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巨大ナメクジ (アッシー・グレイ・スラッグ)

■巨大ナメクジ■
■Giant slug■

~ 世界最大のナメクジは? ~


ワタリガニさんから送っていただいた大きなナメクジの写真
((C) 2006 ワタリガニ)

~ 30cmの巨大ナメクジ ~

ワタリガニさんから大きなナメクジの写真を送っていただきましたので、今回は巨大ナメクジをネタにしてみようと思います。ワタリガニさん、写真どうもありがとうございました。

巨大といっても所詮ナメクジですから、2メートル、3メートルになるわけではありませんが、それでもビックリするぐらい大きくなるものがいます。

この写真のナメクジはおそらくヤマナメクジだと思いますが、日本では最大種で、通常10センチ前後の大きさです。ただし、この写真でも15センチ近くあることから想像できるかもしれませんが、特大サイズのものは20センチを超えることもあります。冬季は朽木に深く潜り越冬しています。


((C) 2006 ワタリガニ)

ナメクジはカタツムリと異なり、殻はありませんが (コウラナメクジの仲間は背中に殻の痕跡を残します)、殻は退化してなくなっているだけで、カタツムリと同様、陸生の巻貝の仲間になります。ウミウシやクリオネなども殻は退化しちゃってありませんが、やはり巻貝の仲間であるのと同様です。

巨大巻貝の記事でも紹介しましたが、最大の巻貝はアラフラオオニシ (オーストラリアン・トランペット, Australian trumpet) で殻長 (殻の最大長) が80センチ近くにもなります。(巨大巻貝参照)

アラフラオオニシは水棲生物 (海棲生物) ですが、陸棲の巻貝で一番大きなものはアフリカマイマイで、陸上で重い貝殻を背負って歩いているにもかかわらず、最大で40センチという記録があるそうです。

では殻のない陸生巻貝、ナメクジの最大はどれぐらいでしょうか?

日本では上記の通り、ヤマナメクジの仲間が20センチオーバーと、かなり巨大になりますが、世界に目を向ければもっと大きなナメクジがいます。


(アッシー・グレイ・スラッグ)

世界最大のナメクジは、主にヨーロッパに生息するアッシー・グレイ・スラッグ (Ashy-grey Slug, 学名:Limax cinereoniger) です。和名が分かりません。

色が綺麗で有名な バナナ・スラッグ もかなりの大きさになりますが、最大25センチぐらいいわれており、やはり30センチ以上に成長するアッシー・グレイ・スラッグが世界最大と考えていいかと思います。

海の巨大ナメクジともいえるアメフラシは50センチ近くになりますし、また、ナメクジはカタツムリと異なり殻がなく身軽なので、ナメクジはアフリカマイマイ以上に成長するのでは?と思ってしますが、残念ながら大きさ的にはカタツムリなどには及びません。


(バナナスラッグが花を食べているところ 動画
※ 画像をクリックするとYouTubeに飛びます)

殻がなく身軽なのはいいのですが、その代償として乾燥時に殻に閉じこもって耐えることが出来ませんから、あんまり大きいと乾燥対策がどんどん困難になっていくと考えられ、巨大化を妨げている要因のひとつと考えることが出来るかもしれません。

そういうこともあって、ナメクジたちは天敵である太陽が沈んだ夜に活動をし、昼間は湿度の保てる石の下など物陰に隠れています。

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