■プレッシー (スペリオル湖の怪物)■
■Pressie (Lake Superior monster)■
(プレッシーの体の一部?
※ 画像をクリックするとYouTubeに飛びます)
~ スペリオル湖に潜む怪物 ~
カナダとアメリカの国境線上にある、世界でもっとも広大な面積を持つ淡水湖、スペリオル湖で目撃される怪物、通称プレッシーを紹介したいと思います。
「プレッシー」という愛称自体、ネッシーと名前が似ていることからも、ネッシーブームに便乗して?、比較的最近になって命名されたものと容易に想像が付くかと思います。
しかし、プレッシーの目撃情報は意外に古く、少なくとも今から200年以上も前の1700年代後半から目撃の記録が残っています。
ただし、過去に目撃されたプレッシーと近年になって目撃されるプレッシーを同一視するのはいささか難があるのは確かです。今から100年ほど前の、1900年前後を境にして別々の生物と考えた方が良さそうです。
~ 湖の人魚? ~
まずは初期に目撃されていたスペリオル湖の怪物を見ていきましょう。
1700年代後半、この湖で目撃された怪物のもっとも古い記録に残っているものは、いわゆる「ネッシータイプ」の巨大生物ではありません。
それは人間サイズであり、現代でしたら「人魚」と呼ぶのが適当と思われる生物でした。海の人魚伝説は多いですが、湖の人魚伝説とは珍しいといえます。
人魚のイメージといえば、一般的には若くきれいな女性を思い浮かべますが、スペリオル湖に現れた人魚は「男の子」だったといいます。
ネイティブ・アメリカン/カナディアンは、この人魚のような生物を「水の精霊」と呼び敬っていました。
人魚の誤認といえばジュゴンですが、海ではありませんから、ジュゴンの誤認ではありません。また、スーペリア湖はマナティの生息域よりもかなり北方ですから、マナティを誤認したものでもないでしょう。
その特徴から野生動物とは考えにくく、おそらく先住民族たちの民間伝承と考えて問題ないでしょう。
~ 現代のプレッシー ~
(2004年に撮影されたプレッシー)
(拡大写真)
19世紀末になると、この民間伝承的的な生物とはまったく異なる生物が目撃されるようになります。
このころから目撃されるようになった生物は、いわゆる本当の意味で「未確認生物」的で、「プレッシー」という名で呼ばれるにふさわしい姿に形を変えます。
カナダで目撃される多くの水棲UMAがそうであるように、プレッシーはシーサーペントタイプ、つまりウミヘビのような細長い体型をしているといいます。
スペリオル湖にはチョウザメも棲息していることから、巨大なチョウザメを誤認した目撃もおそらく含まれていると考えられます。
一説には、五大湖のひとつであるエリー湖で目撃される水棲UMA、ベッシーと同一の生物ではないか?ともいわれています。
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