■Future is Wild - Terabyte■
~ 現世のシロアリとの比較 ~

(
~ テラバイツとは? ~
フューチャー・イズ・ワイルドの「2億年後の世界」に登場するシロアリの子孫、テラバイツを見ていきましょう。
テラバイツとはおもしろい名前をしていますが、シロアリを英語で termite (ターマイト) というので、それに引っかけて terabyte (テラバイト(ツ)) と命名したのでしょう。

(テラバイツのフィギュア
「フューチャーコレクション」より)
テラバイツの特徴は個々の役割分担 (カスト) が究極的に特化したため、その役割以外の器官が退化傾向にあることです。
兵隊カストは戦闘のため頭部のみが巨大化、水分配カストは体に水を蓄えるために腹部のみ巨大化、といった具合にです。足は発達せず、歩くことも出来ません。
テラバイツの中で唯一歩くことが出来るのが、運搬担当の運搬カストで、彼らがすべてのアリを担いで所定の位置に運んでいきます。
~ テラバイツなみにシロアリ&アリがいる ~
さて、こんな生き物はもちろん現世には存在しませんが、このテラバイツの特徴は、それほど荒唐無稽 (こうとうむけい) ではありません。
これらの特徴は原生のシロアリとアリ (シロアリとアリは姿が似ているもののまったく異なる生物です。シロアリはゴキブリの仲間です) には、テラバイツ顔負けの仲間がいます。

(人間よりも遙かに大きい巨大なシロアリのアリ塚)
テラバイツのアリ塚は地表から出ている部分に加え、地下に200メートル以上にわたって広がっています。さすがにここまで大きなアリ塚は存在しませんが、それでも現世のシロアリのアリ塚も、地上から3~5メートル、中には40メートルに達する巨大なものも存在します。
また、テラバイツはアリ塚の頭頂部分で藻を栽培していますが、現世のシロアリも、キノコ (菌類) の栽培をおこなっています。シロアリの仲間ではなくハキリアリなども巣でキノコの栽培を行います。
~ ミツツボアリ ~

(シロアリの女王アリ
短命な昆虫をよそに、その寿命は100年以上ともいわれています
※ 画像をクリックするとYouTubeに飛びます)
テラバイツは個々の役割に特化したため足が退化してしまいましたが、これなど卵を産むのに特化しすぎたため身動きがとれない現世の女王アリと比較してみれば、それほど奇異ではないかもしれません。
しかし、女王アリ以外にも身動きがとれないアリがいます。ミツツボアリ (蜜壺蟻 - Honeypot ant) です。
現世のミツツボアリはテラバイツにかなり近いものがあります。ミツツボアリの蜜の貯蔵担当に任命された働きアリは、働きアリから口移しで蜜を受け取り、おなかに蜜をため込んでいきます。

(ミツツボアリの蜜壺担当の働きアリ お腹がパンパンです
※ 画像をクリックするとYouTubeに飛びます)
彼らのおなかは次第に風船のようにぱんぱんにふくれあがり、その重さで動くことが出来なくなります。やがて、ただ巣にぶら下がっているだけの生きる蜜壺と化します。
蜜壺と化した働きアリは、要求があると蜜を口移しで働きアリに戻しますが、この蜜は元の蜜よりも栄養価が高いそうです。
テレビなどでオーストラリアン・アボリジニが、アリを食べている姿が放送されていることがありますが、食べられているのはこのミツツボアリです。
現世のシロアリ、アリも、テラバイツに負けず劣らずすごいのがいるんです。
↓気に入って頂いた方はクリックして頂けると嬉しいです
人気 blog ランキング でオカルト・ホラーサイトを探す
>> FC2 ブログランキング (オカルト・ホラー)
>> 面白サイトランキング
(関連)
■ 都市伝説系UMA
■ 不思議な生物
■ 敵地で爆発 ~ 自爆テロアリ
■ 乗ったら最期、拷問台を作るアリ ~ アロメルス
■ メガスクイド
■ レインボースクイド
■ ガルプホッグ
■ スカイホエール
■ ソレノグリファ・ポリポディーダ
■ ミコストリウム・ウルガリス
■ コック・バシロサウルス
■ 巨大ゴキブリ (アプソロブラッティナ) (絶滅種)
■ 巨大フナムシ (ジャイアント・アイソポッド)
UMA一覧へ
トップページへ
めっさかっこいいですよねー!
もう、化学物質でもいいからかけられてみたいっす(´▽`)ウットリ♪
ちなみに自宅になぜかクロアリが大量発生し毎日列を成して部屋中徘徊しています・・・。
犬たちはそれをただただ眺めているだけです(ムーディー勝山風)
役立たずな犬たちです・・・。
しろありの祖先じゃなくて子孫じゃないですあ?
姫さんちのワンちゃんはムーディの影響を強く受けているんですねー
名も知らぬご親切な方、ありがとうございます。その通りです、子孫の間違いです!
あとで修正させて頂きます。
蟻は酸っぱい味と聞いた事がありますが、蜜壺蟻はいかにも甘そうですがどうなんでしょう?もしかして甘酸っぱいかも。(笑)
全部紹介したいぐらいなんですね。
ミツツボアリなんですが、よくテレビで、オーストラリアン・アボリジニの方々に会いに行く番組とかあるじゃないですか、そうすると必ずといっていいほどミツツボアリを食べてますよ!
これは攻撃用の蟻酸ではなく、アリさんたちの食用の蜜ですから、ちゃんと甘いらしいです。栄養価も高いらしいですし。