■Sluglike snake■

ナメクジヘビとは、1980年代、パラグアイのチャコ(Chaco)で目撃されたヘビのような生物です。
正確には『ナメクジのようなヘビ(sluglike snake)』ですが、語呂が悪いので、単にナメクジヘビと呼ぶことにします。ですのでslug snakeと呼ばれるヘビの仲間もいますが、それら既存のヘビとは全く関係ありません。
しかしこのUMA、その特徴を聞くと一般的に目にするヘビとはかなり容姿が異なるようです。ナメクジヘビの頭部はイヌに似ており、尾には毒針のようなスパイクを持っているといわれています。身体の大きさもウマほどもあるということから、その名前とは裏腹に、ヘビ特有のスマートさは持ち合わせていないようです。
腹足類のUMAとしては、巨大ナメクジ、ムリロがいますが、万一、触角部分がイヌの耳に見えたとしても、ナメクジの頭部全体の印象がイヌのイメージを与えることはないと思われます。ですので、ナメクジヘビの正体がヘビではなくナメクジである可能性は低いと思われます。

尾に毒針がある生物といえば、エイが真っ先に思いつくかと思います。エイは淡水棲、海水棲問わず、尾に毒針を持っています。しかしエイはヘビとはかけ離れた姿をしていますので、こちらもナメクジヘビの正体とは考えられません。
一説には巨大なナマズを見間違えたのではないか?ともいわれています。ナマズの仲間にも胸ビレなどに毒針を持つものがいますし、姿もエイよりはほっそりとした姿をしていますので、こちらの可能性は十分考えられると思います。ただしナマズを見てヘビと感じるかどうかを考えると、かなり疑問ではあります。

身体の特徴から考えると、一般的な水棲UMA、特にシーサーペントタイプのものと大差がないですので、実は他の湖などで目撃されるUMAと同種のものかもしれません。
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