■ハイネリア (ヒネリア)■
■Hyneria lindae■
(サメを捕らえたハイネリア
この壁紙はBBCの"Sceince & Nature - Prehistoric Life" のページでダウンロード可能です。)
~ 水陸両用の巨大魚? ~
リゾドゥス (Rhizodus hibberti) ほどではないにしろ、ハイネリア (Hyneria linda) も信じられないほど巨大な絶滅淡水魚です。
ハイネリアはデボン紀の淡水に生息していた巨大な硬骨魚で、全長は2~3メートル、最大級では5メートルに達したともいわれています。
生きた化石、シーラカンスと同じ総鰭亜綱 (そうきあこう) の魚類で、筋肉質で四肢状のヒレも持っていました。ただし、背ビレはかなり後方に位置しており、シーラカンスとは大分異なったプロポーションです。
(強力な顎と歯
◆BBC ウォーキング with モンスター~前恐竜時代 巨大生物の誕生より)
大きな口に鋭い歯、これを見れば、この時代のどう猛な捕食者だったことは容易に想像出来ます。また、大きな尾ビレを持っており、遊泳力も非常に強かった考えられています。淡水ではほぼ無敵を誇っていたのではないでしょうか。
ヒレが陸上動物の四肢を彷彿とさせるほど頑丈で、また肺呼吸も出来ることから短時間であれば陸にも上がって獲物を捕食したのではないか、と考える研究者もいます。
(巨大両生類 ヒネルペトン)
BBCの人気プログラム、「ウォーキング with モンスター (Waliking with Monsters)」では、胸ビレを使って陸を歩き、体長1.5メートルもある両生類、ヒネルペトンを襲う姿が描かれています。
ただし、最大2トンにもなったといわれる巨躯 (きょく) ですから、陸上に上がることは物理的には可能といえども、思ったように動けたかどうかは分かりません。現時点では、あくまで "可能性" といったところです
(獲物を追って上陸するハイネリア)
とはいえ、シャチが陸に上がったアザラシなどの鰭脚類 (ききゃくるい) を襲うように、瞬間的に上陸して獲物を海に引きずり込むことは十分考えられます。
もしこの5メートルという復元が正しく、陸上でも動き回れることができるというのであれば、現在でも生き残っていた場合、水辺の人間を簡単に水中に連れ去っていくことでしょう。おちおち川に近づくことも出来ません。
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どっかの国だと御馳走なんだとか。
日本のカブトムシは見たこともありませんね。虫キングはやってましたけど。ちなみに自分は男です。健康的(?)なフィリピン&日本ハーフの中学生男子ですよ(笑)
で、日本のカブトムシを見たことがない?えっ日本に住んでない???だってそこら辺の店で日本のカブトムシ売ってますからね。
Rokiさん謎が多いなぁ~(笑)
ペット屋とか、ふつうにデパートなんかのおもちゃコーナーなんかでも日本のカブトムシは売ってますよ~ 500円ぐらいで。
でも今は海外のカブトやクワガタが多いですけどね。
フィリピンは日本より暑いからカブトも大きいのがいるんですかね。
もうこの写真(絵?)だけでゴハン3杯食べれちゃうくらい、いい!
早速レンタルで借りてきてオガズにしよう←男子中学生(゚Д゚)カッ?オマエハ
ま、ゴールデンウィークですし別に構いませんが。
ハイネリアをおかずに姫さんはいったい何をしようとしているのかっ?
食べられちゃいますよ。
以前、ウォーキング with モンスター
のDVD借りた事があります。
ハイネリアの名前は劇中、ヒネリアでしたね。まぁ、どうでもいいんですが。
姿形から見てユーステノプテロンみたいですね。
そうそう、ハイネリアはヒネリアで紹介されていますよね。
やっぱり同じ総鰭類なので、ユーステノプテロンと大きさが異なるだけで、基本的には姿はにていますよね。
考えるのが妥当です。
しかし、ハイネリアが“海淡両用”の魚であった可能性も100%否定できないと思われます。例えば、アリゲーターガーも汽水や海域に進出することが知られていますし、他にもスズキ、ボラ、ストライプドバスなど、“海淡両用”の魚は珍しくありません。
また、デヴォン紀にも厳しい乾季が存在していたことが明らかになっており、本来の生息環境である湿地帯が干上がることも多かったと思われます。
小さな魚であれば、わずかに取り残された水たまりでも生き残れる可能性や、アフリカハイギョのように繭を作るという手もあります。しかし、ハイネリアは体が大きすぎますので前者の方法は難しいですし、後者はもっと考えにくいです。
よって、干上がる心配がない深い湖に避難していた可能性が最もかと思われますが、海にも避難できれば生存率が高くなることは間違いありません。(乾季に取り残された狭い水域にハイネリアのような巨大な魚が密集してしまえば、たちまち食糧切れになってしまう確率も低くないと考えられます)
以上のことから、海水域に避難できることは種としての生存率を高めるために、十分有効な手立てであったといえます。“海淡両用”になるためには労も多いかもしれませんが、それによって手にできる実りも労に見合うほどであった可能性も十分にあります。
しかし、ハイネリアが海水域に進出することはダンクレオレステスと競合してしまうという、あるいは捕食されるというデメリットが浮上します。
ハイネリアは硬骨魚類ですのでダンクレオレステスに比べて俊敏な動きができた可能性はほぼ間違いなしです。
(一般的に硬骨魚類は同程度の体格をもつ軟骨魚類に比べ速く泳げます。例えばアオザメはサメの中で最も速く泳げますが理論的に40km/hが限界で、実際に確認されているものはそれより遅いです。しかし、バショウカジキは109.7km/hで泳いでいたことが確認されていますし、測定が困難であるため確認はとれていませんが、他のカジキや大きなマグロなどもこれと同程度かそれ以上に早く泳げると考えられています)
ですから、障害物のない広い場所ではハイネリアがダンクレオレステスに捕まることはないと思われます。ただし、ダンクレオレステスに待ち伏せされて襲われる可能性があります。ダンクレオレステスは咬合力が5300kgもあったと推測されていますので、ハイネリアといえどひとたまりもないです。
一方でハイネリアがダンクレオレステスを捕食することは無理があると思われます。しかし、前述の通り前者は後者に比べ俊敏性に長けていましたので、より素早い獲物を捕まえるには有利であったでしょう。また、浅瀬や水際、陸上でも獲物を捕まえられるという前者の長所を後者はもっていません。これらのことから、仮にハイネリアが海水域に進出していたとしてもダンクレオレステスとの競合は十分に避けられたと考えられます。
しかし、直接戦うことがあれば、ダンクレオレステスが強いことに変わりないと思います。
最後にお詫びいたします。大変長ったらしい文になってしまい申し訳ありませんでした。
また新記事お待ちしてます
> また新記事お待ちしてます
はい、、、ごめんなさい、またプライヴェートが忙しくなってしまい、、、
なんとか近いうちに復帰しますっ!!!