■マインドコントローラー 寄生虫ディクロコエリウム■
■Dicrocoelium dendriticum■
(ディクロコエリウムの動画
※ 画像をクリックするとYouTubeに飛びます)
~ ディクロコエリウム ~
マインドコントロールシリーズ、今回はディクロコエリウム (槍形吸虫, やりがたきゅうちゅう) です。
槍形吸虫といわれますが、槍というよりは、薄っぺらでちょうど広葉樹の葉のような姿をしています。
ディクロコエリウムは小さな小さな寄生虫で、ウシ (ヒツジetc) → カタツムリ → アリ → ウシと渡り歩きます。
アリから終宿主のウシに戻るときがかれら一世一代の晴れ舞台ですが、取り敢えずスタート地点のウシから見ていきましょう。
~ スタート ~
ウシのおなかの中にいるディクロコエリウムが産んだ卵は、ウシの糞に混じって体外に排出されます。
次は、いろいろな寄生虫のターゲットになっているカタツムリの体内に移動する必要があります。これは比較的容易で、カタツムリに食べてもらえばOK。
とはいっても、カタツムリが近くにいない場所に糞をされるとディクロコエリウムの寄生人生はスタートするなく終焉を迎えます。
あまりに日当たりの良いところに糞をされたりすれば、カタツムリはやってこないでしょうし、干からびてしまえばそれまでです。
無事に糞と一緒に食べてもらったディクロコエリウムの卵は、カタツムリの体内にはいることで孵化することが出来ます。
カタツムリの体内で孵化したディクロコエリウムの赤ちゃんはスポロキスト (スポロシスト) というステージを経て、ケルカリア (セルカリア) になります。
カタツムリの体を利用して、無性生殖により夥 (おびただ) しい数にふくらんだケルカリアは、カタツムリの粘液を通し、体外に脱出します。
粘液が見向きもされなければそれまでですが、そもそもケルカリアの寿命がせいぜい1日程度と思われますので、さっさと発見されて食べてもらわなければなりません。
運良くアリがカタツムリの粘液を食べてくれれば、ケルカリア (ディクロコエリウム) はアリに寄生することができます。
~ 難関 ~
(ケルカリア入り粘液を食べてしまうアリ)
数々の難関を乗り越え、やっとこアリの体内にたどり着いたディクロコエリウムですが、ここでケルカリアからメタケルカリア (メタセルカリア) に成長します。
さてアリからウシへ移動するのが一番難しいところ。
ウシがアリをムシャムシャ食べてくれればいいのですが、アリクイやアルマジロ、センザンコウのようにアリやシロアリを主食にしているわけではありませんから、なかなかそうはいきません。
なんの工夫もなければ、せいぜい草と一緒に偶発的に食べられることがあるぐらいでしょう。
しかし、それもほとんど期待できません。アリは結構すばしこいですし、ウシに食べられそうになったら急いで逃げてしまいます。
そこで考え出した (?) のがアリのマインドコントロールです。
~ アリの洗脳 ~
(植物のてっぺんにかじりついて動かないアリ)
アリに寄生したメタケルカリア (ディクロコエリウム) は、ウシにアリごと食べてもらうために一工夫、アリを操作することにしました。
働き蟻たちが家路に急ぐ夕方、ディクロコエリウムに寄生されたアリは自分の巣穴に戻る代わりに、草のてっぺんを目指します。ディクロコエリウムがそうさせているのです。
草の頂上に向かうのは、もちろんウシに食べてもらいやすいようにです。しかし、ウシが近寄ってきたときに逃げてしまっては話になりません。
草の頂上に達したアリは、そのまま動きを止め、ウシが近づいて来ようが逃げる素振りも見せません。冬虫夏草 に寄生された昆虫と似ています。
昆虫が上へ上へと向かう習性をうまく利用したマインドコントロールのようです。ただどうやって、その行動を促しているのかは分かりません。しかも登り切ると動かなくなってしまうのも不思議です。
(ディクロコエリウムに寄生され、植物のてっぺんに
集結し身動きしない蟻たち)
草の実のように大量にアリのついた草が、ウシにとって特に魅力的に写るわけもはなく、食べられるかどうかは時の運です。
しかし動きを完全に止めたアリたちがウシに摂取される可能性は、元気に動き回るアリたちよりも格段に高いことは疑う余地はありません。
アリと一緒に草ごと食べられたディクロコエリウムは見事に次世代へとつなぎます。
~ 再挑戦? ~
食べられなかったアリは?
