■ブラジリアン・ビッグフット ~ マピングアリ■
■Mapinguary■
~ 獣人は存在しない!? ~
「雪男 (イエティ) や野人 (イエレン) が実在する場合、近親交配では乳幼児死亡率が増加するため、かれらはそうとう大きな集落を形成しているはずである
そんな集落がいくら山奥にあっても目につかないはずがない。人工衛星によってゴルフ場や住宅さえ分かる世の中で隠しきることは難しい
このように考えると、雪男や野人はいないことになる」
~ しかし? ~
これは「極限の生物たち」という科学系読み物の中の、UMAに関する記述部分を要約したものです。
しかも、これは20年ほど前に書かれた本で、衛生が発達した現代ではさらに説得力のある言葉です。
小柄な動物ならまだしも、人間大もしくはそれ以上の生物となれば行動圏も広くなりますし、人目に触れないなんてことはあり得ない、誰しもそう考えたくなります。
しかし、そんな逆境を跳ね返すかのように、このほどブラジルの密林でいまだ知られていなかった先住民族が発見されました。
~ 未発見の先住民族 ~
(未知の民族のニュース動画
※画像をクリックするとYouTubeに飛びます)
実はこの部族、その存在は数年前から知られていたとのことです。
ペルーで進む森林の違法伐採により、彼ら部族の居住区が失われ存亡の危機に直面しているとのことで、そういった違法伐採に対する批判を込め彼らの存在が公にされました。
彼らは全身を赤や黒に塗っており、撮影に訪れていたヘリコプターに向かって矢を放っている様子が映像に納められています。
集落全体の人口は500人ほどと決して大きなものではありませんが、こんなご時世になってもその存在が知られていない部族が存在するというのは驚きです。
(上空からの撮影で集落も確認できます)
UMA (未確認動物) どころか我々と同じ人類に、未だ知られていない民族が存在したというのは、UMAファンにとってたいへん心強いニュースといえるでしょう。
それでは、謎多き南米の密林に棲息するといわれる獣人たちを見ていきましょう。
~ ブラジリアン・ビッグフット ~
北米の代表的な獣人、ビッグフットの陰に隠れ、あまり日本では有名ではありませんが、南米からもいくつかの獣人の報告があります。
ブラジルの密林に棲息するというマピングアリ (マピングアリー)、身体的な特徴はビッグフットと大差なく、「南米のビッグフット」もしくは「ブラジリアン・ビッグフット」といえる存在です。
マピングアリは赤い体毛で全身が覆われているといわれていますが、ビッグフット同様、黒い毛で覆われているといった報告もあり、ビッグフットと差別化できるような特徴は特に持ち合わせていません。
このマピングアリと似ている (もしくは地域による別称の可能性あり) ものにディディ (ディーディー) がいます。こちらも赤毛の目撃が多いようですが、マピングアリよりも一回り小型で、人間と同程度の大きさといわれています。
ディディは古くからその存在が噂されており、もっとも初期の証言は17世紀末まで遡ります。
このディディは背格好が非常に人間に近いものがあり、実際目撃した人たちもはじめは人間と見間違えたりしたものもあるようです。
~ マピングアリ=巨大ナマケモノ? ~
(最大体長8m、巨大ナマケモノ、メガテリウム)
マピングアリやディディの正体としてはビッグフットと同様に未発見の類人猿がその正体として挙げられています。
当然といえば当然といった説で、イエティやビッグフット、ヨーウィはギガントピテクス生存説が根強い人気です。
マピングアリの場合、こういった一般的な説よりも、絶滅した巨大なナマケモノ、メガテリウムやグロッソテリウムの生存説を語られる機会の多い獣人です。
それどころか、マピングアリは獣人ではなく、メガテリウムを直接指している場合もあるほどです。
これは動物学者、デビッド・オーレン (David Oren) 絶滅したオオナマケモノの一種が棲息しているかもしれない、とがニューヨークタイムズ紙に語ったことに端を発します。
オーレンの発言は拡大解釈され、絶滅したオオナマケモノの中でももっとも大きなメガテリウムがピックアップされ、マピングアリ=メガテリウムなる説ができあがることになります。
オーレンはマピングアリの正体をメガテリウムと言ったわけではなく、現世のナマケモノよりもやや大きめのナマケモノが南米大陸に生存している可能性を示唆したにすぎません。
実際、最大体長8メートルといわれるメガテリウムでは、マピングアリの正体にしては大きすぎます。
そういうわけで、マピングアリの正体とメガテリウムの生存説は別々に考えた方がいいでしょう。
マピングアリよりも圧倒的に目撃が多い人間サイズの赤毛の獣人、ディディは、「全身が赤い」という特徴から、もしかすると今回発見された未知の部族を誤認した、という可能性もあるかもしれません。
<この記事のURL>
http://umafan.blog72.fc2.com/blog-entry-639.html
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まだまだ僕らには知らないことが山ほどあって、それらはやっぱり違う価値観をもってて。
当たり前だけど、西欧・現代文化を優、未開文化を劣としがちな僕らの価値観を無理矢理押し付けることは律しないといかんよね。
記事は拝見していたのですが、やはりこうして書き込みが出来ると、より楽しく感じられます。
マピングアリを初めて知ったのは、かなり昔のNHKの未確認動物特番だったと思いますが、その時は巨大ナマケモノの可能性が出されていました。
確かに大きさの問題を考えると、ちょっとありそうも無いですね。これが周囲から切り離された小島だったら、ホモ・フローレンシアのように、それによる小型化ということも考えられるのですが。
いずれにしても、捕獲されるか、その地域が完全に捜査し尽くされるまでは、UMAは不滅ですので、今後の展開が楽しみです。
それでは。
小型人類はホモ・フロレシエンシスでしたね。
それから、もうご存知かもしれませんが、本日(7月9日)19:00にNHK教育「地球ドラマチック」で、オオナマケモノの化石についての番組を放映するようです。
http://www.nhk.or.jp/dramatic/
それでは。
ナムさん、ぜひ、ドロッパも特集して下さい。(ひょっとして特集済み?)
地球ドラマチック観たかったなぁ~
中学の頃は観られたのに、高校に
入ってから部活が忙しくて。
本題
やっぱり、夢がありますね。
同じ人類でもまだ知られていない種類
がいるとなると尚更です。
UMAは意外と近くにいるのかもしれま
せんね。
ところで先住民族は自然も破壊していないし、あーいう人たちは野生動物たちと同様、先進国を偉い迷惑だと思ってますよね。
で、いいタイミングでオオナマケモノやっていたんですねぇ、残念ながらその時間は家に帰ってないですし見られませんでしたぁ。
そうそう、最近あんまりフロレシエンシスの話題、聞かないですねぇ。現生人類と同じ系統説が濃厚のような最近の研究の流れのようですが、それにしたって不思議な「人類」ですよね。
ドロッパ、前もいろいろ探してたんですけど、現時点では情報不足で記事にできないんですよぉ。名前といい存在といい、かなり興味を引かれるんですけどね。
記事にできるほど情報が取れたら書いてみます。
さっすがに現時点で「現生人類とは別系統の人類」が発見されるのは難しいとは思います。
それでもホモ・フロレシエンシスなどはなかなか興味を惹く人類の化石なんか発見されているので、今後も似たようなものが発見される可能性はありますよね。
そうなんですか、民放に移るんですか。ご情報ありがとうございます。