(ハテナ)
筑波大の研究チームが、和歌山県の砂浜で、植物と動物の特徴を併せ持つ"半草半獣"の生物を発見し、『ハテナ』と命名したそうです。なかなか良い名前をつけましたね。
ハテナは特定の藻類を食べることによって、植物を体内に取り込み、今度はその藻類の葉緑体で光合成を行い生活するという生き物だそうです。大きさは直径約30マイクロメートル(100分の3ミリ)、分裂して増殖するそうです。
分裂するときは体内の葉緑体をどちらか一方が引き継ぎ、葉緑体のない個体の方には、藻類を体内に取り込むため、捕食用の口が出現するそうです。おもしろいですね。
これを聞いて連想したのがコンボルタです。コンボルタはハテナよりもずいぶん大きいですが、それでも6ミリメートルほどの大きさで、特定の藻類を海水から摂取し、共生します。 (コンボルタ)
十分に藻類を取り込むと、体は緑色になり、また藻類の摂取もやめてしまいます。今度は体に取り込んだ藻類の光合成によって得られるデンプンを栄養源にして生活します。この段階になると、藻類を取り込む口はなくなってしまい、光合成のみの生活になります。
しかしこの光合成によって栄養を得られる生活も、そう長くは続きません。得られる栄養の量は日に日に減っていくからです。今度は体に取り込んだ藻類を食べることによって栄養を補います。 最後の藻類を食べてしまうと、もう栄養を摂取する方法がありません。口はすでになくなっているからです。コンボルタはそのまま餓死をしてしまいます。
コンボルタは6月に卵を産んでいますので、その卵が次の年の春に孵化し、親と同じ生活を始めます。
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