■直径20センチの巨大ミミズ ~ ミニョ太郎■
■Unidentified giant earthworm■
(王里さんの目撃スケッチ (c)王里)
~ 巨大ミミズの目撃 ~
巨大なミミズ型UMAといえば、ブラジルのミニョコン (ミニョーサオ) ですが、日本にも巨大ミミズらしき生物が棲んでいるかもしれない、というミミズファン垂涎のニュースが舞い込んできました。
イラスト付きの目撃情報を送ってくれたのは、福岡県の王里 (おうり) さんで、今から10年ほど前 (1997~1998年頃) のお話ということです。王里さん、どうもありがとうございます。
王里さんがまだ小学生の頃、学校の裏にある松原で遊んでいたところ、思いがけないものに出くわしました。
思いがけないものとは「なにかの死骸」で、直径は約20センチ、長さ30センチほどの円柱形をしたものでした。両端は千切れており、生前はもっと大きな生物であることは間違いありません。
かなり腐敗が進んでいたらしく、千切れて肉が露出した断面には大量のウジが湧き、腐臭も凄まじかったといいます。
表面の皮膚の色は茶色っぽく、湿っているのか、ミミズのそれのように濡れたようなツヤがありました。皮膚は薄く、はち切れそうなソーセージのようだったといいます。
また、イラストからも分かるとおり、その体にはミミズのように体節らしき溝も見られます。
また、ミミズには体の前方に帯 (環帯) がありますが、この死骸にも帯の一部のようなものが残っており、そこだけは色が白っぽかったといいます。
~ ギネス上の巨大ミミズ ~
(これはブラジルの巨大ミミズ
2メートル近くありそうです)
さて、大きさを無視すれば、色や形、細かな特徴なども含め、両端がちぎれてしまったミミズの死骸のような印象を受けます。
この直径から考えると、少なくとも5~6メートル、もしかすると10メートル近くもある巨大なミミズの姿が想像されます。
ミミズの話題になると、しょっちゅう引き合いに出して恐縮なのですが、まずは実際のミミズのギネス記録を見ていきましょう。
ミミズのギネス記録は、南アフリカで発見されたミクロカエトゥス・ラピという種のミミズで、その長さは驚愕の6.6メートルです。
ふつうその辺で見かけるミミズですと、30センチも超えればかなりビックリする大きさですから、7メートル近いミミズというものが、いかに大きいか想像できるかと思います。
ちなみに、ミクロカエトゥス・ラピは、もともと世界一大きいミミズではないのですが、たまたま突然変異的に巨大なものが発見されました。
このミクロカエトゥス・ラピの記録から考えると、王里さんの目撃した巨大なミミズらしき死骸が、生前5~6メートルあったとしても、決して無茶な体長ではないことが分かります。
しかし、問題はその太さです。ギネス記録のミミズでさえ直径は2センチほどしかなく、通常のミミズよりもちょっと太めなだけでした。
というのも、ミミズはその体の構造上 (肺がない)、あまり太くなることは出来ず、計算上では直径1.3センチ以上には太くなれないと見積もられています。
それでは生前の姿や正体について考えていきましょう。
直径20センチの巨大ミミズ Part 2 に続く
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