■巨大貝 Part II (巨大巻貝編)■
■Giant univalve shell■
~ オーストラリアのトランペット ~
(超巨大巻貝 アラフラオオニシ 貝殻だけで80センチになります)
前回の巨大貝 Part Iでは巨大二枚貝、オオジャコガイを紹介しましたが、今回は巻貝で大きいのを見ていこうと思います。
さすがに巻貝の中にはオオジャコガイほど巨大なものはおりませんが、それでもびっくりするような巨大なものがいます。 世界最大の巻貝はアラフラオオニシです。
英名を "Australian trumpet (オーストラリアのトランペット)" といい、和名はアラフラオオニシの生息地、オーストラリア北部とニューギニアの間にあるアラフラ海 (Arafura Sea) に由来します。
捕獲された最大のものは、殻長が78センチメートル、もっとも太い部分の殻周が1メートル、重さが18キロもありました。
オオジャコガイが足糸 (そくし) で岩に張り付いているのとは異なり、アラフラオオニシはこの巨体で餌を求めて動き回ることを考えると、インパクト的にはオオジャコガイに勝るとも劣りません。
また、アラフラオオニシよりは小柄ですが "Melo Diadema" と呼ばれる巻貝もかなりの大きさに成長します。非常にボリュームのある貝で、ランドセルぐらいあるタニシを思い浮かべて頂ければイメージが沸くかと思います。
(ランドセルぐらいあります。背負いたくありませんが)
この貝は "Giant melon shell" とか "Bailer shell" とも呼ばれています。 "giant melon shell" とはそのまま「巨大なメロンのような(殻を持つ)貝」ですが、"bailer shell"とは「船に溜まった水をくみ出す貝 (bail = 船に溜まった水をくみ出す)」という意味です。
航海中に船内に入った水をバケツ代わりにこの貝を使ったことでこの名が付いたのかもしれませんし、あるいはそのようなことを想像させる貝という意味かもしれません。いずれにしても大変大きな貝です。
(ジャイアント・メロン・シェル)
~ 陸の巨大巻貝 ~
海ではなく、陸棲の巻貝、つまりカタツムリとしては、アフリカマイマイ (African giant land snail) が巨大です。
日本で目にするカタツムリなど比較にならないほどの大きさで、最大で頭のてっぺんからおしりの先までで40センチメートル、重さも1キロ前後まで成長します。雨が降った日に塀とかにへばりついているのを見たら、かなり驚くことは間違いありません。
(巨大アフリカマイマイの動画
※ 画像をクリックするとYouTubeに飛びます)
このアフリカマイマイ、毒を持っているわけではないのですが、人命に関わるほど危険な寄生虫を媒介するため、たいへん危険視されています。
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