■Selma■
~ 北欧に伝わる伝説の怪物 ~

ノルウェーのシヤン湖 (Lake Seljordsvatnet) にはセルマという巨大な水棲獣が棲息しているといわれており、現在まで100件以上というたいへん多くの目撃情報が寄せられています。
シヤン湖は長さが14キロメートル、幅が1.8キロメートル、最深部が147メートルという、細長くそしてとてもきれいな湖です。もっとも古い目撃情報は、今から250年あまりも遡った1750年代といわれています。
セルマの体長は10メートルぐらいで、シーサーペントタイプの細長い身体、もしくはワニのような体型をしているといわれています。同じヨーロッパということもあってか、ネッシーと比較されることも多いセルマですが、目撃情報で判断する限り、その両者の姿は似ているとはいえません。
1999年に撮影されたセルマと思われる映像を確認したGUST (Global Underwater Search Team) も、セルマの大きさは10~15メートルもある巨大なアナコンダのような生物と考えています。GUSTとはネッシーなど水中の未確認生物の調査をしている研究チームです。
2000年に、GUSTのヤン・サンドバーグ指揮のもと、トータル250時間にわたって、コメットと呼ばれる6メートルもあるチューブ状の罠を使ってセルマの生け捕り作戦が実行されたことがあります。残念ながら、セルマの捕獲は成功しませんでした。
この調査において唯一の収穫といえるのは、奇妙な波が観測されたことだけでした。収穫がないと、得てしてこのような不確定な情報に飛びつきたくなるものですが、GUSTはその波についても、安易にセルマと結びつけようとはしませんでした。
逆にこのような姿勢こそGUSTがいかにまじめに取り組んでいる証拠を物語っていると言えるのではないでしょうか。
この作戦において、セルマの存在を明確にするデータを何一つ得られなかったGUSTですが、セルマの存在に疑いを持ったわけではありません。彼らはいつの日かセルマの正体が明らかになるものと確信しています。
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