■テングギンザメ■
■Longnose (Long-nosed) chimaera■
テングギンザメは、風変わりな姿をしたギンザメの中でも、とりわけ特異な姿をしたギンザメです。テング (天狗) という名前を冠しているだけあり吻 (ふん - 鼻先) が長く伸びているのが特徴です。
ギンザメはたいてい1メートル未満で、あまり大きな魚ではありません。しかし、テングギンザメは吻が長いこともあり、ギンザメの中でも最大級になる種類のひとつで、大きいものだと1.5メートルぐらいになります。
胸びれが大きく、腹びれとあわせて見ると、まるで陸棲生物の四肢のように見えます。深海魚に多い先細りの尾はまるで尻尾のようで、全体としてみると奇妙なネズミのような姿をしています。
ギンザメは、名前に「サメ」とついており、またサメやエイと同じ軟骨魚類ですが、エラを見れば一目瞭然、サメやエイと異なる生物であることが分かります (近縁)。
(ギンザメの動画
※ 画像をクリックするとYouTubeに飛びます)
ギンザメの目は大きく、また、胸びれは体に対して大きいこともあり、まるで翼のようです。水から揚げるとこの上なく奇妙な姿が目立ちますが、泳いでいる姿は、海の中をのんびり羽ばたいているようで優雅にさえ見えます。
ギンザメの英名は "chimaera"、あのギリシア神話のキマイラ (キメラ) のことです。頭部がライオン、体はヤギ、尻尾がヘビという、想像上のハイブリッドアニマルです。
大きな目をした哺乳類のような頭部、四肢のようでもあり翼のようでもある大きなヒレ、ヘビのような細長い尾、そんなハイブリッド的容姿をしたギンザメには、キマイラという名もふさわしいと言えるでしょう。
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あそこでゴハンついで見たい衝動に駆られました(しゃもじかよ!)
もう、魚じゃないですよねー
地球万歳!っって感じです(意味不明)
日本的にはキメラって言うより「鵺」って
感じなのかなー
あー、毎度のコトながらペチペチされたいー
あのしゃもじ風の部分、どれぐらいの硬度なんですかね。yわらかそうに見えますが、あれで餌を探しているかも、なんて記述されているので、そこそこシャンとしているのかもしれませんが。
>あー、毎度のコトながらペチペチされたいー
記事には特に書きませんでしたが、あの背中のとんがり部分、毒針ですので気をつけてください(出会わないって)
お久しぶりです。ひさびさにブログ見てたら
このお魚がいました 衝撃の姿にびっくり!
よーく見ないとどっちが顔かわからなかったです。
ヘラチョウザメでしたっけ・・・こんなのがいたきがします(忘れた・・・)
やっぱ深海魚は変わった姿のやつばかりですね。これからも更新楽しみにしてます
それでわ
そうですね、ヘラチョウザメとかゴブリンシャーク風の吻の伸び方ですよね。
これはケッコー深海魚の中でも有名ですよね。やはり見た目のインパクトが凄いのでみんな紹介してますから。