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UMAファン 〜 未確認動物
世界中のUMA (未確認生物)、巨大生物、不思議な生物 (珍獣)を紹介しているブログです。
UMA クイーンズランド・タイガー

■クイーンズランド・タイガー■
■Queensland tiger cat■



ちょっと忙しかったため、久方ぶりの更新です。

〜 タスマニアタイガー 〜

UMA (未確認生物) は絶滅種の目撃も含みますが、オーストラリアではなんといってもタスマニアタイガー (フクロオオカミ) が有名と言えます。

タスマニアタイガーはヨーロッパから移民たちによって、意図的に抹殺された悲劇の動物です。

呼び名こそトラ (タイガー) という言葉が入っていますが、正式和名 (フクロオオカミ)、そして英名・学名とも、すべて「育児嚢 (いくじのう) を持ったオオカミ」という意味を持ちます。

実際のところ、その姿はオオカミに大変よく似ています。タスマニアタイガーの「タイガー」はあくまでも「背中のストライプ模様がトラを彷彿させる」からそう呼ばれているだけで、トラと姿が似ているわけではありません。

有袋類界に、もっとトラやライオンを彷彿させる生き物はいないのでしょうか?

ティラコレオ (フクロイライオン) の話は後述するとして、実はたいへんトラに似ている野生動物がオーストラリア大陸の北東、クイーンズランド州で目撃が続いています。

その未確認生物の名はクイーンズランドタイガー (Queensland tiger)。他に "Marsupial Tiger Cat" と呼ばれることもありますが、これはオオフクロネコの英名とかぶってしまいややこしいのでクイーンズランドタイガーと呼ぶことにします。

ちなみに、本やテレビで、タスマニアタイガーとクイーンズランドタイガーがごっちゃになって、混同されていることもしばしば見受けられますが、まったく別の生き物を指しています。

〜 クイーンズランド・タイガー 〜


(オーストラリア、クイーンズランド州)

クイーンズランドタイガーの存在が初めて記載されたのは1871年のことで、その動物はこんな感じに表現されています。

「その動物は、黄色と黒の美しい縞模様を持っており、猫のような丸い顔をしている」

黄色地に黒の縞模様といえば、まさしくトラのようであり、おまけに「猫のような丸い顔」という表現は、おそらくタスマニアタイガーでないことを物語っています。

タスマニアタイガーを目撃した移民が、背中の縞模様のイメージから頭部もトラのような生物だったと勘違いしたのでは?と思う人もいるかもしれません。


(オーストラリアで撮影された謎の生物の動画
※ 画像をクリックするとYouTubeに飛びます)

しかし、目撃されたのはクイーンズランド州、つまりタスマニア島でなくタスマニアタイガーがとっくに絶滅していたオーストラリア本国です。

よって、クイーンズランドタイガーがタスマニアタイガーの見間違いであっても大発見であることには変わりありません。

このクイーンズランドタイガー、その後の目撃証言から、非常に牙が発達しているという噂もあります。そんな有袋類が存在するのでしょうか?

かつて「有袋類のサーベルタイガー」といえるティラコスミルス (Thylacosmilus) が存在していました。

ティラコスミルスはサーベルタイガーのように、長く大きなサーベルのような牙を持っており、まさしくクイーンズランドタイガーといった感じです。

しかし、残念なことに、ティラコスミルスはオーストラリアではなく南米に棲息していた有袋類です。

では、オーストラリアではどうでしょう?

〜 ティラコレオ 〜


(1973年に撮影された謎の生物、
タスマニアタイガー?の動画
※ 画像をクリックするとYouTubeに飛びます)

「大きな牙を持つ」という目撃証言は、もしかするとティラコスミルスの存在から逆輸入的に付加された特徴のようにも感じます。

幻の動物を探索する番組などでは、魅力的な情報を付け加えがちですから、この「大きな牙」という特徴はそれほど重要視する必要はないでしょう。

むしろ、移民たちがオーストラリアに来て間もない19世紀の目撃の方が素朴であり信用できるとも言えます (ただし、当時も大げさな表現は茶飯事ですが)。


(「シーサーペント」、「巨大なオタマジャクシ」、などいろいろと
いわれているこの「クイーンズランド・ビースト」も
クイーンズランド沖のUMAです)

そう考えると、単純に「縞模様のある、猫科に似た大型の有袋類」というのがクイーンズランドタイガーのオリジナルの姿と考えて良いかと思います。

トラのような縞模様があったかどうかは分かりませんが、オーストラリアにはティラコレオ (フクロライオン) という猫科の猛獣に良く似た肉食有袋類が棲息していました。

英名 (Marsupial Lion)、学名 (Thylacoleo) も「育児嚢を持ったライオン」を意味します。

全体的に丸みを帯びた頭骨はいかにも猫的で、タスマニアタイガーのそれがオオカミに似ているのとは大違いです。

3〜5万年ほど前にとっくに絶滅しているのですが、未確認動物学者ベルナルド・ユーヴェルマンは、クイーンズランドタイガーの正体として、このティラコレオを候補の一つに挙げています。

タスマニア島で現在でもタスマニアタイガーの目撃が続いているのと同様、オーストラリアではこのクイーンズランドタイガーの目撃が続いています。

<この記事のURL>
http://umafan.blog72.fc2.com/blog-entry-671.html

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コメント
この記事へのコメント
ナムさんこんばんは(*´∀`*)

一番上の画像はトラそっくりですが、これがクイーンズランド・タイガーですよね。
なんかトラとライオンのミックス、ライガーのようですね。
目撃情報によると牙が発達しているということですが、私はサーベルタイガー大好きなのでこの情報は信じたいです!
2008/11/02(日) 22:25:18 | URL | 王里 #-[ 編集]
>王里さん
一番上の画像は、目撃証言を元に、フランク・レーンというイラストレーターの方が描いた想像図です。本の挿絵になっています。

トラに似てるとかじゃなくて、トラそのものといった感じですが、こんなのが本当に発見されたら凄いニュースなんですけどねっ!
2008/11/03(月) 01:01:33 | URL | ナム #-[ 編集]
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