■アルゼンチン、マカチン空港に現れた謎の飛行生物■
■Unidentified flying creature■
~ マカチン・クリチャー ~
これはアルゼンチンのファビアン・ロマーノ (Fabian Romano) さんが、ラパンパのマカチン空港 (Macachin) で撮影した画像です。マカチン・クリチャーとでも呼んでおきましょう。
ロマーノさんによれば、この生物は高速で飛び回り、飛び去る前に写真撮影に成功したのはこのただ1枚だけだということです。
この謎の生物を特定してもらおうと、ロマーノさんは、CEUFO (Center for Studies UFO) というUFO調査機関に送りました。送り先を間違えているような気もしますが、取り敢えずそれはいいとしましょう。
CEUFOは、ロマーノさんから受け取った写真を分析し、それが「実体」をもつもの、つまり「霊的」なものではなく「実在するなにか」であると判断を下しました。
さらなる調査を進めるため、CEUFOは州立博物館にこの「物体」の鑑定を依頼します。
同博物館館長、グスターヴォ・ シーゲンターレ (Gustavo Siegentale) さんは、「大変奇妙である」と前置きした上で「これは翼を持つ肉食哺乳類であり、明らかに未知種である」と独自の見解を述べました。
CEUFOは調査の手をゆるめません。続いて警察の特別犯罪捜査局に画像分析を依頼します。
同局にて刑事事件の際に使用されるというハイテク画像分析器で綿密な調査を行い「眼窩 (がんか) やクチバシ」を確認、またこの「生物の体長が80センチ」であるというところまで突き止めました。
CEUFOはこの種の生物が、空港の近郊で幾人もの人々によって目撃されていることを付け加え、今回の目撃事件がただの一度きりのことではないことを強調しており、広く情報提供を求めています。
~ 恐るべし館長 ~
(ダービシャーの妖精)
ノームが現れるアルゼンチン ですから、こちらだって妖精かもしれません。シルエットなんてダービシャーの妖精 風ですし、空港の精かもしれません。
各調査機関による見解をまとめると、この写真に写っている「物体」はなんらかの「生命体」であり、「体長は80センチ、頭部に目とクチバシ」を有する「翼を持つ肉食哺乳類」である、ということになります。
特別犯罪捜査局の画像分析は取り敢えずおいといて、州立博物館の館長さんが主張する「翼を持つ肉食哺乳類」説は驚愕の洞察力と言わざるを得ません。
この大きさも細部も分からない、ほぼシルエットのみのピンぼけ写真から、脊椎動物であることを見抜き、さらに脊椎動物の中の哺乳類というところまで特定しています。
さらに驚くべきは肉食哺乳類という食性までも見抜いている点です。
肉食というのは語弊がありますが、「翼を持つ肉食哺乳類」は、既知生物ではコウモリしか当てはまりません。しかし、長い後肢と触角の存在から絶対コウモリではありません。
ですから、館長さんは「新種 (未知種)」と述べているのでしょう。
この説に「クチバシ」と「体長80センチ」という調査結果を加えると既知生物からはどんどん離れていくことになります。
マカチン・クリチャー、そのフランス洋菓子を彷彿とさせるひ弱そうな名前とは裏腹に、UMAとしての素質を多分に秘めています。
~ 正体はなんでしょう? ~
(拡大して見てみると?)
撮影者のロマーノさんの直感では宇宙生物、館長さんは「未知の肉食哺乳類」、本当に既知生物ではないのでしょうか?
一見するとピンぼけ感がフェイク写真ぽい雰囲気を漂わせているのですが、おそらく加工はされていないものと思われます。CEUFOのいうとおり、これは実在するものとして考えて問題ないでしょう。
特別犯罪捜査局が発表したように、本当に80センチもあるとしたら間違いなく未確認生物、もしくは地球外生命体でも何でも良いかと思います。
が、比較する対象物の存在しない一方向からの写真だけで、物体の大きさを正確に計ることは出来ませんから、取り敢えず大きさは「分からない」ということでいいかと思います。
ただし、写真の翼の大きさから、この生物はあまり大きくないことが推測されます。
生物全体がピンぼけですし、激しく動いていると思われる翼部分はさらにぼけていますから、大きさや形などははっきり分かりませんが、翼の長さはせいぜい体長と同じかそれ以下、翼の面積もとても小さい印象です。
自分の体長ほどの小さい翼で飛翔できるのは体が小さい (体重が軽い) 生物の特徴ですから、もし翼の大きさも見た目通りだとすれば、この生物は80センチという大きさはないでしょう。もっとずっと小さいはずです。
その他のプロポーションをよく見てみましょう。頭部と胴体の区別がつきます。つまり、頭部と胴体の間にくびれが存在します。頭部からは触角らしきものが生えているのも確認できます。
長い後肢が1対、だらりと垂れ下がっており、後肢ほどはっきりしませんが、腕 (前肢) のような部分も確認できます。ということは前肢が翼に進化した鳥やコウモリではない、ということになります。
また、飛んでいる姿のワンショットですから、この飛行姿勢がこの生物の飛行姿勢とは言い切れませんが、地面に対して体を垂直気味に立てて飛ぶのは昆虫類に多い特徴です。
といった点を考慮すると、これはおそらくレンズ付近をかすめ飛んだ昆虫ではないかと思われます。
ピンぼけなのでそれ以上は分かりませんが、ハチ (アシナガバチ) とかバッタの仲間、頭部と胴体の判別が出来ることからハチのような印象を受けます。
とはいってもこの写真で断定するのはちょっと無理がありますから、UMAの可能性も十分考えられます。CEUFOの主張通り、マカチン・クリチャーがよく目撃される、というのを信じれば、まだまだこのUMA、いけるはずです。
<参照サイト>
● Phantoms and Monsters
<この記事のURL>
http://umafan.blog72.fc2.com/blog-entry-703.html
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田舎の出なもので,気温の高い時期はアシナガバチを毎日の様に見かけましたが,
足をぶらんとさせて,こっちの様子を伺いながらホバリングする彼はまさに妖精そのものですよね。
むしろ妖精の絵を見たときに,「羽が一対多いハチ。。」と思った記憶が。。。
最初はバッタに見えたんですけど

