■Giant house centipede■

~ 世界中で嫌われています by オオゲジ ~

(クモを食べるオオゲジの動画
※ 画像をクリックするとYouTubeに飛びます)
~ オオゲジとは ~
ゲジを知らない人はいないでしょう。いわゆるゲジゲジと呼ばれている生物で、それの大将に当たるのがオオゲジです。
東京以南であれば、ふつうに目にすることが出来る巨大生物で、同情したくなるほど徹底的に嫌われています。
さすがに大将格だけあり、非常に大きな体をしています。本体部分は5~6センチといったところですが、まるで昆虫のような体に見合わない長い足・触覚を含めると20センチを超える場合もあります。
ゴキブリと同等、もしくはそれ以上の俊足で、逆に敵に襲われるとトカゲの尻尾切り同様、足を自切して逃げます。切れても足はしばらく動き、また音を立てるため、天敵の注意を惹くには十分です。
オオゲジは細長い体にたくさんの足があることからも分かるとおり、ムカデの仲間に属しますが、見た目は一般的なムカデと比べるとずいぶん異なる印象を受けるものです。
~ 人間の味方であります ~
彼らの嫌われぶりは尋常ではありません。その嫌われっぷりは、あのゴキブリさえも凌駕 (りょうが) しているのではないか、と推測されます。
虫 (昆虫以外の無脊椎動物含む) に良い虫・悪い虫なんてものは存在しませんが、害虫・益虫というヘンテコな言葉があります。簡単に言うと人間にとって得するか損するかで区別 (差別) しているいい加減な分類用語です。
人間に利益をもたらすなら益虫、損害をもたらすなら害虫、ということです。
で、生物を害虫・益虫と分けて考えるのはどうかと思うのですが、そういった意味でどうしても区別したいというのであれば、オオゲジは完璧に益虫です。みなに愛されるべき生物であります。

(カマクラオオゲジ の画像 多摩動物園の昆虫館にて)
なにせ人類にとって、もっとも忌み嫌われている生物のひとつ、ゴキブリを追いまわし、捕まえ、そして食べてくれるのです。
その他にもシロアリや南京虫、別に害虫じゃないですがクモなど、ありとあらゆる室内にいるムシを、片っ端から捕らえ食べてくれます。
極端な話をすれば、各部屋に数匹ずつオオゲジを放し飼いにすれば、殺虫剤など使わずともゴキブリを含む「害虫」を駆除できるというわけです。
~ ホントに害虫ですか? ~
例えば、みなさんが自室でゴキブリに遭遇したとします。絶望的な気分になる人もいることでしょう。
そこに突如物陰から正義の使者、オオゲジが現れたとします。オオゲジは、一目散にゴキブリを追いかけ回し、捕らえ、食べてしまいます。
オオゲジはあなたの方を振り向き、「大将!やりましたぜっ!ピース

あなたはこのオオゲジに拍手喝采を送るべき立場にあるのですが、おそらくゴキブリもろとも殺虫剤を振りかける、もしくはスリッパの裏側でペシャンコにしてしまうことでしょう。
殺虫剤にも、思いっきりゲジ、オオゲジの絵が描かれており、なぜか「害虫」に分類されています。これはどういうことでしょう。

(疾走するオオゲジの動画
※ 画像をクリックするとYouTubeに飛びます)
オオゲジはムカデの仲間ですから毒があります。通常はほとんどあり得ませんが、ムカデの毒による死亡事故もあるぐらいで、ムカデ類が人間にとって侮れない生物であることは確かです。
しかし、ゲジ・オオゲジはほとんど毒をもっておらず、そもそも人間に噛みつくこと自体レアなことで、そんな程度で害虫扱いされるのであれば、他の噛みつく能力のある昆虫などすべて害虫になってしまいます。
ではなぜかれらは害虫なのでしょうか?
そうなのです、見た目だったのです。見た目が不快な生物は「害虫」に分類してもOKの法則に従い、害虫に区分されているのです。
「見た目が不快」なんて、むちゃくちゃ抽象的な表現ですが、仕方がないのです。オオゲジはゲジの大将格であるとともに、見た目が不快な虫の大将でもある悲しき生物なのです。
不運にも家屋でゲジ・オオゲジを発見してしまった場合、ビニール袋かなんかに追い込み、外に逃がしてあげましょう。きっとその後に良いことが起こることでしょう。
ちなみに、僕にとってもオオゲジは大の苦手の生物である、ということを白状しておきましょう。(でも殺しませんよ)
<この記事のURL>
http://umafan.blog72.fc2.com/blog-entry-513.html
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吐き気がしたわww!!
でもちょっと楽しかったww!!
見つけた・・かなりでかかった
塀の上を疾走する姿は、ピアノの鍵盤を走る指のようでした。しかし、なにか無機質で音も立てないげじは、不気味でした。”益虫”と知った今は、じっくり観察してみよう問い思います。
信濃川ヒロシ、名無しさん、tasukuさん、コメントどうもです。
記事にしたからだいぶ見慣れましたが、やはりゲジはギリギリ耐えれても、オオゲジはちと厳しいっす。(笑)
でもオオゲジに限らず、ムカデやヤスデの足の動きは芸術的ですらありますよね。
死にたくなりますww
トイレ、風呂、洗面所、寝室、子供部屋…
壁を這うなっ!!
30年以上前ですが、晩飯を作ってお袋が突然悲鳴を上げて腕から何かを払いました。
すぐ近くにいた私が近寄ると、そこにはオオゲジが・・・。
お袋に聞いたところ、腕に鋭い痛みを感じて見てみたところ、オオゲジが噛みついていたそうです。
というわけで、こいつは100%の益虫ではありません。
クモだって益虫ですが噛みますし
こういういいやつに限って見た目がアレなんですよねぇ。ゲジとかは慣れるとなかなか面白いんですけどねw
あいつらマジ気持ち悪すぎるwwww
かなづちでぶんなぐった
昨夜、キッチン台で発見しました。
体長は約10センチ。かなりデカイ。
生まれてことのかた昨日まで見たこともなかったので、見た瞬間思い切り叫んでしまいました。触覚にも触っちゃって鳥肌が…。
どうにか殺そうとして、水の入ったペットボトルを体の上に思い切り落とし、グリグリしてみたけれど、全く死なない…。
今もボトルの下でたぶん生きてる…。
殺虫剤で殺せたとしても、死骸を捨てるのも嫌…。ほんと最悪です。
あいついい奴だったのか
足の指に、コイツがサワサワとぉぉおおぉっ
wwWWww
結構可愛かったです(^^)
春休みにこのブログを熟読いたします。
ゴキブリとか居て楽しいので好きですよ〜( ´ ▽ ` )ノ家ぐもは名前付けてます(`_´)ゞ
オオゲジ、かわいそうですよね~、でも実際見るとびびりますが。
最近更新してなくてすみません
> とても面白かったです!
> 結構可愛かったです(^^)
> 春休みにこのブログを熟読いたします。
> ゴキブリとか居て楽しいので好きですよ〜( ´ ▽ ` )ノ家ぐもは名前付けてます(`_´)ゞ
すっげえのろまだったのでG捕まえるなんて無理やろwwと思ったけど、ゲジさんも寝ぼけてたのか?ちょっと前に部屋中に振りまいたハッカ油が効いちゃってたのだろうか…
とにかく殺さないで済んでよかった、記事読んで余計思います
名無しのUMAさんのその後がちょっと気になるw長生きらしいし