■タスマニア・タイガーは絶滅していない?■
■Thylacine was not extinct?■
(タスマニア・タイガーかも?動画
※ 画像をクリックするとYouTubeに飛びます)
~ タスマニア・タイガーの動画 ~
タスマニア・タイガーかも?といわれている動画です。草むらに体の半分以上が隠れているため、はっきりとその姿が分かりません。
シルエットは比較的似ていますが、トレードマークの背中の縞模様は確認できず、野犬の可能性が高いかもしれません。
~ 相次ぐ目撃情報 ~
(本物のタスマニアタイガーの動画
※ 画像をクリックするとYouTubeに飛びます)
タスマニア・タイガーは1933年に絶滅したと考えられています。自然にいるすべてのタスマニア・タイガーを把握していたわけではありませんから、人間に目撃されなかっただけで、絶滅したのはもう少し後だったかもしれません。
人間によって意図的に絶滅させられたタスマニア・タイガーですが (タスマニアタイガーの記事参照)、勝手なもので、いなくなると今度は見たくなる、というのが人間です。
実際、絶滅宣言から現在に至るまで、ほぼ毎年のようにタスマニア・タイガーの目撃情報が続いています。果たしてその可能性はあるでしょうか?
~ 有力な目撃情報 ~
絶滅したと考えられてからすでに70年以上が経過しています。目撃情報は毎年のようにあっても、残念ながらそのほとんどは取るに足らない目撃情報で、信憑性は決して高いものではありません。
そんな中、もっとも信頼できる情報の一つに、2人の漁師によって目撃された話があります。
2人の漁師は砂浜でキャンプをしていました。ぐっすりと眠っていた2人ですが、真夜中に奇妙なうなり声を聞いて目を覚ましました。
(鳴き声や大きな口は怖いですが、見かけはウォンバット
のようにコロコロしてかわいいタスマニアデビル)
その声の主を確かめようと、2人はうなり声のする方に近づいて行きました。するとどうでしょう、彼らのえさ入れバケツの魚を、「なにか」が食べていたのです。
頭にきた漁師たちは、近くにあった木の束でその動物を殴り殺しました。彼らはそれで満足すると、そのまま寝床に戻りました。
朝になって、彼らは夜中の「事件現場」に行ってみました。するとそこには今まで見たこともない生き物の死体が転がっていたのです。おそらくこれはタスマニア・タイガーではないか?と彼らは考えました。
漁に出かける前に彼らはその奇妙な死体の上に、木や鉄板を乗せて盗まれないようしました。しかし、漁から戻ってくるとその奇妙な死体の姿はありませんでした。
(参考文献:「CARNIVOROUS Nights - On the TRAIL of the TASMANIAN TIGER」 Margaret Mittelbach and Michael Crewdoson 著 - このサイトにタスマニアオオザリガニの画像を貸してくれたクルードソンさんの本です (HP: Carnivorous Nights)。残念ながら和訳本は出ていませんが、Amazonとかで買えるので興味のある方はどうぞ。おもしろいですよ)
~ サンプルの調査 ~
こういった話はよく聞きます。見つけたけど、死体はなくなった、盗まれた、棄てた、などといったものです。目撃者の証言を信じる以外に、証拠は全くないパターンです。
が、このときは違いました。ウソを言っているのだろう、と思われるのがいやだったので、彼らは死体があった場所から、落ちていた毛と血液を集め、動物学者のエリック・ガイラー (Eric Guiler) にサンプルとして調査を依頼したのです。
エリックは動物学者にして、特にタスマニア・タイガー研究の専門家でした。サンプルを調査した結果、彼はその生物が決してタスマニア・デビルのものではなく、タスマニア・タイガーの可能性が極めて高い、と結論づけました。
この報告を受け、謎の生物が撲殺された付近一帯を調査されましたが、残念ながらタスマニア・タイガーは発見されませんでした。
~ 生き延びているか? ~
この事件は1961年のことです。今から40年以上も前の話ではありますが、タスマニア・タイガーの絶滅 (と考えられていた時期) から30年ほど経過しているのも事実です。
タスマニア・タイガーの寿命は分かりませんが、一回り小柄なタスマニア・デビルは野生状態で5年程度の寿命 (飼育下で8年程度) と考えられていることから、タスマニア・タイガーの寿命もせいぜい十数年ではないでしょうか?
