■ボルネオで巨大サーペント撮影される■
■Borneo giant river serpent■
時間がなくて、写真だけ見て10分ぐらいで書いたいい加減な記事だったので、少し書き直しますね。
今回の記事はエテポンゲさんに教えて頂いたものです、どうもありがとうございます。
~ ボルネオのリバーサーペント ~
ボルネオのバーレー川 (river Baleh) で、巨大なヘビのような生物が撮影されました。
いわゆる「サーペント」と総称される生物で、川で目撃されたので、シーサーペントではなく、リバーサーペントということになります。
撮影したのはボルネオの災害班のスタッフ、写真はヘリコプターで上空から撮影したものだといいます。
なんでもボルネオの先住民族、イバン族 (Iban) にはナブー (or ナバウ, Nabau) と呼ばれる巨大なサーペントの伝説があるそうで、今回撮影された生物はそのナブーではないか、と話題になっています。
ナブーとは、体長は100フィート (約30メートル) を超える大蛇で、頭部はドラゴンに似ており、7つの鼻孔を持つといわれる伝説の生き物です。
ナブーがなんで鼻の穴ばっかりいっぱいあるのかさっぱり分かりませんが、今回撮影された生物も100フィート以上と見積もられていることから、大きさ的にはまさにナブーといった感じです。
と、大変盛り上がっているのですが、大きさが大きさだけに、またイラストちっくな写真なだけに、誤認やフェイク説もたくさん出ています。
それではいろいろな角度から考えてみましょう。
~ 川の色 ~
exciteニュースさんによれば、
「この幻獣が巨大すぎるため陸地からでは判断しにくく、ヘリコプターで洪水地方をモニターしている災害チームのメンバーにより、上空から偶然撮影された写真だけが手がかりとなっている。」
ということだそうです。
災害班 (災害チーム) が洪水地方をモニター、ということですが、実は撮影者は「撮影班のスタッフ」以外、詳細な場所、撮影日時を伏せ、さらに匿名で発表しています。
この時点でかなり怪しく感じてしまいますが、さらに「洪水地方をモニター」しているにも関わらず、川が泥で濁っているどころか、とても綺麗な色をしています。
さらに悪いことに、このバーレー川、洪水があろうがなかろうが、もともと茶色に濁った川だということです。(Shinerさん情報)
で、調べてみたのですが、バーレー川は世界的にはあまり有名ではないようで、写真もあまり存在していません。
少ないサンプルですが、写真のように青い色をしたバーレー川の写真は発見できませんでした。しかし、少ないサンプルですから、これで常時濁った川とは断定できませんから、取り敢えず川の色は、この写真の「否定」の材料にはしないことにします。
~ さて写真を見ると ~
シンプルに写真だけを見てみることにします。
まるで「絵」のような写真ですが、綺麗な自然の映像や写真は、自然の少ない場所に住んでいると「まるで絵」のように感じますし、それだけでフェイクと決めつけるのは少々乱暴です。
ただし、それを差し引いても、この写真には違和感を感じてしまいます。
もちろん、こんな大きなヘビを見たことがないですから、違和感を感じて当然なのですが、そういった大きさとは別の点での違和感です。
ひとつは大型のヘビにしては胴回りがほっそりとしていることです。巨大なアナコンダの写真や動画を一度は見たことがあるかと思いますが、頭部から首にかけての太さと、体の後半部分では太さがまるで違います。
そしてもうひとつ、波の立ち方がどうも不自然な感じがします。
波が立っていなければ、ほとんど動いていないと判断することも出来ますが、明らかにヘビの動きにより波が立っているのが分かります。なので、この蛇は泳いでいるはずです。
30メートルもあるヘビが本当に存在したとして、いったいどれぐらいのスピードで泳ぐことが出来るのか分かりませんが、いずれにしてもそのような巨体で水面すれすれのところを泳げば波が立ちます。
波は進行方向の先端部分から立ちますが、写真を見た限り、あまり頭部付近には大きな波が見られません。
もちろん首をもたげて泳いでいれば、水面から出たところが先端になりますからそこから波が立ちますが、この写真では全体が水中に没しているように見えます。
頭部付近から波が立たないのは、頭部がずいぶん深いところにあるからでは?という推測も成り立ちます。
しかし、頭部から首にかけてずいぶん薄い色に見えます。これは頭部から首にかけて、(他の体の部分と比べ淡い色をしていない限り) 頭部付近が浅いところにあることを意味します。
つまり、頭部は深い位置になく、体の中でももっとも水面に近いところにあると考えられ、やはり頭部付近から波が立つのがふつうです。
と、いろいろ書きましたが、あくまで発表されたのはこの写真だけ、フェイクの可能性は否めませんが、完全否定するほど材料もありませんし、取り敢えず楽しめるUMA写真といえるでしょう。
<参照サイト>
● エキサイトニュース
● Fame Watcher
<この記事のURL>
http://umafan.blog72.fc2.com/blog-entry-712.html
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確かに蛇にも見えるけどヒレがあるようにもみえます・・・(波が
にしてもこれだけ巨大な生物が見つかるとなるとまだまだ地球も神秘的ですね~^^
普段のこの河川の色と明らかに違うという指摘が
あるみたいですねー。
普段は黄河やガンジス川のように濁った色なんだとか。
実際の濁った画像を見たわけではないので断定は出来ませんが、
それを根拠に否定している方も居るらしいです。
しっかし、淡水生で30mはちょっと大きすぎる気もしないでもなかったり・・・・(笑)
これすごいですよね
この川って深さはどれくらいあるんでしょう?サーペンとの体長が30mだとしたら川幅は10m前後ぐらいかな?すると川幅が10mだとしたら深さは・・・・・・ん~わかんない(笑)なんか、この(サーペントにとって)小さい川に不釣合いだな~。ジャングルに棲んでいて、たまたま川に出て泳いでいたんでしょうか。
絶対?生物じゃ無いでしょう。
…サーペント型ゾ〇ド?
