■ミコストリウム・ウルガリス■
■Micostrium Vulgaris■
(狩りをした直後のミコストリウム・ウルガリス 足下に狩られた魚が浮かんでいます)
今回は『秘密の博物誌』からミコストリウム・ウルガリス(和名カイガラカリウド)を紹介します。
ミコストリウム・ウルガリスは、ちょっと大きめの二枚貝に足と手を各一本ずつつけたような容姿をしており、妖怪の唐傘(カラカサ)風です。
二枚貝が進化したものか?と思わせますが、なんとこの姿で内骨格を有しており、つまり脊椎動物なのです。決して貝ではありません。むしろ貝殻部分はたまたま二枚貝に似てしまった、と考えた方が良さそうです。
(アーマイゼンハウフェン博士によるフィールドでのデッサン)
この生物は6~30匹ほどのコロニーをつくり生活しており、体長は最大で70センチにも達するといわれています。
ミコストリウム・ウルガリスのもっとも驚くべき特性はその姿よりも狩りの方法です。二枚貝風胴体の真上に向かって生えた一本の腕で手頃な棒を掴み、それを獲物に振り下ろして仕留めます。主食は小魚のようです。
(ミコストリウム・ウルガリスのアップ 肘のある腕で棍棒を持っている姿です)
棒を掴むことができるのは、その小さな手に人間のような指が生えているからです。とても人なつこく、アーマイゼンハウフェン博士の指と握手をしている場面も撮影されています。
若い個体は、年老いた個体を、狩りに使う棍棒で叩き殺す、という不思議な習性(風習)があるそうです。
いかにも「創られた」UMAですが、秘密の博物誌の中でももっとも気に入っているUMAのひとつです。
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