よく見たら
関節が前にでてるみたいに見えるし
(膝みたく)
でも色的にバッタ当たりが有力ですかね???
あれでミツバチみたいにお花畑を飛んでいて、刺さなければ人気のある昆虫になりそうなんですけどね、実際はイモムシとか抱えて飛んでますよね。
どれも、しっくりこないんですけど、昆虫に限らず他になんか良い候補があったら教えてくださいな。
かえるがジャンプしたようにも
見えます。

あと説明みて思ったのは
ガーゴイルとかッスね

前脚があって
長い後ろ足

それから肉食で嘴がある
触角は長い耳

なんかこじつけで
すいません


首が前に突き出してっぽいのも気になる。
羽ばたいているせいだろうけど翼は皮膜的な印象だし。
新種のUMAであって欲しい…けどなぁ~
世間にロマンが足りない事だし。
ところで。
名古屋駅周辺の歩道の植え込みにハチドリがいたのを二、三度見かけたんですが。ワシントン条約的にどうなってましたっけ!?
まして。日本の冬、越せるんだろうか!?
また来させてもらいます^^
相互リンクよろしいでしょうか?
写真の感じはさすがに80センチもはないでしょう。
昆虫なのでアルビノによる色素の変化かどうかはちょっと分かりませんが、既知種の体色変化により珍しい生物に見えた、という可能性はあるかもしれません。ただ、この写真の場合フォーカスが合っていないことにより、白飛び気味に写っている可能性の方が高いような気がします。
けど光の反射かわかりませんが触覚みたいなの見えますね。