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エイリアン・プラネット ~ グローブバック Part1

■エイリアン・プラネット ~ グローブバック Part1■
■Alien Planet - Groveback■

今回はちょっと趣味に走って番外編です。UMAじゃないので、ごめんなさい。



~ SETI ~

SETI (セチ or セティ)という言葉は聞いたことがあるでしょうか?有名なので知っている人も多いとは思いますが、知らない人のために簡単に説明します。

SETIとは "Search for Extra-Terrestrial Intelligence" の頭文字を取った略称で、直訳すると「地球外知的生命体探査」となります。言葉は悪いですが「宇宙人捜し」と言い換えることもできます。

この広大な宇宙のどこかで、人間のように文明を発達させた知的生命体 (ETI) が存在する星があるとしたら、その星は、もしかすると地球 (その他 ETI が宿ると思われる惑星) とコンタクトを取るために、なんらかの電波を送っているかもしれません。


(太陽系外の電波をキャッチしたといわれる、"Wow シグナル")

その電波のキャッチを (電波望遠鏡で) 試みているのがSETIプロジェクトというわけです。もちろん、オカルト的要素は全くなく、NASA (アメリカ航空宇宙) も関与する大まじめな科学プロジェクトです。

もし地球外生命体から電波をキャッチしたとしても、その惑星と相互にメッセージをやりとりすることは現時点では出来ませんが、科学が発達すれば簡単なものなら相互に送りあえるかもしれません(タイムラグが何十年単位と凄そうですが)。

そうすれば、その ETI (地球外知的生命体) がどのような姿をしているかなど分かるかもしれません。

ちなみに、SETIプロジェクトには、パソコンさえ持っていれば誰でも参加出来ます。つまり、このブログをパソコンで見ている皆さんなら、誰でも「宇宙人捜し」に参加・協力が可能というわけです。
興味のある方はこちらの SETI@home をどうぞ。

 
(SETI@home のソフトウェアはこんな感じです
※ 画像をクリックするとYouTubeに飛びます)

~ ドレイク方程式 ~



で、そもそも地球外知的生命体の存在する確率はどれぐらいなのでしょう?

地球以外で知的生命体を発見しておりませんから、確率をはじき出すことはできません。

しかし、フランク・ドレイク (Frank Drake) が提案した計算式、通称「ドレイクの方程式 (Drake equation)」により、地球外知的生命体がどれぐらいの確率で存在するかを大雑把に見積もることができます。

ドレイクの方程式は

電波が検出可能な星の数
=ETIが成長するのに適した恒星の1年間に誕生する確率
×その中の惑星系を持つ割合
×1つの恒星系にある生命に適した惑星の数
×生命が現実に出現するのに適した惑星の割合
×生命が知性を持つ割合
×その生命が宇宙と交信可能な文明を持つ割合
×その文明が存続する期間

で割り出されます。

不確定要素だらけですから、物理学者によっても見解はバラバラです。しかし、わたしたちが住む銀河系だけでも、10~100個ぐらい存在する、と見積もられる場合が多いようです。

現時点では地球外の微生物すら発見されておりませんから、中には限りなく0と見積もる科学者もいますが、地球以外にもETIが存在すると考えた方が楽しいので、そっち方向で考えます。


(火星探査機が撮影した「人型オブジェクト」は話題になりました
※ 画像をクリックするとYouTubeに飛びます)

実際のところ、電波をキャッチしたり、さらにその電波を放つ惑星と通信するのは難しいかもしれません。

地球の人類と同じような文明を発達させたETIが存在するにしても、現在の地球を見れば一目瞭然、とどまることを知らない環境破壊、核戦争の危機を考えると、文明を持ったETIはあまり長く存続できないような気がします。人類はあと何年存続できるでしょう?

人類が電波 (マイクロ波) を発するようになってから、たかだか70年、今後1万年繁栄できたにしても (出来そうにもありませんが)、宇宙の歴史から考えると1万年というのはないに等しいほんの一瞬の出来事です。

そんな存続期間の短いETI同士が、同時期に存在すること自体奇跡的ですから、交信できる可能性は確かに低いような気がします。

ただし、地球人のように、自らの星を蝕 (むしば) むETIが特異な存在であり、他惑星のETIは自分たちの住む星を大切にするようであれば、その星は長期に渡って繁栄しているのですから、地球はその惑星の電波をキャッチすることができるかもしれません。

では、敷居をぐんと低くして、ETI (地球外知的生命体) ではなく、単にET (地球外生命体) が存在する確率を考えると、その可能性は飛躍的に上昇します。

相手は地球外知的生命体ではなく、ただの地球外生命体、地球でいえば人間をのぞく生命体、つまり微生物や昆虫、野生動物たちなどがそれに当たります。彼らは文明を築いていませんから、その星と交信することはできません。

しかし、交信できないとしてもそういった生命体に関する興味は尽きません。かれらは地球とはまた異なった環境を与えられ、その中で独自の進化を遂げているはずです。

そういうわけで仮想惑星、ダーウィンIVを見ていきます。

エイリアン・プラネット ~ グローブバック Part2 に続く。

<この記事のURL>
http://umafan.blog72.fc2.com/blog-entry-677.html

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コメント
この記事へのコメント
幼少の頃は親父と一緒にムー、矢追純一なんかを見てました。【地球外生命体】この響きはとても懐かしく感じます。
2008/11/30(日) 01:00:57 | URL | ラル #-[ 編集]
地球外生命体かぁ・・・。