(デビル癌で個体数が激減しているタスマニアデビル
※ 画像をクリックするとYouTubeに飛びます)
そうしますと、この1961年に撲殺された生物がタスマニア・タイガーだったとすると、絶滅宣言から2、3回、代を重ねたことになります。少なくとも当時は、繁殖できる頭数が生き延びていたことになります。
それから40年以上も経過している現在、タスマニア・タイガーが生き延びている可能性はあるでしょうか?有力な目撃情報がないことから、その可能性は極めて低いと言わざるを得ません。
クローンテクノロジーでタスマニア・タイガーを復活させる計画も進められていますが、万一成功したにしても、それは決して純粋なタスマニア・タイガーではありません。
タスマニア・タイガーが自然界で生き延びていたら、そんな素晴らしいことはありません。
↓気に入って頂いた方はクリックして頂けると嬉しいです
人気 blog ランキング でオカルト・ホラーサイトを探す
>> FC2 ブログランキング (オカルト・ホラー)
>> 面白サイトランキング
(関連)
■ 誤認・絶滅動物
■ タスマニアタイガー Part I (サイラシン)
■ 最後のタスマニアタイガー ~ ベンジャミン
■ ティラコレオか?クイーンズランドタイガー
■ 世界最大、タスマニアオオザリガニ
■ ジャイアント・モア
■ ヨウスコウカワイルカ、ついに絶滅する
■ 発見から27年で絶滅 悲劇の海牛 ステラーカイギュウ
■ 飛べない巨漢オウム ~ カカポ (フクロウオウム)
■ 50億羽の最後のリョコウバト ~ マーサ
■ 悲劇の巨大鳩 ~ ドードー
■ UMA バニープ (バンイップ)
■ オーストラリアのビッグフット "ヨーウィ"
■ ジャイアント・カンガルー
■ ジャイアント・モニター (メガラニア)
UMA一覧へ
トップページへ
絶滅したといわれている動物もひょっとしたら細々と生きてる可能性ありそうですよね
大きな生き物は生きてれば目立つから見つかりそうだけど小さければ見つかりにくいからどこかで生きてるかも・・・。
そう考えるとわくわくしますねー
オーストラリアは大干ばつらしいですね
この干ばつで数の少なくなっている動物たちが更に数を少なくしなければいいのですが・・・。
やっぱ地球がおかしくなってきてるんですかね・・・。
相変わらず、素晴らしい発想に感服しております。
タスマニアタイガーのアゴ、めちゃくちゃ強いらしく、骨もおせんべいみたいにパリパリ砕くみたいですから、姫さんピンチっすよ!
絶滅しちゃったと思うけど、いたらいいなっって思いますよねー
ついでにあたしの同居人はチンチラとモモンガのみです
フクロモモンガってかわいいですねぇー 欲しくなります。ふつーにペット屋で売ってるとは知りませんでした。
有袋類といっても齧歯類と見かけ上あまりかわりないので、歯とか鋭いんでしょうね、やっぱり。
モモンガはけっこう人になつきやすいと聞きますが、フクロモモンガも人なつっこいんですかね?
ゲッ歯類のモモンガより有袋の方が人に懐くみたいです(^.^)b子供から飼うとの話ですが、家の子は手に乗ってオヤツ催促来るかタバコの文句に来るぐらいです。頭は良いですよ!
歯は雑食って事もあるのか隣のゲッ歯類と比べると鋭くて噛まれると刺さって血が出ますΣ( ̄□ ̄;)
飼うときは値は張りますがベビーの入荷を待つと良いと思いますよ(^-^)
ペット屋にはよく行くんですけどね、あんまり見た記憶がありませんね、フクロモモンガ。
モモンガ、いてもたいてい寝てるから、姿はあまり見えないんですけどね。それで見た記憶がないのかも。
ところで最近はハリネズミがかわいいと思ってます。これ以上ペット増やせないから、飼うのは無理かなぁ
そういえば最近、以前ほどチンチラを見ませんねぇ~
家も喫煙は風呂トイレって決まってるんですが友達とか来ると気を遣ってもらうと困るから清浄器かけて喫煙許してます(;^_^Aそこに起きてきてグギュ!っと…お香は花子自分から嗅ぎに来るんですが
今は大陸モモンガは売り買い禁止になりましたが合法の頃は良く巣に入れないでむき出しに寝てるのが売ってましたねぇ( ̄~ ̄;)
チンチラ確かに前に比べたら見なくなりましたねぇ…‥最近ペットの飼育許可が法的に厳しくなったからですかねぇ(・・;)
やっぱふだんは室内禁煙なんですね。うちも風呂場かベランダ。別に嫌がらないけど、ペットは体が小さいから健康に悪いでしょうからね。
めるびりーさんちのフクロモモンガ、たばこすってるとかじりに来るんだ(笑) すごいなー それはカワイイ(笑)