■絶滅巨大ガエル ~ デビル・フロッグ■
■Beelzebufo ampinga■
~ マダガスカルの絶滅巨大ガエル ~
~ 盾を持った悪魔の蛙 ~
マダガスカルで巨大なカエルの化石が発見されました。
満を持して発表されたカエルには "Beelzebufo ampinga (ベールゼブフォ・アンピンガ? or ビーエルゼーブーフォー・アンピンガ?)" という学名が与えられました。
属名の "Beelzebufo" はギリシャ語の「悪魔 (devil)」とラテン語の「蛙 (toad)」の合成語、種小名の "ampinga" はラテン語の「シールド (盾)」を意味しますから、「鎧で身を守った悪魔の蛙」みたいな意味になります。
なにやら冗長な表現になってしまいますから、単純にデビル・フロッグ (デビル・トード) と呼ぶことにします。
~ 体長40センチ ~
気になるデビル・フロッグの体長ですが16インチ、つまり約40センチもあったと推測されており、体重も破格の10ポンド (約4.5キロ) に達しました。
現世の巨大ガエル、ゴライアスガエルもずいぶん大きく、最大クラスになると30センチオーバーなどといわれていますが、それよりもさらに10センチ上回る大きさです。
さらに、ツノガエルに近縁とのことですから、ずんぐり丸っこい体型をしていたものと推測され、体長以上に大きく見えたに違いありません。
(どう猛ですがこの上なくかわいい)
体重は10ポンドと見積もられていますが、もっと重くなりそうな気もします。
ツノガエルはペット屋さんなどでも最近ではふつうに見かけるのでご存じの方も多いでしょう。餌をとるとき以外は徹底的に動かない、置物みたいなカエルです。
ツノガエルは四肢が短く体型がまん丸、口が大きいため、海外ではパックマン・フロッグ (Pacman Frog) とも呼ばれています。パックマンとは、あのゲームのパックマンのことです。
~ 恐竜も餌食に? ~
さて、デビル・フロッグの化石、発見されたのは6500~7000万年前の白亜紀の地層、つまり恐竜たちと時代を共にします。
カエルは体に見合わないような大きな獲物にも飛びかかることがありますが、40センチもあるデビル・フロッグなら、小型の恐竜、もしくは赤ちゃん恐竜なども獲物の対象になっていたのではないか?と推測されています。
とはいえ、置物級に動かないツノガエルの習性から考えると、大型恐竜にふつうに踏まれてペッチャンコになっている方が多いような気がします。
(参考サイト)
National Science Foundation
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