■アノマロカリス■
■Anomalocaris■
〜 スカイフィッシュとアノマロカリス 〜
謎の飛行系UMA、スカイフィッシュの正体は「進化したアノマロカリス」ではないか、と、一時期騒がれたことにより、アノマロカリスの名はUMAファンにとっても一気にメジャーな存在となりました。
ただし、アノマロカリスとスカイフィッシュは、その姿が似ていること以外になんの根拠もなく、スカイフィッシュの説としてはあまり説得力のないものですが、この魅力的な生物を世間に広めるのに一役買いました。
(◆BBC ウォーキング with モンスター〜前恐竜時代 巨大生物の誕生より)
〜 奇妙なエビ 〜
アノマロカリスは「奇妙なエビ (= strange shrimp)」という意味で、その復元された姿を見ると確かに一見エビとかシャコのような姿をしています。
しかしこの一見ぴったりの名前は単なる偶然によるものです。アノマロカリスという名は頭部から伸びる牙のような捕食肢に対してつけられた名前です。
捕食肢に名前が付けられるとはそれこそ奇妙ですが、これは捕食肢部分のみが発見され、からだの一部ではなく、それ自体がエビのような生物と考えられていたからです。
これはアノマロカリスの体があまりに大きく、からだの各部分がバラバラに化石化してしまったことが大きな理由です。
(アノマロカリスの触手, 確かにこの部分だけ発見された場合、エビの化石と考えても決しておかしくありません)
また、当時の生物はほとんどが数センチ程度の小さなものばかりであったため、捕食肢だけで10センチもあるような生物が存在するとは思われていなかったことも理由に挙げられます。
しかもこの「アノマロカリス」と命名された捕食肢の部分には節とトゲがあるため、まさにエビのような姿に見えてしまったわけです。
アノマロカリス Part II に続く
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(関連)
■ 誤認・絶滅動物
■ アノマロカリス Part I, Part II
■ 妖精エビ (アノマロカリスのような新種のエビを発見)
■ スカイフィッシュ
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