■Tessie (Lake Tahoe monster)■

アメリカ、カリフォルニア州とネバダ州にまたがるようにタホ湖(Lake Tahoe)という大きな湖があります。
タホ湖はとても深い湖で、最深部は500メートル近く(500メート以上とも)もあり、北米ではクレーター湖(クレーターレイクモンスター参照)についで深い湖です。また深いだけでなく、非常に透明度の高い湖で、透き通るように綺麗です。
(タホ湖)
このタホ湖の怪物、テッシーも、他の北米・カナダの湖同様にネイティブ・アメリカンの伝承が元になっています。テッシーは、タホ族とペイウテ族(Paiute)に伝わる怪物です。
テッシーの目撃が報告されるようになったのは、1970年代からです。目撃証言を総合すると、テッシーは体長は平均して3~5メートル(最大の目撃証言は18メートル)、体はヘビのように細長い姿をしているということです。
フランスの海洋学者、ジャック・クストーはタホ湖の湖底調査をしたおり、謎の怪物を画像に納めたといわれています。しかしクストーは、その写真の公表を拒みました。クストー曰く「公衆にとってこの怪物は刺激的過ぎる」という理由で。
テッシーの正体として巨大なチョウザメ、アメリカカワカマスが候補に挙がっています。テッシーの目撃情報が、すべて同一の個体のものとは思えませんが、その中に非常に大きな生物によって、ボートに噛みつかれたという事件があります。その傷跡には鉛筆が通ってしまうほどの大きな穴が開いていたということで、歯のないチョウザメの誤認ではない、ともいわれています。
そこで、チョウザメに代わり候補に挙がってきたのがアメリカカワカマスです。アメリカカワカマスは、大きいもので体長が1.5メートル以上にもなる非常に大きな淡水性の魚で、アメリカ各地の湖に棲息しています。最大のものでは2.1メートルのものが捕らえられたともいわれています。性質がどう猛で、鋭い歯もあることから、テッシーの正体とも考えられています。
一番あり得そうなのが、上記二つの複合説です。つまり大きなテッシーを目撃したのはチョウザメで、攻撃的なテッシーを目撃したのはアメリカカワカマス、という考え方です。
(アメリカカワカマス)
しかし決定的な証拠を持っているといわれるクストーが、そのフィルムを公開したとき、これらの説は覆るかもしれません。
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