■2つのオウルマン■
■Link between British Owlman and Nazca Lines' Owlman■
「イギリスに現れたオウルマンとナスカの地上絵のオウルマンには関係があるような、ないような、、、」
あいぴょンさんからのリクエストネタです。
イギリスのオウルマンはUMA(未確認生物)で、名前の通り、フクロウと人間のハイブリッド(中間)的な姿をしています。頭部がフクロウで、身体と脚が人間風、というのが特徴です。詳しくはオウルマンの記事をご参照ください。
一方、ナスカのオウルマンというのは、ナスカの地上絵に描かれているオウルマンです。ナスカの地上絵は説明するまでもないですが、南米ペルーに残された巨大な地上絵のことです。ナスカの地上絵は、いわゆる一種のオーパーツで、もちろんUMAではありません。
オーパーツ(OOPARTS)とは、"Out Of Place ARTifactS"の頭文字を取り、語呂をよくした造語で、日本では『場違いな工芸品』と訳されることが多いかと想います。黄金ジェットや水晶ドクロなどがもっとも有名なオーパーツではないでしょうか。
"Out of place artifacts"のartifact(s)とは『工芸品』とか『加工品』とかいった意味で、つまり人の技術によって作られたものを指します。
『場違いな工芸品』といってもピンと来ませんが、その時代に見合った技術を(はるかに)超越するような技術で作られた出土物や遺跡等を指します。決して超自然的なものを指すわけではありません。
分かりやすくいうと、例えば、現在では普通に普及している電化製品、テレビでもパソコンでもなんでも構いませんが、これらがもしピラミッドの中から発見されたとします。ピラミッド建築当時には当然ながらテレビもパソコンもありません。ですので、それらはオーパーツとみなされます。
ちなみにこのオーパーツという言葉、動物学者でUMA研究でも有名なアイヴァン・サンダースン(Ivan T. Sanderson)が提唱したOOPTH(Out Of Place THing)が元になっています。
話を元に戻しましょう。ナスカの地上絵のオウルマンですが、この絵はナスカの地上絵の中でもずいぶんユニークな姿をしています。大きさは足から頭のてっぺんまでで30メートルぐらいと、ナスカの地上絵としてはそれほど大きなものではありません。
<ナスカの地上絵がGoogle Mapの衛星写真で見れる!>
(情報) drk7.jpさん 他にもピラミッドや奇妙な影などいろいろ載ってます。
さて、地上絵のオウルマンですが、まず最初にこれが本当に「オウルマン」といえるかどうかを見ていきたいと思います。
地上絵のオウルマンですが、そのまま見ると、正直、手をあげたガチャピンみたいですが、有名なハチドリの地上絵などを見ると分かるとおり、ナスカの地上絵は元になった動物を非常に大胆にデフォルメしています。
この地上絵のオウルマンは、フクロウ男(owlman)の他に宇宙飛行士(Astronaut)や宇宙人(Alien)などともいわれています。地上絵の中にはUFO(宇宙船)の離発着に使った「滑走路」ではないか、といわれているものがあるため、宇宙飛行士や宇宙人などとも解釈されているのです。
しかし、これといった決定的なものがなく、要するによく分かっていませんから、オウルマン説も「あり」と見ていいかと思います。
ただし、ちょっと気になる点としては、たとえば、ハチドリであれば飛んでいる姿、サルであれば歩いている姿、とナスカの地上絵は動きのあるデッサンとなっているのに対し、飛翔するのが得意なオウルマンが、直立不動の姿で描かれていることです。というか翼がないような気がします(マントみたいなのがついているように見えなくもないですが)。
逆に有利な点としては「目(と考えられる部位)」が描かれていることです。他の動物たちに目が描かれていないことから、この「目」が描かれているということは、この部分が、その元になった生物の大きな特徴であった可能性が高いと思われます。フクロウは大きな目も特徴の一つですので、この地上絵がフクロウの頭部を持ったヒューマノイド=オウルマンの可能性は考えられなくはないです。
ナスカの地上絵のオウルマンがイギリスのオウルマンと同一である可能性は、地上絵そのものから判断する限り低いかもしれません。デフォルメしたときに翼がなくなってしまったのかもしれませんし、もともとなかったのかもしれません。
元になった生物の土器でも出土されない限り、判断するのはこの先も難しいでしょう。ですが想像するのは楽しいことです。イギリスで1970年代に目撃されたオウルマンが、実はそれよりも3000年ほど前にペルーにも出現し、地上絵として残された、なーんてことも考えられるのですから。
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(関連)
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こめの返事は私んとこによろしくです!
UMAですかあ!
非常に興味深いですねー

てかめっちゃ詳しいですなあ!
頭よくなりそうです!
モスマンもオウルマンも姿は似ているんですが、名前の通り、モスマンはmoth(蛾)+man(人間)、オウルマンはowl(フクロウ)+man(人間)の違いがあり、一応、フクロウに似ているか蛾に似ているかで異なります。
オウルマンはイギリス、モスマンはアメリカですしね。ナスカの地上絵は南米ですから場所的にはモスマンの方が有利ですねー
私もUMA好きなのですが、
オウルマンは知らなかったので
とても参考になりました。
まだまだ知らないUMAが記載して
あったので、また遊びに来させてもらいます。
顔はすごく普通にイケてるのに
UMAファンとは
ギャップが凄いですね

ギャップがまたかっこいい

すごい初歩的なことなんですけど
UFOってほんとにあるんですかね?
こんにちは、ももちゃん@ケレさん
いくつかの説があるようですが、UFOの発着のため、というオカルトチックなものではなく、まじめな解釈では、儀式が関連しているようですね。
実際、その確率が高いとは思いますけど、オカルトチックな解釈も楽しいですので捨てがたいです(笑)
>ヒロさん
はじめまして、ヒロさん。
UMAはまだ紹介していないものもたくさんありますので、これからもどんどん紹介していく予定です。
お気軽に遊びに来てくださーい。
>凧さん
こんちはー凧さん。
そうですねー、見たことないですから僕としては何ともいえませんが、よくテレビでも紹介されるWTCのUFO動画なんか見ると、いるのかも!?って思わせますよね(笑)
WTCのUFO動画(YouTube)↓
http://www.youtube.com/watch?v=KQhA9SJXFrM&search=wtc%20ufo
ただ、オウルマンはフライング・ヒューマノイドと違って、かなり目撃者の近くで目撃されていて、かぎ爪など細かい部分も観察されているんですよね。フライング・ヒューマノイドはどちらかというと無機質的な感じがあるかと思います。
あと、中学生の頃、理科の先生がUFOはあるらしいといっていました。
そうはいっても見たことないんですよねー(笑)