■ボルネオの30メートル大蛇、ナブーはフェイクだった!?■
■Borneo giant river serpent is fake?■
~ ナブー、覚えてますか? ~
今回は怠け者の管理人に代わり、キイロイトリさんから教えて頂いた情報を元に記事を書いております。キイロイトリさん、どうもありがとうございます。
さて、世界が注目した「ボルネオの超巨大リバーサーペント、ナブー」みなさん覚えていますか?
ボルネオの災害班のスタッフが匿名で発表したもので、写真はヘリコプターで上空から撮影されたものでした。
撮影場所、撮影日時などすべてが伏せられており、全く詳細の分からない写真です。
30メートルというあり得ないほど巨大な体長、波の立ち方が不自然、災害チームが調査しているのに川は増水もしておらずいたって穏やか...
さらに、撮影者、撮影日時、撮影地点が不明...
怪しすぎるものの、逆に情報がなさ過ぎることにより否定も憶測の枠を超えることはありませんでした。
~ 同じ地点で撮影された写真 ~
とてもラッキーなことに、場所が特定できました。
まずは下の写真を見てください。
リバーサーペントの姿がありませんが、ほぼ同じ地点のようです。というか、「まったく同じ」です。
こんなことが有り得るでしょうか?
考えられるのは、
①ナブーが写っている写真から、ナブーを取り除いた
②どこかに設置された定点カメラの異なる日の写真
③この写真にナブーを加えた
まずは①
ナブーを取り除いた場合、元画像より画質が良くなることは有り得ませんが、誰がどう見ても画質はナブーが写っているものよりも高画質です。分かりやすいように同じ大きさにして隣り合わせにした画像を作りましたので確認してください。
つまりナブーを取り除いた写真でないことは明白です。
(クリックするとでっかくなります)
では②
アングルが完全一致していることから、別な日にヘリコプターに乗って撮影したとしてもこれほど完全に一致した写真を撮ることは不可能です。
有り得るとすればどこかに設置した定点カメラで異なる日に撮影されたと考えるぐらいしかありません。が、この高度に設置できるものなどありませんから、これも有り得ません。
ということは③の可能性が濃厚です。この写真を元につくられたフェイクという可能性が恐ろしく高いことになります。
~ コンゴの写真!? ~
しかも残念なことに、③を立証する強力な証拠があります。
この写真は熱帯雨林保護団体のポータルサイト、Forest.org さんの、コンゴの記事で過去に使われていた写真だったのです。
つまり、この写真の中の川や森はボルネオですらなく、コンゴの写真だったのです。
どこかの誰かが「コンゴの熱帯雨林の写真」を使って作成したフェイク写真だったのです。
そしてあの不自然な波は、例えば下のようなフィギュアを使って合成した場合、四肢が邪魔になるため、波を描かざるを得なかったのでは?とも。
今回は残念な結果に終わってしまいましたが、この写真がフェイクだとしても、ナブーが存在しないという意味ではありませんから、ナブーファンの方はそれほど落ち込む必要はありませんよ。
<参照サイト>
● NunoXEI
● Forests.org
<この記事のURL>
http://umafan.blog72.fc2.com/blog-entry-718.html
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いやーフェイクとはいえ面白いですなぁ(´∀`)あれだけ(蛇の)スケールがデカいと、フェイクだろうなとわかっててもどこかワクワクしてしまいます。
ガッカリ感の
ツープラトン。
UMAの醍醐味ここに有り。
…だと思います!!
でもこのガッカリは決して失望じゃ無いです。
「あ~やられたw」
という楽しみの延長。とは言えやっぱりちょっと残念。
フェイクといえば着ぐるみや模型が主流だったんですけどね~。最近のパソコンで作ったフェイクは何か物足りんないっ…と思いませんか?
元の写真が特定できないと真偽不明のままなんですね。
捏造って簡単なんだなあと思いました。
もう少しの間、夢を見たかったっすね
残念
特に今の時代は合成系のフェイクは簡単ですね。むしろ出所不明にして発表する方法が難しいところかと思います。僕はフェイクに関しては寛容ですが、バレにくくするのがせめてもの礼儀かと思います。今回のはちょっといいかげんですね。
いずれにせよ巨大UMAはロマンですね!いつか遭遇してみたい!
実際、ちょっとずれてる可能性はあります。というのも、フェイクはアスペクト比をいじくっているようですからね。
次なるUMA情報に期待しましょう!