ウシに食べられなかったアリはそのまま死に、当然ディクロコエリウムも死んでしまいます。アリにしてみれば全くの無駄死にです。
しかし、夕方から一晩経っても食べられなかったアリは、朝方になると、ディクロコエリウムは洗脳を解き、アリを地面に戻すともいいます。
昼間の間自由に行動させると、また夕方にマインド・コントロールをはじめ草の頂上へと導くというのです。
しかし、夜の寒さ、朝方の日差しにより一晩でアリは絶命してしまう可能性も高く、またメタケルカリアの寿命も短いと考えられることから、そんなことが本当に可能なのかどうかは分かりません。
<参照サイト>
● Later On
<この記事のURL>
http://umafan.blog72.fc2.com/blog-entry-713.html
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でもまぁ、寄生しなきゃ生きて行けない以上はこれくらい当然なんでしょう。
何にせよ。
蟻が唯一にして最大の被害者である事に変わりは無いか…
それさえ無きゃ完璧なサイクルだと思うんですけど、ねぇ。
長くなるのでアリのところ以外詳しく書かなかったんですけど、カタツムリは即死はしませんが、たぶん生殖能力などなくなっており、ケルカリア生成のみのほぼゾンビ化していると思われます。また、ウシも病気になるので、この寄生虫の行くところ行くところ、すべて不幸が訪れます。
吸虫は人間にとっても怖いですからねぇ
しかし、何故アリを主食にする生き物を最終宿主に選ばなかったんでしょうか。
そうすればわざわざ洗脳せずに済むものを・・・。
まぁ任意に選んで進化できるものでもないだろうし、これも自然の不思議ってことでしょうか。
カタツムリのあとに、蟻を挟んでいるのがこの寄生虫のポイントですが、中間宿主にカタツムリを選んでいる寄生虫が多いですね。
面倒くさいですが、カタツムリ→牛、よりもカタツムリ→蟻→牛のほうが終宿主に辿り着ける確率が高かったんでしょうかね、分かりませんけどね。
なんだかんだ言っても、実質的には「共生虫」である場合が多い?筈だし。
何かに対して有益な一面、無いんでしょうかねぇ!?
今回のように小さければ尚更です^^;
そんなことはないと思いながらも
もしかしたら自分にも…なんて考えてしまします><
今回のこの名前の語感、サイクル、カタツムリでどうしてもレウコクロリディウムを思い出して「うげぇ…」ってなってました
進化の仕方が理解できませんがこれも一つの形なんでしょうね
これはなんでしょうか?
効率いいんだろうか?
と、思わずにはいられません。
かくいう私は以前サケの寄生虫のアニサキスにやられました。
寄生する方が増えるのと寄生される側の数のバランスが成り立っているんですかねぇ?
皆さんに知っておいていただきたいことがあって
コメントさせてもらいました。
皆さんは集団ストーカーという犯罪をご存知でしょうか。
まあ、犯罪というより拷問なんですが。
集団ストーカーというのは特定の一人の人間に対して
電磁波等の目に見えない兵器で攻撃したり
大人数でその一人に対していろいろな嫌がらせや
犯罪をしたりするとてつもなく悪質な犯罪のことです。
電磁波等の兵器による攻撃はその特定の一人以外にも
他の大勢の一般の人達もされてるのかもしれません。
この兵器を使えば、人の感情を操作したり
相手に考えさせたいことを考えさせたり
頭や体にダメージを与えたり、頭をはげさせたり
外見や精神をおかしくさせたり、精神病にしたり
とんでもないことがいろいろできるみたいです。
自分はこの集団ストーカーの標的(ターゲット)にされてます。
今も、こういう兵器でいろいろな攻撃をされてます。
電磁波等の兵器で24時間自分の考えを読まれて
考えたことや行動した事に対して頭に
直接いろいろな事を言われてます。
音声送信というんですが、口で言わなくても相手の頭に直接声を
聞かせられる機械があるみたいです。
実際に耳で聞くのとは違って
この音声送信はかなり気持ち悪い感じです。
他にも、ほのめかし、ノイズキャンペーン、ガスライティング
アンカリングなどやられてます。
インターネットで調べてもらえば分かると思いますが。
この犯罪はまだ国に認められていません。
こういう兵器のことを認めている国はいくつかありますが
日本ではまだ認められていません。
アメリカではギャングストーカーとか呼ばれてるらしいです。
こういう兵器や犯罪をこのまま野放しにしておけば世界が
滅亡してしまうかもしれません。
自分はこの兵器や犯罪のことを警察に何とかしてくれるように
頼んでるんですが、大体とぼけたりはぐらかされたりされてます。
皆さんも警察や企業や団体、組織などいろいろなところに
何とかしてもらえるようにいってもらえないでしょうか。
自分ひとりではほとんど意味がないかもしれませんが
大勢の人で協力すればこの兵器や犯罪の問題を
何とかできるかもしれません。
皆さんも世のため人のためにも、この兵器や犯罪の問題を
解決するためにひとりひとり何か行動してもらえないでしょうか。
お願いします。
この前、大勢のFC2を使ってる方のブログにこのコメントを
書き込みました。そのときは自分のブログの
URLを入れても投稿できたんですが
今はURLを入れると書き込み規制になってしまいます。
すいませんが、検索するときはhttpのあとに:をつけて
検索してもらえないでしょうか。
http//denjihaheiki.jugem.jp/
何かに寄生する生き物ってなんだか非効率的に感じてしまうんですが
まだ生き延びてるってことは効率悪くはないんでしょうねぇ.....
なにかを頼るより自活することを選べよって言いたくなりますね(笑)
「人生、捕食したら負けだと思ってるんで」とか言い返されそう.....
ちょっと忙しくてブログを管理する時間が全くないため、新着記事も返信ももう少し待ってください。来週には1本ぐらいかけるような気が、、、いや分かりませんけど。4月になればまたふつうになると思うのですが、今月はキツイのです。とにかくごめんなさい。

でもなんでマインドコントロールされるのか…、不思議でいっぱいです。
こんな寄生虫が人間にとりついたら…、考えただけでゾッとします><
新しい記事待ってま~す^^
新しい記事は4月に入れ派スケジュール的に余裕が出てきそうなので、そのあたりからちょくちょくと、、、あと花粉症で死んでいます(泣)