■Deepsea new species "Octosquid"■

~ 半タコ半イカ "オクトスクイッド" ~
最近、イカ・タコネタを書いていなかったので、そろそろ書こうかと思っていたらタイムリーなネタが入りました。
また深海で新種の頭足類が発見されましたね。腕の部分がタコっぽく、胴体部分がイカっぽいということで、半タコ半イカ生物として評判のようです。

(深海に生息するジュウモンジダコ (ダンボオクトパス)
もタコだかイカだか分からない姿をしています)
この半タコ半イカの生物は、ハワイ沖の深海3000メートルで発見されました。
茹でダコのような映える真っ赤なボディと8本の腕が目を引くため、タコのように見えますが、外套 (がいとう - 筒状の胴体部分) を見るとイカのような姿をしているのが分かります。
ヒロビレイカなどヤツデイカ類やタコイカも名前の通り腕が8本ですし、腕の数ではイカかタコか判別できません。

(8本腕のヒロビレイカの遊泳動画
かなりのスピードで泳ぎます
※ 画像をクリックするとYouTubeに飛びます)
さてどちらでしょう?
海洋学者のリチャード・ヤング博士 (Prof. Richard Young) によると、この生物は典型的なムチイカ類に属するものということです。
ムチイカの画像
ムチイカはヒレ (「イカの耳」と呼ばれている部分) が大きく円形で、とても長い触腕を持っています。

(イカとタコの違いは吸盤です
イカの吸盤はこのようにリング状の歯があり、かみつくように吸着します)
半タコ半イカの容姿にちなんで、英語では "Octosquid (Octopus + Squid)"、つまり「タコイカ」とニックネームが付けられています。実際、和名でタコイカという8本足 (腕) のイカも存在しますが、そちらとは無関係です。
タコイカは成長途中で触腕を失い、成体の腕は8本のため「タコイカ」とネーミングされていますが、れっきとしたイカです。
今回のオクトスクイッドに限らず、8本腕のイカは半タコ半イカに見えるものもいます。
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焼いたら焼イカ風?焼タコ風?(笑)
特に深海は水圧やらで中々行きにくい所なので、地上とは変わった生態の生物がたんといて、未確認なのもたんといる事でしょう。
あえて食べるならお刺身ですかね。美味しくなさそうです(笑)
最後は卵産んで死んでしまい、ウニのディナーになっていましたがw
本当に透明度が高く、不思議なほど透けているんですよね。
で、布みたいなのを垂らしているってことは、ブランケット・オクトパス (ムラサキダコ) のことですかね?
http://www.youtube.com/watch?v=cpME-jNSC2U
いえいえ、もっとイカっぽくて白色。足は8本で大きさは50センチ以上あった記憶があります。
なにはともあれ、解決してメデタシです。