そういえばいつぞやの(確か5年程前)番組にそのような話題が出てきた気がします。
TVに釘付け状態で見とれてました。

高度な文明がなくたって十分奇跡です。宇宙は希望で溢れていますねぇ、本当に。
2008/12/01(月) 18:14:33 | URL | ムゥ #-[ 編集]
>ラルさん
昔はUFOとかの番組も結構ありましたよね~ 今では1年に1回もあるかな~ あれはあれでおもしろいんですけどね。
2008/12/01(月) 21:08:02 | URL | ナム #-[ 編集]
>ムゥさん
最近のやつはCGがきれいなのでリアルで見ていておもしろいですよね。
2008/12/01(月) 21:10:27 | URL | ナム #-[ 編集]
UMAよりも好きなんです
 私は実はUMAよりもこちらの話の方が好きなんです。話題提供ありがとうございます。
 SETIついでにCETIについても解説して下さい。
 Wowシグナルって、どうして「太陽系外からの電波」だと思われたんですか? そしてそれは太陽系外のETIからの電波だと思われたのでしょうか?
(すみません、好きな割にはあまり調べていないのです)
 人類は滅亡しないと思いますよ。なんだかんだ環境変動とかあっても、先進国のお金持ちは生き延びて、また安定した気候になったら繁栄する、それを繰り返すだけの技術をもう人類は持っていると思います(全ての人類を救う、ではなくて限られた人類っを救う技術を)。学校で後50億年だかすると太陽が膨れ上がって地球の軌道を飲み込むまでになると習いましたが、それまでに1.太陽を制御する技術、2.地球から脱出する技術、3.地球ごと太陽系から脱出する技術(SF映画にありますね)を達成できるかが勝負だと思っていますよ。
 後、私はETはかならずETIにまで進化する(ヒトとは異なる形態であるにせよ)と思っています、根拠はないですけど。ナムさんはどう思われますか?
 面白い話題をありがとうございました。
2008/12/06(土) 01:46:18 | URL | タカ #CgltesS6[ 編集]
>タカさん
タカさん、こんにちは

はは、地球外知的生命体ネタは、このブログではあんまり人気がないので、めったに書かないんですが、今回もやっぱり人気がありませんでした(笑)

が、タカさんを始め、数人の方が食いついてくれて、ちょこっと嬉しいです。(笑)

コメント欄なので、簡潔に書きますね。

CETIとSETIは、基本的に同じものですが、CETIのCはCommunication、つまり「交信」とか「通信」いった意味ですが、基本的に地球から交信していたわけではないので、とても受動的な意味合いが強いです。

一方、SETIのSは記事の通り、Searchですから、「探索」とか「探査」といった意味で、より能動的な意味合いが込められているプロジェクトといえます。SETIはCETIの発展型といえます。

Wow signalですが、これはSETIプロジェクトの数少ない「功績」といえるものです。

Wow signalは、1977年、オハイオ州立大学のジェリー・R.イーマン博士が、地球外からの電波と思われるものを受信したものです。驚きのあまり、PCからプリントアウトしたデータに「Wow!」と書き込んでしまったため、通称、Wow signalと呼ばれています。

「太陽系外から」という根拠ですが、これは「地球の電波ではない」→「太陽系外の電波」という図式です。(火星人や金星人を信じている人であれば太陽系外とはなりませんが)

その説明は専門的ですんごく面倒くさいので詳しく書いてあるサイトがありますのでそちらを参照したいただいた方が良いと思います。

海外サイトの方が詳しいですが、日本のサイトにもいくつか説明をされているサイトがありますので、ちょっと探してみてください。ちなみに、もちろん100%信頼されているデータというわけではありません。

さて、コメント欄なのであまり長くはかけませんが、ETがETIまで進化するのが「偶然」か「必然」かはまったく分かりません。誰にも分からないと思います。

地球の人類の進化でさえ、ほとんど分かっていない現状ですから、尚更です。ただ、あまりに複雑かつ偶然に頼るな進化の過程を眺めていると、ETがETIに進化するのは「必然」とは考えにくいというのが本音です。

ただし、そうであっても地球で人類がETIに進化できた以上、ETからETIへの進化はそれが偶然にしろなににしろ、「有り得る」ことは否定できません。可能性は低くても、数あるETの棲息する惑星のうち、いくつかは同様の進化をする可能性があります。

地球人だけがこの宇宙で「唯一の特例」と考えるのはあまりに偏った考えたと思います。

個人的には、惑星に生命体が誕生した場合、低い確率ながら、そのいくつかの惑星で知的生命体まで進化する可能性がある、という見解です。

そういった意味で、ET→ETIの進化が「必然」であればもちろん、「偶然」であっても、この広い宇宙のどこかに存在する可能性は十分に考えられることだと思います。というか、どこかには必ずETIが存在しているものと信じています。

ただし、UFOが地球に来た宇宙人の乗り物だとは思えませんが。
2008/12/06(土) 03:20:02 | URL | ナム #-[ 編集]
>ナムさん
こんばんは。
>地球外知的生命体ネタは、このブログではあんまり人気がない
 そうなんですか? 皆さんオールマイティーだとばかり思っていました。
 
 1977年ですか、ずいぶん古いですね。最近、2000年を過ぎてからそういうニュースを聞いたような記憶がありましたが、古い話だったのですね。
 どうもありがとうございました。
2008/12/07(日) 23:48:10 | URL | タカ #CgltesS6[ 編集]
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2008/12/25(木) 00:34:42 | | #[ 編集]
>名無しさん
名無しさん、誤字指摘ありがとうございます。

直しておきました。
2008/12/27(土) 20:14:08 | URL | ナム #-[ 編集]
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2010/11/28(日) 09:09:19 | | #[ 編集]
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