■巨大ミミズ Part II■
■Giant earthworm Part II■
(長さ1.4メートル、直径1.1センチの巨大ミミズ)
~ アメリカの巨大ミミズ ~
さて今回は巨大ミミズPartIIです。
特にPartIとはつながっていないのですが、巨大ミミズファンの方は巨大ミミズ Part Iもご覧ください。
今回は、北アメリカ大陸に棲息する巨大なミミズたちを取り上げていきたいと思います。
前回同様、ミニョコンなどのUMA (未確認生物) ではなく、実在するミミズのお話です。
~ オレゴン州の巨大ミミズ ~
トップバッターはアメリカはオレゴン州の巨大ミミズ、その名もオレゴン・ジャイアント・アースワーム (Oregon giant earthworm)、そのまんまですね。
このミミズもかなりでかいです。大きなものでは体長が1メートル近くにもなり、直径も2センチ以上に達するといわれており、ミミズとしてはかなり太い部類に入ります。
(こちらは60センチ以上はありそうな巨大ミミズです)
これだけ大きなミミズですと、オレゴン州の人はイヤでも目にしてしまいそうですが、個体数が著しく少く、滅多に目にすることはないようです。
21世紀に入ってから発見されたミミズで、まだ発見から100年も経っていないと聞けば、どれほど目にしないか想像がつくかと思います。
上記の通り、個体数の少なさから人目に触れることの少ないミミズですが、発見が遅れた理由として、このミミズが通常のミミズよりも地中深くに棲息していることが挙げられます。
雨期を除き、5メートル近くまで潜っているといわれておりますが、おそらくモグラをはじめとする天敵たちから逃れるためと想像されます。
このオレゴン・ジャイアント・アースワームの学名は、"Driloleirus macelfreshi (ドリロレイラス・メイスルフレッシ)" という名前で、driloleirusは「百合の花のような」というミミズの学名とは思えないすてきな名前をしています。
掴まれたり、つつかれたり、とにかく刺激を受けると、このミミズは「百合のような芳香」を放つことに由来するといわれています。
さて、この希少なミミズ、オレゴン・ジャイアント・アースワームですが、最近は滅多にどころかまったく目撃されておらず、最後に目撃されてから20年以上の月日が経過しています。
農薬散布などによる土壌の悪化に伴い、絶滅してしまった可能性もあり、少なくとも絶滅に瀕していることは確かです。幻の巨大ミミズといえます。
~ ワシントン州の巨大ミミズ ~
さて次に登場するのが、オレゴン州の巨大ミミズ、ジャイアント・パルース・アースワーム (Giant Palouse Earthworm) です。
前回紹介したオーストラリアの巨大ミミズ、ジャイアント・ギプスランド・アースワームの学名はメガスコリデス・オーストラリスといいますが、そのミミズと同種と考えられ、当初、メガスコリデス・アメリカヌス (Megascolides americanus) という学名が与えられました。
(こちらは長さもそこそこですが太いミミズです)
しかし、のちの研究によって、先に紹介したオレゴン・ジャイアント・アースワームなどと同種のドリロレイラス属に近縁と考えられ、Driloleirus americanus (ドリロレイラス・アメリカヌス)に改名されました。
大きさも、「百合の芳香を放つ」こともオレゴン・ジャイアント・アースワームとうり二つのミミズです。
こちらはオレゴン・ジャイアント・アースワームよりもずいぶん早く発見されている巨大ミミズですが、こちらの個体数も恐ろしく少なく、絶滅に瀕しています。
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