■ビッグフット vs 超能力捜査官■
■Bigfoot vs ESP researcher■
(足型さえあれば、すべてが分かる?)
~ UMAとオカルト ~
UMAとは、あくまで「未知の野生動物」のはずなんですが、胡散臭いものも多数含まれている影響で、動物学として扱われることは希で、一般的にオカルトの一分野として扱われる傾向があります。
例えばビッグフットなど、正体はもちろん分かっていませんが、クロクマやハイイログマなど既知動物の誤認という説を除いて考えた場合、未知の類人猿やもしくはギガントピテクス生存説などが挙げられています。
ギガントピテクスがアメリカ大陸に渡った形跡はありませんし、そもそもアメリカ大陸には大型の類人猿が棲息していた形跡すら発見されていません。
それ故、ビッグフットの正体は謎に満ちています。
(現在でもビッグフットの検証は続いています)
とはいえ、現在ではまだましな方かもしれません。
古本屋で購入した昔のUMA本 (「世界の未確認動物」 - 星香留菜、並木伸一郎、志水一夫、ジョン・ホワイト共著) を読んでいると、ビッグフットがUFO (未確認飛行物体) と関連付けられている過去がありました。
なんでも、UFO目撃の後にビッグフットが目撃されることが多いということで、現在のチュパカブラに近い扱いだったと推測されます。
こういったものを読むと、やはりオカルトなのだなぁ、と思わざるを得ません。
~ 超能力捜査官 ~
突然ですが、超能力の話に飛びます。
現在、「超能力捜査官」なるものがテレビでときどき放送されています。
世界中の難事件や迷宮入りした事件を、透視など超能力で次々と解決に導いている (といわれる) 超能力捜査官が番組に出演し、日本の未解決事件にメスを入れる、みたいなやつです。
(超能力捜査官が不明少女の死体を発見したことが
新聞に掲載されています)
内容はかなりあれなんで、信じる信じないはみなさんにおまかせしますが、あの手の番組は昔からあります。
そういった透視による失踪者・犯人探しの先がけ的人物のひとりに、オランダ人の超能力者、ピーター・フルコス (Peter Hurkos, 1911~1988) という人物がいました。
幼い頃、はしごから落ちたときに頭部を怪我し、そのときから超能力を授かったとコメントしています。
むかし、日本のテレビ番組にも出演したことがあるようです。
彼には透視能力があり、現在、日本のテレビでやっているような失踪者や犯人捜しがすることができたといわれています。
そして1975年、フルコスに失踪者や未解決事件の犯人ではなく、ビッグフットの身元調査が依頼されたのです。
イヤなら断ればいいものを、さすが一流のエンターテイナー、もとい超能力者、快く引き受けたようです。
そのテレビ番組を見ていませんから詳しいことは分かりませんが、透視に使用されたのは「ビッグフットの足跡写真」でした。
~ フルコスの透視 ~
(ご存じ、「パターソン・フィルム」 これはロングバージョン
※ 画像をクリックするとYouTubeに飛びます)
ビッグフットはどう見ても人間とは思えませんが、大丈夫なのでしょうか?
しかし、心配は杞憂だったようです。フルコスの透視は、人間以外にも可能であることが証明されたのです。透視は見事に成功しました。
「この写真はフェイクではありません」
どの写真か分かりませんが、フェイク写真ではなく本物との鑑定です。といっても、「これはフェイクです」と言ってしまうと番組が終了してしまいますから、こう言わざるを得ませんが。
しかし、続いて出た言葉は、ビッグフット関係者を震撼させる驚愕の一言でした。
「(ビッグフットは) 大気圏外に由来する生物です」
ビッグフットは宇宙人だったようです。
見た目で判断するのはよくありませんが、ビッグフットが宇宙船 (UFO) を操っているとはとうてい思えません。
良心的に解釈すれば、俗にエイリアン・アニマルといわれる、宇宙人が連れてきたペットと考えることが出来ます。おそらく、ビッグフットの正体はそういったものである、ということにしておきましょう。
そして、ビッグフットの目撃が膨大な数にもかかわらず、死体ひとつ発見できない理由についても、フルコス氏は解決の糸口を提示してくれました。
「他の惑星の生物が死に至るとき、地球上の生物のように腐敗はせず、乾燥して粉のようになってしまいます。この足跡の持ち主 (ビッグフット) は、現在乾燥した状態になっています」
つまり、その写真に写っているビッグフットはすでに死んでおり、乾燥状態に陥っているということです。まだ粉末になっていないことから、死んでからそれほど日が経っていないものと推測できます。
しかし、いったいどう透視をするとこんな答えになるのでしょう。そして分かるのでしょう。
取り敢えず、一番大事な乾燥した状態にあるビッグフットがいる場所を教えて欲しかったです。
とはいえ、現在のテレビのように、被害者の心境を踏みにじるようなものではなく、ビッグフットを除けば誰も傷つかない透視ですし、なんら問題はありません。
ちなみに、フルコスは自分の死ぬ日まで透視してしまう凄腕の超能力者で、透視による死亡予定日 (1961年11月) よりも17年近く長生きした末、1988年6月、永遠の眠りにつきました。
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