■エフィンハムの怪物■
■Effingham sea monster■



これは、1947年、カナダ (ブリティッシュ・コロンビア州)、バンクーバー島のエフィンハムに流れついた怪物の死骸です。

写真では分かりづらいですが、この死骸はとても大きいもので、12メートルもあります。首長竜を思わせる、長い頸骨・背骨も直径15センチメートルと、かなりの太さです。

この怪物の死骸が流れついたのが、キャディ (キャドボロサウルス) の目撃が多発する同じブリティッシュ・コロンビア州ということもあり、キャディの骨ではないかと期待されました。 
 
エフィンハムに流れついた怪物の頭骨も、キャディに似たヒツジのような特徴を持っており、細長いからだを含め、全体的にキャディを彷彿とさせるものでした。

しかし、これも他の漂着死体同様に、ウバザメの骨格と断定されました。

ただし通常のウバザメの脊椎骨は105～115個ということですが、エフィンハムに打ち上げられたこの死骸の脊椎骨は、それよりも多く、145もあったそうです。

また、通常のウバザメは大きくても10メートル以下 (正式に確認されている最大のウバザメは約9メートル、未確認ですが最大15メートルぐらいになるのではないかと推測されています) で、この死骸がウバザメのものとしても、12メートルというのは記録的に大きいことが分かります。

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