■ムフル (ケニヤのステゴサウルス)■
■Muhuru■ (コモドドラゴン)
アフリカの恐竜タイプのUMAといえばコンゴのモケーレムベンベが有名ですが、ケニヤにもムフルと呼ばれる恐竜タイプのUMAがいます。
このムフル、剣竜、つまりステゴサウルスやケントロサウルスのような大きな背板を生やしているといわれています。 コンゴでもムビエル・ムビエル・ムビエルという凄すぎる名前のUMAが伝えられていますが、このUMAもステゴサウルスに似ているといわれています。
ただし、ムビエル・ムビエル・ムビエルは大抵水面に没しており、水面から背板のみしか見えないため、実際にはステゴサウルスに似ているのかどうか分かっていません。 ステゴサウルスが水中にいるとは思えませんので、ムビエル・ムビエル・ムビエルの正体は少なくともステゴサウルスの可能性は低いかと思います。
ムフルのほうは全体像を目撃されているといわれていますが、実はあまり詳しい情報はありません。背中にはステゴサウルスのような背板があり、棍棒のような尾を持っているといわれています。
ステゴサウルスなど、剣竜の尾には鋭いスパイクがありますが、棍棒といった感じではありません。 棍棒のような尾といえば鎧竜(曲竜)、アンキロサウルスなどが有名ですが、こちらは剣竜のような背板はありません。
ムフルの姿はステゴサウルスに似ているといわれていますが、実際、剣竜のケントロサウルスの化石はアフリカで見つかっており、恐竜の中では剣竜説が確かに有力かと思います。
ステゴサウルスでもいいのですが、敢えて鎧竜説を唱えてみようかと思います。 その理由として、ムフルの姿を「爬虫類のような怪物」と表現しているからです。
現代の爬虫類といいますと、ワニやトカゲのように地面に腹部をぴったりとくっつけて歩く印象があります。言い換えますと、「極めて体高が低い」イメージです。
ステゴサウルスは背中が大きく湾曲しており縦に平べったく、背板を全部取り払っても現世の爬虫類とはあまり似ているとは言い難い姿をしています。
(コモドドラゴン 山切りカットの背ビレさえあれば、、、)
そのため、ムフルの正体を恐竜説で考える場合、むしろアンキロサウルスなどの鎧竜などのほうが都合がいいのでは?と考えました。
鎧竜は非常に体高が低く現世のトカゲのイメージをそれほど大きく逸脱していません。 鎧竜には尾にハンマー状の突起を持っている種類も多いですし、また、体高が低いことも人目につきにくいという点で都合がいいかと思います。
背中から尾にかけて生えている「背板」の問題が残りますが、鎧竜の背中に生えているスパイクが非常に発達して背板のように見えた、と強引に考えることもできます。
上記のようにムフルの正体を恐竜で考えた場合、鎧竜で考えてみましたが、恐竜の生き残りよりは未発見のトカゲと考える方が更に確率は高いと思います。
ということで、鎧竜のような姿をしたトカゲ、具体的にはコモドドラゴン(コモドオオトカゲ)の背中に背板のような大きなヒレが生えているトカゲの存在を期待したいと思います。
みなさんもいろいろとムフルの姿を想像してみてください。
↓気に入って頂いた方はクリックして頂けると嬉しいです
人気 blog ランキング でオカルト・ホラーサイトを探す
>> FC2 ブログランキング (オカルト・ホラー)
>> 面白サイトランキング
(関連)
■ ムビエル・ムビエル・ムビエル
■ ホラディラ
■ リフトバレー・モンスター
■ ジャイアント・モニター (メガラニア)
■ チリで目撃された謎のトカゲ
■ 6メートルの巨大トカゲ "ゴウロウ"
UMA一覧へ
トップページへ