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発光する生物 Part III (コウモリダコ)
■発光する生物 第3回 コウモリダコ ■
■Vampire Squid (Vampyroteuthis infernalis)■

~ イカなのかタコなのか? ~

 

コウモリダコは水深600~900mという深海に棲息する、腕を含めた大きさが10センチから、せいぜい30センチ程度の小さな生物です。和名は「コウモリダコ」と「タコ」になっていますが、英名は "ヴァンパイア・スクイッド (Vampire Squid)" 、つまり「吸血イカ」と、タコではなくイカになっています。

で、学名を見てみると、 "Vampyroteuthis infernalis" で、日本語に訳すと「地獄の吸血イカ (Vampire squid from Hell)」という意味になるそうです。 名前に「吸血」とか怖い単語がついていますが、別にそんなことはなく、人間に対してもまったくの無害です。見た目も、怖い、というよりはかわいい感じです。

さて、学名に「イカ」とついているぐらいですから、タコではなくイカということなのでしょうか?姿を見ると、微妙ですが、タコっぽい印象を受けます。しかし、イカのように外套 (がいとう - 胴体部分) に大きなヒレがあります。しかし、メンダコジュウモンジダコのように少ないながらもヒレを持つタコもいることはいます。


(真上から見たところ。腕が8本というのが分かります)

脚の数を見てみましょう。脚の数は8本です。ということはタコでしょうか?しかし8本の脚とは別に1対2本の細長いフィラメントがあることに気付きます。これは触腕 (しょくわん - イカのエサを取るための腕) が変化したものと考えれば、イカの特徴です。しかも、産まれて間もないコウモリダコは、将来フィラメントになる部分も、他の腕と変わらない形をしており、10本の腕を持っているように見えます。


(2本のフィラメント。螺旋状にくるくる巻いています)

しかし、腕が8本だとしてもタコと決めつけるわけにも行きません。テカギイカの仲間のマッコウタコイカというイカは、名前の微妙さから推測出来るとおり、腕は8本だからです。マッコウタコイカも成長途中に触腕が失われただけであり、もともとは10本の腕があります。姿も典型的なツツイカ (外套部分が筒状になっているイカの仲間) で、こちらは文句なく「イカ」です。

さて、考えるほどイカなのかタコなのかさっぱり分かりません。イカなのか、それともタコなのか、どっちなのか?といいますと、厳密にはどちらでもないのです。



コウモリダコは現世のイカやタコの仲間が現れる以前から存在していた生き物で、いわゆる「生きた化石」といわれる原始的な特徴を体にとどめた生物です。

タコとイカの共通の祖先に当たり、つまり、タコとイカに分岐する以前に存在した頭足類ということになります。言い方を変えれば、タコであり、イカでもある、といったところでしょうか。 体の構造自体はタコに近いと言われています。

~ 発光器 ~


(外套部分と腕の先端の発光器を光らせているところ)

外套部分に4つ、そして各腕の先端に発光器官を持っています。特に外套に付いている4つの発光機関はサーチライトのようです。敵に襲われたときに明滅させて、自分の姿を不明瞭にさせ、敵を混乱させると考えられています。

その他にも腕のスカート状になっている部分を裏返しにして、体全体 (外套部分) をすっぽりとくるんでしまったりします。こうすると腕に付いている鉤状 (かぎじょう) の突起 (ヒゲ) が外側になるので、防御するのにも役立つのかもしれません。


(腕には鉤状の突起 (ヒゲ) が付いています)

その代わり、といってはなんですが、イカやタコのように墨を吐くことは出来ません。もし墨を吐く能力があったとしても、光の届かない深海では、目くらましの墨はほとんど役に立たないかもしれません。

普段は黒っぽい茶色ですが、赤や紫に体色を変えることが出来ます。 イカは通常、自分の体に取り込んだ海水を漏斗 (ろうと) から勢いよく吹き出すことによって進み、頭のヒレは舵取りの役目をする程度です。

しかしコウモリダコの場合、このウォーター・ジェット方式で泳ぐことが出来ないため、外套部分のヒレを羽ばたかせて使って泳ぎます。 こんな小さなヒレですが、意外に早く泳げるようです。

またイカの血液は無色なものが多い中、コウモリダコは青い血液を持っています。 食性は詳しくは分かっていませんが、小魚などを捕まえて食べているのではないかと考えられています。



<この記事のURL>  
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