■謎のゼリー状物質は未確認飛行生物の死骸か?■
■Atmospheric Beasts■
(上空に現れたアトモスフェリック・ビースト?
いえいえ、これはただの雲です)
~ 謎のゼリー状物体 ~
(スコットランドの謎のゼリー状物質)
2008年の暮れ、世界を騒然とさせた、というほどでもありませんが、少なくともスコットランドではちょっと話題になった謎のゼリー状物体出没事件。
その正体をめぐり、BBCに依頼された科学者たちまでも、その正体を突き止めようと躍起となりました。
しかし、すでにゼリー状物質は不純物で汚染されており、正体を解明するには至りませんでした。
しかし、その後も断続的に出没するゼリー状物体をサンプルとして調査中、「来月中 (2009年1月) には結果が出るでしょう」という声明を最後に、待てど暮らせど続報が入りません。
飽きてしまったのでしょうか、BBC。
と思っていると、2月になって中間報告が。しかしなぜか調査は進展しておらず、またも沈黙。
謎のゼリー状物質ファンの人たちがやきもきしている思われるので、物質の正体が判明するまで代わりにオカルト系のお話で間をつなぎましょう。
~ 空飛ぶクジラ ~
(これは、未知の惑星に生息する生物モデルのひとつとして
科学者が考えたスカイ・ホエール)
「生命的な役割の数は限られており、その役割を演じたがっている現役の役者はその枠をいっぱいに埋めている
この原則は、三葉虫の時代でも、哺乳類の時代でも変わらずに当てはまるだろう
だが、可能性をいろいろと考えた結果、これまで一度も占められたことのないニッチを一つ思いついた
大気圏の上空には強い気流があって、昆虫やクモがそれに流されている
この大気圏を漂うタンパク質を漂う『空飛ぶクジラ』が進化することは不可能だろうか
大きな口を開けたまま空中をふわりふわりと飛行し、下界に大きな影をつくるような動物がいてもよさそうなものではないか
しかし実在しないからには、そのような動物が存在しえない物理学上のもっともな理由があるのだろう」
~ ニッチ ~
これは、博識の古生物学者リチャード・フォーティが、その著書「生命40億年全史」で語っていた一説です。
ニッチとは「生態的地位」のことで、基本的に、同一環境に全く同一の習性を持つ生物は共存していません。
草食動物だったら食べる植物の種類が違うとか、同一の植物を食べるにしても食べる部分が異なるとか、食べに来る時間が異なるとか、個々の生物にはそれぞれの役割分担があります。
たとえば中国四大家魚、ハクレン、コクレン、アオウオ、ソウギョなんかを例に取れば分かりやすいと思いますが、かれらはお互いに干渉せずに同じ川に生息することができます。
一般的に、ハクレンは植物性プランクトンを、コクレンは動物性プランクトンを、アオウオは水底の巻き貝を、ソウギョは水草を、といった風にそれぞれ異なるニッチのため、同じ環境に共存できるというわけです。
フォーティが言っているのは、過去から現在まであらゆるニッチは埋まり続けているのに、「空中のプランクトン」といえる昆虫やクモを食べるニッチがぽっかり空いており、それを食べる「ヒゲクジラ」のような生物がなぜ進化しなかったのだろう、ということです。
空中を飛ぶのは非常にコストとして高くつきますから、そのコストに見合うだけのタンパク質 (昆虫たち) の絶対量が不足しているのも要因のひとつとして考えられます。
では、空を飛ぶのではとても無理というのであれば、昆虫たち同様に気流に任せて浮かぶような存在であれば良いかもしれません。
残念ながら、そのような動物が存在したという痕跡は今のところ見つかっていません。
しかし、UMAの世界では?
~ アトモスフェリック・ビースト ~
(奇妙な雲、アトモスフェリック・ビースト?
