■ファンドレフィアラ■
■fandrefiala■
(こちらフライングスネーク)
~ マダガスカルの伝説のヘビ ~
アフリカ大陸の南東に浮かぶマダガスカルには、奇妙なヘビの噂があります。
そのヘビの名はファンドレフィアラ、からだは決して大きくないものの、とても狡猾なヘビとしてマダガスカルの住民たちは恐れているといいます。
どういったヘビなのか見ていきましょう。
~ 待ち伏せをする ~
ファンドレフィアラは、コブラやガラガラヘビのように猛毒を持っているわけでもなければ、アナコンダのように巨大なわけでもありません。
にもかかわらず、ファンドレフィアラはとても恐ろしいヘビだといいます。
それは、ファンドレフィアラの狩りが独特であるからだといいます。かれらは樹上性のヘビで、狩りはもっぱら木の上で行われます。
木の上に上ったファンドレフィアラは、ただひたすら、その木の下を通る獲物を辛抱強く待ち続けます。
運悪くかれらの待ち伏せする木の下を通った「犠牲者」は、木の葉が舞い落ちてくるのに気付くことでしょう。
舞い落ちる木の葉の数は、きっかり3枚だといわれています。
~ 木の葉の効果 ~
風もないのに舞い落ちる木の葉を見て、人は怪訝に思い足を止めるかもしれません。
そこで足を止めなければ、この怪物の攻撃を被ることはないでしょう。しかし、もしそこで木の葉が舞い落ちてきたのに気付き、頭上を見上げたなら、それはファンドレフィアラの罠にかかったことを意味します。
ファンドレフィアラは頭部の先端が槍のように尖っているといいます。
頭上を見上げたとき、目に入ってくるものは、身体を槍のように硬直させたファンドレフィアラの姿でしょう。槍のような鋭利な頭部は犠牲者の身体を貫き、ファンドレフィアラの餌食となってしまいます。
(マダガスカルは不思議な生き物がいっぱいです。マダガスカルヘラオヤモリ )
その衝撃は凄まじいといわれており、時としてファンドレフィアラ自身も死ぬことがあるといわれています。
~ 実在するファンドレフィアラ ~
こんなヘビが実在するとは思えません。
木の葉が落ちてくるのを気にとめるのはおそらく人間しかいないでしょう。他の野生動物はきっと目もくれません。
つまりファンドレフィアラは、人間のみを狙っていることになります。
小さな体で、人間のような大きな動物を狙う必要はありません。
ところが驚いたことに、このファンドレフィアラは実在します。
ファンドレフィアラは学名を "Ithcyphus miniatus" というマダガスカルのヘビで、伝説のように樹上生活をするヘビです。
実際のファンドレフィアラは、人間にはまったく無害であり、それは完全な作り話 (民間伝承) です。
マダガスカルの森を歩いているとき、風もないのに木の葉が落ちてきたら、それはファンドレフィアラかもしれません。
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