■マッシー■
■Mussy (Muskrat Lake monster)■
~マスクラット湖の四肢のある巨大生物~
マッシーとはカナダ、オンタリオ州のマスクラット湖に棲むといわれる怪物です。オンタリオ州には他にシムコー湖のイゴポゴやテミスカミング湖の怪物、またビッグフットの亜種(?)ともいえるイエロートップなどのUMA報告があります。
マスクラット湖は、大きな湖がひしめくカナダやアメリカにおいては、それほど大きい湖でありません。ネス湖のような細長い形をしています。
(マスクラット湖のあるオンタリオ州のレンフリュー)
現在ではパイク(カワカマス)をはじめとするフィッシングが盛んに行われている湖で、とても怪物の伝説がある湖とは思えませんが、この湖にも、他のカナダの湖同様、怪物じみた生物の目撃情報があります。
マッシーはネス湖のネッシー同様、プレシオサウルスタイプ、というのもあるようですが、大別して次の2つのタイプがあるようです。
一つがシーサーペントタイプ、つまり巨大なウミヘビのように細長い生物、そしてもう一つが、同じオンタリオ州のシムコー湖の怪物、イゴポゴにも似たアザラシタイプというものです。
マッシーの体長は7.5メートル、背中には大きなヒレ、驚いたことに四肢があるといわれています。これはアザラシタイプの目撃と思われますが、ゾウアザラシは5メートルにも達することがあることから、ヒレを四肢と見間違えればアザラシの誤認、ということも考えられます。しかし、大きさよりも淡水湖にアザラシが入ること自体、かなりレアなことです。
淡水性のアザラシはロシアのバイカル湖に生息するバイカルアザラシしかいませんから、マッシーの正体がアザラシだったとしても大発見となります。バイカルアザラシ(Baikal seal)はアザラシの中では小柄で、体長はせいぜい1.5メートルほどしかありません。
オンタリオ州は北極海につながるハドソン湾に接することから、多摩川のタマちゃんばりに、アザラシが誤って川を上り、湖に入り込んだ、、、というのも僅かながら可能性はあるかもしれませんが、川を上るどころか湖まで入り込むのはちょっと無理かもしれません。
(140センチ!のアメリカカワカマス
※ 画像をクリックするとYouTubeに飛びます)
シーサーペントタイプとアザラシタイプが、同じ生物を見たものかどうかはちょっと分かりませんが、カワカマスの中でもひときわ大きいアメリカカワカマスなどは、ボジョ (メンドタ湖の怪物)、テッシー (タホ・テッシー) (タホ湖の怪物) などUMAの誤認候補として筆頭に挙げられるほどの巨大魚ですから、少なくともシーサーペントタイプの目撃には巨大なアメリカカワカマスの誤認が含まれている可能性が考えられます。
いずれにせよ、ここ数十年、まったく音沙汰のないマッシーですから、詳しいことは分かっていません。
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