でも裏返せば、だからこそ生物であって欲しいなぁ~、と。
鯨締め上げるくらいは余裕綽々でしょうねぇ。
ホント、デカいわ。
おもしろいので個人的にはありです。
まだ、あまりいろいろな記事を読んでいないので、もう少し調べたら記事を書き直しますね。僕は単純に「波」だけで見てましたから。
30メートルもあるとすると、やはり陸地よりも水中のほうが動きやすいと思うので、アナコンダのように水生ではないでしょうかね。あくまで存在するとすれば、の話ですけどね。
なんだか写真自体、色とかかなりいじってある感がありますよね。
池田湖のウナギが2mくらいまで育つそうですが、30mあればかば焼きで何人前とれますかね(笑)
何食べてここまで大きく育ったんでしょうかね?
ヘビって魚食べるんでしょうか?
こんなUMAがまだ存在しているなんて信じがたいですね。
でも夢がある。。
一度は実際に見てみたいですね。
頭部が水面から出ている(という設定)だからではないでしょうか?
確かに、ぱっと見は「絵」という感じなんですけど、本当に自然がきれいなところって、「絵」みたいに見えますよね、ボルネオなんか自然が豊かですし、ここはだまされたと思って信用してみるのもUMAファンの粋なところですよ(笑)
確かにちょっとやりすぎ(?)な大きさですけど、まーそういうのを飲み込んでこそUMAなんですよ(笑) アナコンダだとほとんど陸生の哺乳類を捕食しますけど、魚食性のヘビもいますから魚を食べていてもなんら不思議はありませんよ。
ちょっと大きすぎるんですけど、ティタノボアの化石が発見されたばかりですし、この巨大蛇のUMAはタイムリーだと思いますよ。
そうですね、頭をもたげて泳いでいる場合は、水上に出ている部分から波が発生しますよね。この記事はちょっとはしょって書いてあるので、分かりにくいと思いますから今度休みのときに書き直しますね。
ところで「設定」というのが笑えますね(笑)
そうですね、不思議、というか不自然というか、奇妙な光景です(笑)
いや、信じたい笑
この画像はニュースサイトで見たのですが、やはり違和感を覚えました。
画像の明かるさとコントラストを変えてみたら、やはり妙な感じに見えます。
>分かりにくい説明ですかね?
いえいえ、御説明はよく伝わっております。
うなぎでしょうか?
でも若干怪しいですね。
しかしこの大きさを考えると確かに全身がはっきり水面に見え過ぎてますねぇ。
波の大きさも不自然に見えます。
本当であって欲しいとは思いますがかなり怪しいですね~。
そうですね、否定している人たちだって、みんな本物だったらいいと思ってますよ!
むしろ波がないほうが良かったのでは、と思っちゃったりします。
これからもよろしくお願いします。
で、ウナギも大型化するとやはりかなり太くなって、縦横比が小型のものとかなり異なるんですね。
でも、細いままの大蛇が存在しない、とは言い切れませんけどね。
でも、ちょっと突っ込みたいw
少しだけ擁護をさせていただくと、川の水の色が違うとの指摘ですが、これは泥濁りの茶色い川でも、高い上空から写すと光の関係で青く写るのが普通ですから、撮った高度を確認したいところです。
アマゾンも大阪湾も上空から写せば青く写ります。
上空から見ると赤っぽい色はほんんど吸収されて濁っている川も青色ですよね。ですけど、今回の写真、それほど高度が高く感じないので、どうなんでしょうね、撮影者?は高度も場所も、日時も何も教えてくれないので謎であります。
写真はフェイクっぽいですが10m越えの蛇はいないことはないと思います・・・
そう、スカイフィッシュ。
カメラの近くをこういう軌跡に虫が横切り、それがたまたま河と重なってこういう画像になった?