※ 画像をクリックするとYouTubeに飛びます)
UMAの世界にはアトモスフェリック・ビースト、つまり「大気圏の野獣」と呼ばれる、空中を漂う未知の生命体の目撃が100年以上も前から続いています。
代表的なものとして、トレバー・ジェームズ・コンスタブルさんが主張するプラズマ生命体、クリッターがいます。
トレバーさんのいう、生命体がなぜプラズマ状なのか、その根拠や意味がさっぱり分からないのですが、クリッターは数多いUMAの中でもとびきりユニークな存在です。
詳しくはクリッターの記事を参照いただくとして、このクリッターは簡単に言うと空に漂う巨大なアメーバのような生命体で、形は不定形、肉眼視することは不可能、という設定、いや、存在となっています。
その他にも、このブログでも過去に紹介したことのあるスカイ・サーペント、クロフォーズビル・スカイ・モンスター、フライング・ワームなどもアトモスフェリック・ビーストの一種といえます。スカイフィッシュなども含めても良いかもしれません。
スカイフィッシュなんかはとても人気があるのですが、他クリッターを除けば地味な存在で、あまり話題になることもありません。
ところで、アトモスフェリック・ビーストにはささやかれるある特徴があります。
~ ゼリー状物質は死骸!? ~
(トレバーさんが主張するクリッターの写真)
アトモスフェリック・ビーストの一種、クリッターは死ぬと地上に堕ち、どろっどろのゼラチン状になるといいます。
「プラズマ状の生物が死ぬと高密度になってゼリー状物質に変化」、さらに意味が分からないので、取り敢えずトレバーさんの主張する「プラズマ生命体」というのは忘れて、単に「未確認飛行生物」と考えていただきたいと思います。
平べったく密度の低いアトモスフェリック・ビーストはふわふわと気流のなすがままふわりふわりと浮いています。
小さな昆虫たちがアトモスフェリック・ビーストに触れると、まるでクモの巣にかかったようにからめとられ養分を吸い取られてしまいます。
ただ浮いているだけで食事には困りもせず、口を開けているだけで楽に食事のできるヒゲクジラの仲間やジンベエザメのような存在です。
しかし、地球の生命体である以上、やはり寿命が来ます。
死を迎えたアトモスフェリック・ビーストは収縮し高密度になり空中に浮いていることができなくなり、さらにまわりの水分を吸収しながら、なぜかスコットランドめがけて地上に降ってきます。
それが謎のゼリー状物体の正体だと、誰かが言っていたとか言っていなかったとか...
アトモスフェリック・ビーストは少ないながらもファンはいるようで、たまーに撮影に成功したと動画がアップされています。これといった動画は今のところ存在しないのでこのブログで紹介したことはありませんが、興味のある方はどうぞ。
● アトモスフェリック・ビースト 動画2
● アトモスフェリック・ビースト 動画3
<参考文献>
● 「生命40億年全史」 (リチャード・フォーティ著)
<この記事のURL>
http://umafan.blog72.fc2.com/blog-entry-715.html
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私も先日、近所の神社で白い半透明の物体を発見しました。
それはブヨブヨしてて、木の棒で突っつくと粘着質で顔に当たる部分などは見つけられませんでした。
突っつくこと5分、私はこの物体の正体に気づきました。
その名は"サロンパス"……学名はまだ無い……orz
でも虫ってある高度までしか飛べなかったはず・・・
雲の高さまで飛べるってのは聞いたことないな
謎のゼリー状物体☆
もうですね、ゼリー状物体、てだけで気分が盛り上がりますねぇ♪
楽しめりゃ正体なんて、もうどうでも♪
正直、動画は余りピンと来ませんでしたが。
…でもスカイホエールって…
…ウルト〇〇ン〇ロウのZATの…?!
歳、バレバレ(苦笑)
ほんとうにry
ところで、ウルトラマンに出てくる飛行機ってスカイホエールみたいでしたっけ?
それ系の記事は太平神社スライムの記事にのってますよー、で、これは一応それ系じゃないゼリー状物質なんですよ。
海水などで自然分解される物らしいですが上空で凍っていたのかもしれませんね。
こんな感じの生物が出ていました。
密度が小さいわけではなくて、
普通に飛行機が衝突していましたが、
全く見えない上に大きいというのは共通していますね。