭部と体の大きさの比率もスッポンであれば問題ないように感じます。
が、ふつう甲羅をここまで水面に出しっぱなしで泳ぐことはありませんし、首と頭部の形状からもスッポンの可能性は極めて低いといわざるを得ません。
~ 定番、カワウソ? ~
(レイク・モンスターに誤認されがちのカワウソ)
こういった場合、既知動物としてはカワウソが有力視されますが、カワウソでしょうか?(ビーバーは首が短いのでビーバーではないでしょう)
動きを見た限りではあまりカワウソっぽくは見えません。
しかし、前述したとおり、解像度が良くないことから耳の位置もよく分からず、そのため、耳があまり目立たないので頭部のシルエットはカワウソっぽく見えます。
カワウソは通常、体全体を波打たせて非常に優雅な泳ぎを披露しますが、頭だけ出してすいすい泳ぐ場合もありますからカワウソの可能性は考えられます。
あくまで個人的な見解で、流木でなく、かつ既知動物であるならカワウソの確率が高いかな、といったところで、シカやヘラジカ (の子供) の可能性も捨て切れませんし、もちろん未知の生物の可能性も有り得る、といっておきましょう。
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今日深いものばかりでした。
また遊びにきます。
木曜スペシャル!
川獺だろうと流木だろうとこのワクワクドキドキ感がいいんじゃ無いですかぁ!!
勿論ホンモノだったら最高ですが…
しかし見つかって欲しく無いような気もするし…
嗚呼、アンビバレンツ(泣)
困った…