■新種のピンクムカデ ~ ピンク・ドラゴン・ミリピード■
■Shoking pink dragon millipede (Desmoxytes purpurosea)■
~ 桃色のドラゴン ~
小ネタです。
タイのチュラロンコーン大学のソムサック・ペーニャ博士 (Dr. Somsak Panha ) 率いる探索チームが、メコン川流域で奇妙かつ美しい (?) ヤスデを発見しました。
正式な英名が、ショッキング・ピンク・ドラゴン・ミリピード (「鮮やかなピンク色のドラゴンムカデ」)という冗談のような名前ですが、実物を見れば納得してしまう超ド派手なヤスデです。
赤やピンク色のムカデやヤスデは存在しますが、これほどまでに見事な色合いは見たことがありません。
(典型的なヤスデ体型のピンク色のヤスデ)
体はもとより、足の先まで「鮮やかなピンク色 (ショッキングピンク)」に染まったこのヤスデ、体に対し手足がとても長く、一見するとムカデに見えるほどです。
しかし、足の生え方を見るとヤスデの特徴である、ひとつの体節から2対4本の足が出ていることからヤスデであることが分かります。
ヤスデは敵に襲われるとぐるぐる巻きになって、各体節から人間にとっても猛毒の青酸 (シアン化合物) を分泌し敵を追い払います。
このピンク・ドラゴン・ミリピードも青酸を分泌するようですが、それだけでは飽きたらず、派手な体色で「食べるな危険」信号も出していると考えられています。
ちなみに、ヤスデは青酸を出すものの刺激臭、肌のかぶれ等の心配はあるものの、基本的に危険な生き物ではありません。
ただし、山で遭難して食べるものがなくても、死ぬかもしれないので生では食べない方がいいと思います。
<この記事のURL>
http://umafan.blog72.fc2.com/blog-entry-687.html
↓気に入って頂いた方はクリックして頂けると嬉しいです
人気 blog ランキング でオカルト・ホラーサイトを探す
>> FC2 ブログランキング (オカルト・ホラー)
>> 面白サイトランキング
(関連)
■ 不思議な生物リスト
■ 3メートルの巨大ヤスデ ~ アースロプレウラ
■ 666本の脚を持つヤスデ
■ かわいいヤスデ タマヤスデ
■ 巨大ゲジゲジ (オオゲジ)(微グロ注意)
■ 超キレイなナナフシ ~ アクリオプテラ・ファラックス
■ 水生巨大ムカデ型UMA コン・リット
■ 巨大ゴキブリ (アプソロブラッティナ)
■ 巨大フナムシ (ジャイアント・アイソポッド
■ 巨大ヒヨケムシ (キャメル・スパイダー)
■ アフリカの巨大グモ (メガラクネ)
■ 島を食い尽くす? ナナツバコツブムシ
■ アノマロカリス Part I, Part II
■ 巨大ミミズ Part1
■ 九州で超巨大ミミズが目撃される!?
■ 3メートルの巨大ゴカイ、オニイソメ
■ 装甲イモムシ ~ ラシアン・アーマード・ワーム
UMA一覧へ
トップページへ
読ませていただいてます。
ちょっと内容ずれしますが
この記事からようつべ動画を視て
ムカデが意外に大きいものが
居るのを知りました。
モルモットが餌になってましたが
小さいサイズだから
まだ見る分にはいいものの
大きくなったらグロさ100倍、、、
しかし気になるのは
ムカデやヤスデは心臓は
どこにあるんでしょうね?
体節何個で生きていられんでしょ?
ちょと気になりました。
ちょっと利き腕を怪我しちゃっていたのでコメントの返信が遅くなってしまいました、ごめんなさい。
大型のムカデにはピンクマウスとかカエルとかを餌にしている動画なんかをよく見ますね。あくまで餌ですから仕方がないんですけど、動画投稿は餌となる生物が死んでいくのを楽しむかのように撮影されているのがちょっと気がかりですね。
さて、ムカデなんですが、脱皮したときに取れた足などは再生しますが、からだが切れてしまったのは無理なんでは?飼ってないので分かりませんけど。
たしかに、このショッキング・ピンクは派手すぎて作り物みたいに見えますよね。