■Champ (Lake Champlain monster)■
~ アメリカ版ネッシー ~

チャンプはアメリカのシャンプレーン湖 (Lake Champlain) に棲息する巨大な水棲UMAで、細長いヘビのようなクビ、また背中にはコブをもつことから、アメリカ版ネッシーと呼ばれることもある古典的UMAのひとつです。
シャンプレーン湖は、細長い形状こそネス湖に似ていますが、周囲200キロメートルとネス湖の約16倍の表面積をもつ巨大な湖です。
ただし、平均水深はネス湖が約130メートルあるのに対し、シャンプレーン湖は19.5メートルと浅く、最大水深もネス湖の平均水深にも及ばない120メートルほどです。

(シャンプレーン湖)
シャンプレーン湖はフランスの探検家、サミュエル・ド・シャンプレーン (サミエル・ド・シャンプラン) にちなんで命名されました。
彼は1609年、体長3メートルほどの巨大魚 "シャウザルー" がシャンプレーン湖にいることを先住民族から聞き、実際に彼自身、大きな魚を目撃しました。
サミュエルが目撃した巨大魚は1.5メートルほどで、銀灰色の非常に堅い鱗 (うろこ) で全身が覆われており、体長の半分が頭部で細かく鋭い歯がぎっしりと並んでいたと、記しています。サミュエルが目撃したのはおそらくチョウザメであるといわれていますが、アリゲーターガーなど、ガーパイクの一種の可能性もあります。
残念ながらサミュエルは、このシャウザルーを目撃したのと同じ年にネイティブ・アメリカンのイロコイ族に襲われ命を落としました。

(チョウザメフィッシング (2.4m) の動画。リリースします
※画像をクリックするとYouTubeに飛びます)
チャンプの体長は7~12メートル、細長いクビの先には馬のような頭部があり、ヒゲのようなものも目撃されています。クビにはタテガミ、体色は黒灰色をしているといわれています。ヒゲがあるという点に注目すれば、チョウザメを誤認した目撃情報が含まれている可能性があります。

(チャンプ動画
※画像をクリックするとYouTubeに飛びます)
クビを湖面から出した姿がビデオ (上の動画とは異なります) に納められており、ネッシーのような体型をしているといわれています。
ちなみに、ネッシーのプレシオサウルス生き残り説に対抗するかのように、チャンプにはタニストロフェウス生き残り説を日本の某テレビ局によって (強引に) 唱えられたことがあります。今ではまったく忘れ去られた説ではありますが、、、
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